社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
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人との対話で扱ったことを考え
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今日の報告

2006-07-31 22:33:28 | Weblog
今日は大阪の私立高校でコーチングのセッションをやりました。

高校の特進コースの先生が集まってコーチングの勉強をしました。

若い先生が多くて興味深かったですね。

コーチングの技法、入職されると時にやるといいのでしょうね
命令口調が習慣になる
短期間にそうなりますからね

学校の先生が
自分のことを「先生」といわなくなる
その日が待ち遠しいのです。

生徒に向かって
自分のことを
「先生はうれしいよ」をおっしゃるのです。
おかしいですよね。

これを軌道修正したいです。
「私」とか「ぼく」とか言うのがいいと思います。

こんなことを考えながら
明日も学校でコーチング・セッションです。

サービスの通商摩擦って

2006-07-30 13:29:02 | Weblog
今日の日経新聞の「けいざい解読」というコラム(3面)
興味深い内容だったので紹介します。
が、俺流解釈が入っていますからご用心。

世界の国内総生産(GDP)の3分の2はサービスが占めている
世界貿易の取引額の20%はサービスである

この二つの事実は認識を変えないといけないということ
「農業」でWTOは紛糾している
「工業」はWTOでは終わったのか?どうなのでしょうね。
そして「サービス」
これについてはWTOは今のところ何もなし。
農業が優先されてサービスの話にならないのだそうです。

WTOのサービスについての摩擦もひどいのだそうです。
中身はこんな具合です。

サービスの交易には4つのモードが考えられているのだそうです。
モード1:消費者も提供者も自分の国内にいてサービスを依頼する
モード2:消費者が相手国へ出かけて消費する。ホテルに泊まるとか、ですね。

モード3:提供者が消費国へ出かける。銀行が営業拠点を作る、というようなもの。
当然、先進国が強い分野。先進国はこの自由度を高めたいと願う、主張する。

モード4:サービスをする人が出かけていってサービスをする。
フィリピンの看護師が日本に来て仕事する、というパターン。
後進国が強い分野。後進国はこの分野の自由化を主張する。

グローバル化が進んだ世界経済は正に「知識社会」
が、これは後進国での話し。

先進国は今もう「感動社会」
双方の社会が違っている

よって益も違う。

昔、ヨーロッパが工業力で世界を支配したように
今、先進国が「感動力」で世界を支配しようとする

日本のアニメ、韓流の映画、ハリウッドの映画
ヨーロッパの文明遺産
そしてサービスのノウハウ(ホテル、外食、マクドナルド、イチロー)

そんな世界に住んでるんですね。
なにを、どうする?という質問、どんな答えを用意しますか?

「ハイ・コンセプト」のノートを作ったよ

2006-07-29 22:32:33 | Weblog
「ハイ・コンセプト」読了したので
主要なところをノートしました。

紹介します。


ダニエル・ピンク著大前研一訳「ハイ・コンセプト」
  メインテーマ:「ハイ・コンセプト」「ハイ・タッチ」

時代が変わった 2000年頃
3つの原因
①豊富さ
②アジアへのナレッジワークの移行
③思考オートメーション

自分の仕事についての3つの質問
1 他の国なら、これをもっと安くできるだろうか
2 コンピュータなら、これをもっとうまく、早くやれるだろうか
3 自分が提供しているものは、この豊かな時代の中でも需要があるだろうか

6つのセンス
①「機能」だけでなく「デザイン」
②「議論」より「物語」
③「個別」より「全体の調和」   専門力ではなく総合力
④「論理」ではなく「共感」   話を聞く力
⑤「まじめ」だけでなく「遊びこころ」
⑥「モノ」よりも「生きがい」


単語数50個のミニミニ小説を作る

全体像を見る能力:各関係の間の関連性をつかむ
ホリスティック(全体論的思考)、  システム思考、  ゲシュタルト思考
(アドラーの人間関係論、小笹社長の関係の問題がある論)

ダニエル・ゴールマン
 「人は感情を言葉で表すことはめったにない。他の手段で表す場合のほうがはるかに多い。理性的な精神の表出は言葉であるが、感情の表出は言葉によらない」
 表出の多くは顔で行われる。

21世紀初頭、いくつかの要因が集まり、かってないスケールで「生きがい」を追求しようとする状況が生まれた。

セリグマン
 「人が追求せずにいられない、第三の幸福の形がある。それは意義の追求(ミーニング)だ。自分の最も得意とすることを知り、それを自分よりも大きな何かのために活かすことだ。」

