社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
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ワークライフバランスが分かり易い本、読みました

2008-01-29 07:56:01 | Weblog
「象をポケットに入れるな」ジョーンズ・ジョフリン他著(マガジンハウス)
がその本です。

これはお勧めです。

リング・リング・サーカスといって
3つのリングがあるサーカスがアメリカでは人気なのだとか

その3つのリングを「仕事」「人間関係」「自分自身」にたとえます。
そしてあなたはサーカスのプロデュースをするリングマスター

サーカスを成功させる鍵は
三つのリングすべてで
質の高いショーを見せること

だからまずあなたがやらなくてはならないのは
自分のサーカスのラインアップを整理すること

さて、円滑にショーを進行させる方法は?
プログラムを作る
リングに登場させる直前の確認


問題は
リングマスターは同時に3つのリングすべてに立つことはできない、ってこと

いま、自分がいるべきリングはどこか?
いま、リングに出すべきショーはどれか?
いま、どのショーに集中すべきか?
この意思決定をすること

注意すべきこと
すべてのショーが自分のサーカス向きとはかぎらない
そのショーは目的にかなっているか
このショーを成功させるだけの人的・物的資源はあるだろうか?
各ショーが引き立つプログラム構成になっているか
各リングで大仕掛けのショーを出すタイミングをずらすことで、質の高さと効率の良さを保つ
これらのことを確認しましょう。

リングマスターとパフォーマーの人間関係はサーカスの成功を左右する
このことも忘れない。

チームのメンバー一人ひとりに大事な役割があり、ショーを成功させるには各自が全力投球しないといけない
このことを実現しなければならない。

パファーマーに一人一人に
我々がどんなことを期待しているかをきちんと説明し、
こちらの要望に応えられなかったらどうするかを伝えておく
このことが大事

中休みはサーカスがよりよいパフォーマンスをするために欠かせない要素
ゆとりを持って役割を果たそう

最後に
プログラムを評価してくれる人を確保する
これも大事。

どうでしょうか?
このこと、次回も続けましょう。

日本の「あり方」を考えましょう

2008-01-19 09:01:13 | Weblog
昨日の日経新聞

「YEN漂流私はこう見る」というコラム記事がありました。
ボスコングループ日本代表御立尚資(みたち たかし)さんのインタビュー記事です。

すごく大事なことを書いてあったので
論理を整理して載せてみます。
新聞の記述とは大事違いますが、大事なことがつたわるよう
書き換えています。
→印の後は僕がつけた補足です


1.国、通貨、(社会)システムのあり方について
  「国の基軸」をはっきりさせれば、
  問題の解像度は上がる。
  →何で立っている国にするのか?
   通貨ではどんな立場を築くのか?
   どのような社会システムにするのか?

2.国の基軸が定まっていないから
  通貨に関する議論もぶれが出る。
  →円高はよいこと?悪いこと?
   昔と同じ考え方でよいのでしょうか?

3.(日本は)十分な資金(1500兆円)を持っている。
  円高が進めば豊かさが実感できるはず。
  が、通貨に関する議論がぶれている。
  →だから、適切なメッセージが(国民へ)伝わらない。

4.社会システム(行政、衣食住供給システム、医療、教育等々)を見比べると
  世界の中で日本はまだ相対的に高い位置にいる。

5.これまで有効に機能してきた仕組み(社会システム)を
  どう変えるかが問題である。
  →どんな姿になりたいのかを決める

6.どのような競争力を持つ国になってゆくのか、
  そこを決めて、
  その上で優先順番を決めて取り組む必要がある。

7.その時注意したいことがいくつかある。
  膨大な中流の人々を必要とする製造業で競争力を上げてきた。
  日本は中流の人々が膨大に居る社会である
  このことを考慮する必要がある。

8.製造業は付加価値の相当部分を
  ソフトウエアで占めるようになってきている。
  この点をどう考えるか、決める必要がある。
  →ソフトウエア=知識ワーク
  →製造業で国を維持するのですか?

9.コンテンツ分野で日本はすでに競争力を持っている。
  これをどう活かすかも考えたい。
  →産業構造のビジョンをどんなものにするか

10.金融強化も必要であるがこの世界は2極化が進むので
   日本のような中流社会構造には不向きである。

11.グローバル化は「調和」が鍵になる。
   国際社会のルール策定に日本の意志を反映できるよう、
   国際ルールつくりに積極的に関与し、
   したたかに行動することが必要である。

どうでしょうか?
昨日も国会で基調演説が行われています。
「問題解決」だけが話されていて
日本の「あり方」については話されていません。

もっともっと勉強が必要だと自覚していますが、
たまにはこんな話もしましょうか?

