社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
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人との対話で扱ったことを考え
より多くの人に伝えるブログ

使命について

2008-08-13 11:17:38 | Weblog
ライフコンセプト6回

「使命感」
今日の日経新聞コラム「価値を創る」に
伊那食品工業が取り上げられている。
その会社の社是は「いい会社をつくりましょう」

いい会社を創ることを使命とする会社
こういう書き方をすると
変な感じが起きませんか

どんな会社もいい会社にしようと創られるのでは。
そうじゃないのだろうか?

が、あえて「いい会社をつくりましょう」という使命を置く。
使命というのは自分で置くもの。
天から降ってくるものではなく
与えられるものでもないようです。

マザーテレサは列車の中で聞いたと
神谷美恵子さんは軽井沢の病床で聞いたと。
いつか自分にも聞こえると思っていた
が、なかなか聞こえてこない。

そしてわかりました、
使命は自分で置くもの
自分の声で自分に聞かせるものだと。

みなさんはどんなものを置いておいでですか?

ちょっとづつの成長

2008-08-10 13:55:31 | Weblog
ライフコンセプト5回目

企業も個人もちょっとづつ成長する
ちょっとづつが肝要ではないか

急激に成長することは無い
赤ちゃんの歩行能力の成長に学びたい
少しづつでないとどこかにストレスが生れる
そのストレスを解消できないと
破壊に向かう
企業も個人も同じではないかと思う

そして、成長。
成長って何?
働きかける能力の成長
というのがある

一方で
受け入れる能力の成長というのがある

働きかける能力は
貢献力の拡大、エキスパンディング
誰にも貢献できるようになる
どんなことでも貢献できるようになる

受け入れる能力は
許容する能力、許す能力
そんな能力の拡大

誰とも友達になれる
だれとも一緒に仕事ができる
誰とも遊ぶことができるようになる

ちょっとづつの成長を目指しましょう


仕事は貢献

2008-08-08 13:49:55 | Weblog
ライフ・コンセプト4回

仕事って他者への貢献をすること

仕事って収入を得ることではない
仕事って儲けることではない

貢献はニーズやウォンツを満たしだけでは不十分
自分の専門性を発揮して、貢献に変わる

専門性は
忍耐しながら鍛えなきゃ身につかない
その忍耐を楽しむ人も居る
 
仕事って自分の専門性を発揮して
他者に貢献すること
利他を創りだすこと

仕事をするときは
このことに集中するのが良い


ワーク・ライフ・トータルバランス

2008-08-07 13:35:20 | Weblog
ライフコンセプト3回目

ワークライフバランスという概念がアメリカからやってきて
女性の雇用促進という側面や
働き方の価値観の多様性というような視点で
論じられるようになっている

ネッツトヨタ南国の大原さんは
ワークライフインテグレーション
という概念を示してくれた

その人の特性を生かして働くには
修行が要る
何もなしで、素のままで
人の役に立つ、ということは可能性は低い

学校で学び、更に社会に出て「仕事」をさせてもらう中で
技を鍛え、思考を鍛えて専門性はできる

バランスをとっていたら
それだけの専門性しかつかない
そのレベルはたかが知れている

本格的な仕事に取り掛かる前に
鍛える、修行するということは必要だ
それは若い内。

60歳を超えると
過酷な仕事はできなくなる
要請が来なくなる

生涯にはいくつかのステージがあって
そのステージごとに在り様は変わる
そしてトータルでバランスが取れる生涯が
実現する

いつもバランスよい生活をしていれば
頂いたDNAの駆使も発展も
実現しない。

勝負なんかない、共創しよう

2008-08-06 09:05:50 | Weblog
ライフコンセプト第2回

「勝つ」ということはどういうことか
有利な状態を得ること、か

「自分に勝つ」ともいう
自分の低いレベルの欲求を捨て去ること、か
レベルの低い欲求とは何か
そしてそれを捨てることはよいことなのか

「勝ち負け」が
良い状態を得る人が「勝つ」
良い状態を得られない人が「負け」
それはあるかもしれない

が、それを目指すことは止めよう
周囲の人々と
一緒になって「価値」を創る
共創することを目指そう

顧客に価値を提供する
この考えも変えよう
顧客が価値を作り出すことの支援をしよう
サービス商品の本質は共創


自己概念で人生は決まる

2008-08-04 07:34:11 | Weblog
「ライフ・コンセプト」をまとめておこうと
いうアイデアを持ちました。
会社の仲間と共有したい概念を
まとめておこうと思ったのです。

最初は「自己概念で人生は決まる」

自己概念とは、
自分はどんな人間なのか
という考えでしょうか

「私は儲け方がうまい経営者です」
という自己概念もあります

「私は多くの社員を幸福にできる経営者です」
という自己概念もあります。

自分のあり様を自分で決める
これが自己概念です。

自己概念が考え方を決めます
行動を決めます
学習領域を決めます

できれば高い水準の自己概念を持ちましょう

新しい時代の社会システムをかんがえましょう

2008-08-03 15:08:59 | Weblog
昨日、亀田総合メディカルセンターの
部長に授業をしていただきました。

高齢化社会になった
が社会システムは相変わらず前に時代のままのものだ
社会システムを変えなければならない
という話をされた

納得した

サービス化社会になった
が、社会システムは工業化社会のままだ
これはよく書いていることです

新しい時代は
少子高齢化
グローバル化
サービス化

これらにあった社会システム
というより行政のストーリーつくりが要る

政治家がいわないのだから
私たちが言わないといけない

日本はどのような役割を果たすのか
先端工業技術
先端ライフサービス

ライフサービスとは
先端医療サービス
先端観光サービス
先端美容サービス
先端スポーツサービス

さらには
先端エンタメ技術
先端エンタメ・コンテンツ

日本の強み
高度サービス能力
観光資源
伝統文化

世界中の人に日本に来てもらい
楽しい日々を過ごしてもらうこと
夏は北海道、軽井沢、上高地等々
冬は沖縄、屋久島、宮崎、高知、千葉
高いレベルのサービスが
安い値段で味わえる

医療も日本
安息も日本
芸術も日本

指標は外国人滞在日数

教育の中心は
高度理数系
日本文化系
東洋倫理系
高度サービス系

これ以上公共工事をしない
建設企業のサービス業化
高度農業の奨励
小さな行政

これらを統合してまとめる作業を
一度しなければいけないような
そんな気がする

次回からは
「ライフ・コンセプト」シリーズで。