書籍の紹介:ダライ・ラマ こころの育て方     フロー体験:喜びの現象学

MITフランク・レヴィ、ハーバード大学リチャード・マーネイン
「新しい分業:コンピューターがつくり出す次の世代の雇用について」
 コンピューターの発達で人間の技能の中で2つのカテゴリーの価値が高まった。
 1つ目:エキスパート思考(決まった解決策が存在しない新しい問題を解決すること)
 2つ目:複雑なコミュニケーション(説得、説明、その他の方法で情報についての特定の解釈を伝えること)


関心を持った方は本読んでみて下さい。

他人を見下ろすこと

2006-07-28 19:32:39 | Weblog
速水敏彦 名古屋大学大学院教授が出されている本を読みつつあります。
「他人を見下す若者たち」という講談社現代新書です。

速水教授は教育心理学の先生で
外発的動機と内発的動機の関連を調べておいでになる先生ですから、
これは「モチベーション」の本なのです。

本の冒頭に
他人を見下すのは「仮想的有能感」を持つからだという言葉が
あります。

バーチャルな有能感ですぞ。
有能感は体験を下に生まれていますよね。
成功感が元になっていますよね。
それがない有能感

できもしないのにできる、と思っている
そしてその感覚を基準にして
他人を評価する

本の冒頭部分に
自尊感情という言葉も出てきます。
自分への満足感や自信をいうのだそうです。

自尊感情がなくて
仮想有能感がある人はどんなことを言い、
自尊感情があって
仮想有能感がある人はどんな言動をするのか

とっても興味がありますね

それと仮想有能感というのがどのようにして生まれるのか
も興味を持ちます。

今から読み進めばわかるのでしょうね。
来週、コーチングのロードをやります。
大阪、北九州、福井と5日間、学校でのコーチング・セッションをやるのです。
その間、夕方とか暇なので学習します。

今後の報告、期待してください。

ところで問題は
「おれはすべての面で優れている」という感情ですよね。
「おれはこの点は優れているが、この点では訓練の必要がある」
という感覚が健全なのではないかと思うのです。

このあたりも一緒に学習しますね。

ではでは・・・。

脱情報化時代

2006-07-27 07:10:05 | Weblog
今日は東京へ行きます。
PC無しの出張をしたいので、
朝、投稿しておきます。

大前研一訳「ハイ・コンセプト」を読みました。

「情報化時代」が過ぎて
「コンセプチャル時代」になる。
その時代に要請される人材特性は何か

これが本の主題です。

驚いたのは
「情報化時代が終わった」という見方。
情報を中心にした時代が終わった。
情報はどこにでも捨てるようにある
その情報をどのように統合化して役立てるか
その手法こそが価値になる時代である

それをもたらしたもの
1)豊かな社会
2)アジアへのナレッジワークの移転
3)コンピューターによるオートメーション

この見識、なるほどと思います。

そして人材特性
6つの感性といわれ

1)機能だけでなく「デザイン」
2)議論より「物語」
3)個別より「全体の調和」
4)論理ではなく「共感」
5)まじめでなく「遊び心」
6)モノよりも「生きがい」

どうでしょうか?
事実を調べるといいのでしょうが
感覚的には「納得」ですよね。

問題は
「左脳も右脳も」という点でしょうか
訓練に参加できますか?

「我自信有り」っていいたいですよね。

「君はもう次の時代にはいない」って言わないでくださいね。

では、東京へ行ってきます。
夜は「送別会」です。

頚椎に問題あり

2006-07-26 20:21:13 | Weblog
昨日の続きで、いいですか?

痺れの原因
両手両足の場合は骨に異常が起きて
神経が圧迫される
これだそうです。

物語はあるのですよ
まず、朝7時半、有名な脳神経外科の病院へ行ったのです。

受付があって
「手に痺れが」といったら
「脳神経外科ですね。受付8番です。この書類を書いてください」

受付札をもらって帰宅
それも上り坂を30分のウーキング
(ということは行きは下り坂30分のウーキング)

再び、病院。
看護師さんが血圧はかって、握力を測って
そして、 いろいろ聞くのです。
「しびれる?それは整形外科でしょう」
「受付で・・・」
「(あいつまた)声は聞こえなかったのですが僕が察した」