大和ハウス工業会長の本を読んだよ

2008-01-18 17:51:46 | Weblog
樋口会長の「熱湯経営」という本を読んだ
副題は「大組織病に勝つ」

大和ハウス工業の創設者石橋信夫さんから受けた教えと
樋口会長のご経験が語られている
昨年8月の出版された本

以下のような紹介はあまりしたくないけど
このブログは僕の友人たちが見てくれているので
友人たちへのプレゼント、ということで
この本に書かれた内容で、気になる箇所を
抜書きして、紹介します。
→以下は僕のコメントです。


プロとアマチュアの違い (p42)
・成長を求め続ける     現状に甘える
・自信と誇りをもつ     愚痴っぽい
・常に明確な目標を持つ   目標が漫然としている
・可能性に挑戦する     経験だけに生きる
・自己訓練を習慣化している 気まぐれである
・使命感を持つ       途中で投げ出す
・やれる方法を考える    できない言い訳を探す

→「プロとアマチュア」という比較を引用するのは正確ではないように思います。
 後で「成功の要件」として出てくる「プロ」の方に注目。
 「良い人生を獲得する要件」というのを整理する必要性を今感じています。

支店長の判断基準 (117p)
1. お客様にとって良いことか
2. 会社にとって良いことか
3. 社員にとって良いことか
4. 株主にとって良いことか
5. 社会にとって良いことか

「リーダーの品性」四ヵ条  (168p)
・ 公平公正
・ 無私
・ ロマン
・ 使命感
→「寛容」が違う形で入っています。
  どんな人にも公平公正に接しなさい、と。

長たる者の「四つの力」  (169p)
・ 先見力
・ 統率力 率先垂範
・ 判断力
・ 人間力
「人間力 五訓」   (171p)
・ 自己益を忘れ、会社益を想え
・ 嫌な事実、悪い情報を包み隠し無く報告せよ
・ 勇気を持って、意見具申せよ
・ 自分の仕事に非ずというなかれ。自分の仕事であるといって争え
・ 決定が下ったら従い、命令は直ちに実行せよ
→経営者のスタンスが明確で表現に普遍性が少し感じられません。
 1番目。会社、ではなく、仲間、或いはコミニティ、でしょうね。
 2番目。オープンな心、素直な心でしょうか
 3番目。貢献でしょう
 4番目。自責感ですね
 5番目。民主主義です。人に尽くす


成功する人の十二カ条  (172p)
1. 人間的成長を求め続ける
2. 自信と誇りを持つ
3. 常に明確な目標を指向
4. 他人の幸福に役立ちたい
5. 良い自己訓練を習慣化
6. 失敗を成功につなげる
7. 今ここに100パーセント全力投球
8. 自己投資を続ける
9. 何事も信じて行動する
10. 時間を有効に活用
11. できる方法を考える
12. 可能性に挑戦し続ける
→これが、僕がこの本を読んだ目的でした。
 成功の諸要素、です。
 項目数が少し多いのですが、大変参考になります。

さあ、皆さん、参考にしていただけましたか?
詳しくは本を買って読んでください。

「知識経営」を遅ればせながら学習した

2008-01-16 14:34:58 | Weblog
「知識創造経営」野中郁次郎先生の理論
それをやさしく書いた「知識経営のすすめ」という本を
昨日、読み終えました。

暗黙智と形式智のおはなしですよね
形式智に変えてみんなで共有するんですよね

これっくらいの認識で止めてあったのです。
今一度真剣に読みました。

何故?
「ネッツトヨタ南国」の経営を
理論的に整理したかったからです。

知識で価値を増やす
暗黙智を共有する

ネッツトヨタ南国の経営はこれだったのですね。
ただ、アプローチが違う

「知識が中心になる経営」と
「ワーカーが中心になる経営」とが
結果的に同じになっている

それは「人の創意工夫意欲」=「知識」
だということでしょう

目標組織像へのアプローチが違う

そしてこの思考作業を通して
この時代を生きる者として
大事なことを学習していなかったこと
幸いなことにそれを学習するチャンスを得たこと
このことがわかりました。ラッキーです。

うれしく思いました。
「私は今大変幸せで、感謝しております」
(引き寄せのセリフです)

もう少し「自律チーム型」組織の学習を続けます。

バグジーの漫画本読んだ

2008-01-12 07:57:25 | Weblog
バグジーは北九州市を中心に
美容院を展開している会社

その会社の様子を紹介した漫画本

『心を育てる』感動コミック、とあります。
表題は「愛と感謝の美容室バグジー」

NI社長の書評で知って
取り寄せました。

広島あたりでは本屋さんの店頭に並んでいるらしい。

『心を育てる』ってどういうこと?

感謝する心
人に尽くす心
腕を挙げようとする心
同僚に尽くす心

本来人間が持っているべき心
それを取り戻す
そのことで一人ひとりの動きが変わる

それは、本当は社会全体が
そして特に教育機関が
取組まなければならないこと

それを「自分から始める」と動き出した人たち
脱帽!!

この漫画本
株式会社インフィニティという
広島の会社で発刊しています。

フィットネス・ジムへのモチベーション

2008-01-09 07:01:34 | Weblog
一昨日の話をします。

フィットネスジムのスタッフの方々と話をする機会がありました。
そのとき質問を受けました。
「なぜフィットネスを続けられるのですか?」
「フィットネスジムって楽しいですか?」

「ウ!!」
しばらく自省してみました。
いつもルンルン気分で行くことはないですね。
逆に「どうしよう」と思いながら
「まあ行けばやる気も出るかもしれない」と
思って出かけることが多い。

「やると決めたのだから
簡単には止めない」という思い

「目標を実現したい」

そんな思いの強さかなあ、というような
思いがありました。

が、昨日、ジムに行って
その間、「なんで続けているのだろう」と
考えてみました。

「汗」ですね。
汗を流す快感
これかもしれない!
このことを頭はわかっていないが
身体はわかっていたのかもしれません。

この結論、自分では納得しました。



ザ・シークレト、読みましたか?

2008-01-07 06:55:16 | Weblog
「ザ・シークレット」読みましたか?
「引き寄せの法則」です。

第1ステップ:実現したい状態を決める

第2ステップ:実現したときの気持ちを感じる

第3ステップ:信じる

これだけの法則
どうですか?

出来事は本人が思ったように起きている
というのが基本概念ですよね
そうだから
先の3ステップで
自分が望むことを引き寄せる

いまからなんでもこれで行きましょう。
まずは何にしますか?

「合格通知が今日来る」
「今日の話はうける」

なんでもありですね。
今日も元気で行きましょう。

昨日の収穫

2008-01-05 09:12:44 | Weblog
三が日も過ぎ、早五日、です。

昨日は今年初めてのフィットネス・ジムへ行きました。
始めが肝心、です。
ウエイトトレーニングの後、
ラン等で500kcalを消費。

昨日の教訓
「ザ・シークレット」を読みました。
その中での学び。

「まず、今、幸せになり
 それを感じること」
「私は今大変幸せで
 感謝しております」
「肯定的なものに注目する」

夜、TVで「サウンド・オブ・ミウジック」を観ました。
なつかしい。
その中での一節
「すべての山に登りなさい」

あれをやればこれはできない、
そう思い悩むことがある。
あれもこれも、もあることを知る。

昨日の学びの報告です。
どうでしょうか?




稲盛さんの「人生の王道」

2008-01-03 12:10:55 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。

新年最初の投稿です。
今年もよろしくお願いします。

新年2冊目の本稲盛和夫著「人生の王道」

この本は「南州翁遺訓」を取り上げ、
日経ビジネスに書かれた原稿に
加筆されてできている本です。

西郷も稲盛さんもふるさとの先人ですから
親しみを覚えます

が、内容は「親しみ」というものからはとういような気がします。

「純粋な心」
「富国有徳」
「至誠」
「真心」
こういう言葉が続く本です。

ただ惰性に流される生き方は「卑怯」だ
正道を歩む
正道とは、「正義」「公正」「公平」「謙虚」「誠実」「勇気」「努力」
「博愛」「無私」
誠の道を踏み行かば、角が立つ(その覚悟をしなさい)

こんな言葉で、自省が促されます。

正月、3が日に読む本としてはベスト、ちがいますかね?

ところで「人生の目的」ってなにか?
というところがあるのですが、さあ、あなたの答えは?

さあ、本当に今年もよろしく。