MRIの検査
X線撮影
エコーでの血流状況検査

10時に始まって
12時15分終了

全部の写真が集まって
院長先生の診断
「脳はきれいですね」
「そうですか?働きは鈍いのですが」
「それはあなたの使い方が悪い」
「そうなんですか」

「問題はここかな。上から5番目の骨、出てるの見えるでしょう。
 ヘルニやってやつですね。でもこの性じゃない。
 多分血でしょう。整形外科の先生のも見てもらいましょう」

「5番目の骨だよね。でもしびれはないのじゃないのかな。
 まあ問題はまだないとおもうけど」

糖尿でしょうか?
それなら治療法があります。
ということで13:10病院を後にしました。

「安心安心。脳梗塞はなし。長島さんにはなれなかった」
それで、血はどうするのですか?

これから考えます。
皆さんもしびれにはご用心。
若くてもなるらしいよ、「早ボケ」ですよ。
ご用心ご用心!!

異常

2006-07-25 22:14:52 | Weblog



石塚画伯の絵をもう一枚
これは水彩画で
秋田県角館の武家屋敷のさくら
(先月、ここに行ってきました。勿論さくらはありませんでした)


手足にしびれを感じるのです
今朝、ウォーキングをしながら考えました。
その原因を。

それは医者のする仕事ですかね。
素人でも考えます。
浮かんだのが「脳梗塞」

長島茂男さんがやったあれ。
60歳を超えているのですから
ありえます。

そういえば
僕の父親が倒れたのが64歳かな?
兄弟は誰も倒れていないから
大丈夫かな。
(これは非論理的)

明日脳外科のお医者さんへ行ってみます。
蛇が出るかどうか?

これは糖尿病、って言われても最悪。
まだまだ元気なのだから。

今日は寝酒のみ。
おやすみなさい。

「くすぐる」「共感する」「許す」

2006-07-24 23:22:12 | Weblog


これは秋田在住の石塚邦夫画伯の絵です。
南ヨーロッパの風景のようですが
この絵が好きです。

朝の街
行商の人が働きだして
街の向こうに朝日が昇っている
そんな絵に見えます

昨日から今日
秋田にいってきました

その秋田で聴いた話です

昨日23日の深夜、NHK教育の番組で扱われた放送
「くすぐる」ということが通じるのは人間の進化過程で
どこからか?

さるはくすぐってもくすぐったがらない
こそばゆいはオランウータンからなのだどうです

そしてくすぐられてくすぐったく感じる脳と
他の人に共感するときの脳は
同じところで反応するのだそうです

それは他人が親しく親しく近づくことを「許す」感覚と同じだというのです。
「共感」と「許す」
これが同じだと知って感動を覚えました。

許す
これが人格のレベルを決める
この認識が今まで持っていて認識です

共感の幅と許しの幅
同じなのです。

許す、は難しいですが
共感する、はできそうです

そう考えると人格を高めるのは
少しずつですが
できる気がしてきます。

きょうはすごい気づきをもらいました。

気づく、結構そこらに転がっているものですね。

絵画と話
いかがでしたか?

個々人の能力開発を目標にした事業展開

2006-07-21 22:29:21 | Weblog
事業の拡大や収益の拡大に向けて組織を改組する
それは一般にうなずける話です

僕のクライアンツ企業に
一人ひとりの能力開発を目的にして
一年に2回組織編成を変える経営者がいらっしゃいます

組織の利益は遠くに置く
構成員の能力開発は近くに置く

その上で利益が出うように
配置をする

こんな経営者がいるでしょうか?

いたら教えてください。

この経営者はすごい経営者です。
名は残らないかもしれない。
が、こういう経営者がいたことを記録にとどめなくてはいけない
最近そう思います。

さあ、どんな展開があるでしょうか
考えてゆきますが
よい知恵がありましたらお教えください。

よろしくお願いします。

経営者の言葉

2006-07-20 06:10:56 | Weblog
昨日、経営コンサルタントのかた、二人と会食をしました。

松下幸之助とワタミの渡邉美樹さんの話で盛り上がりました。

そのことは別にして
手元にある稲盛京セラ名誉会長の言葉

「動機 善なりや
 私心 なきや
 行動 果敢なるか」

この言葉好きですし、心しなければいけないと
思っています。
この言葉のような「美しい」行為が最近少なくなっています。

今日はこれから金沢へ出張へ出かけます。
PC無しで行きますので
次回は明日夜ですね。

では・・・・・・・・・・・。