社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
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人との対話で扱ったことを考え
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合理性と人間性

2010-07-25 14:54:04 | Weblog
新幹線の中の雑誌で
読んだ随筆に

日本は明治維新で
合理性と人間性という概念を受け入れた
という趣旨のことが書かれていた

なるほど、なるほど

そして僕自身は合理性の追求者になった
が、現実には1986年ではなく
1960年台のことでした

人間性も取り組みが始まったのは
1945年でした

確かにこの2点
もう一度マジメに考える必要があると思います

合理性と人間性
日本では矛盾することだったかもしれない
受け入れて歪んだ
これからさき、世界標準はまだ合理性と人間性を追う
それが人間にとって、地球にとって
良いことなのかどうか
考えずにそういう方向に動いている
私達はどうするか
自分で考えて判断するときがきている

マネジメント2.0

2010-07-14 10:20:36 | Weblog
昨日からの続きです

ここまでの思いでつながったのが
「コア・コンピタンス経営」というベストセラーを作った
ゲイリー・ハメルの著書「経営の未来」

その最終にこんな一文があります


今こそ、
人間の自主性や創造力や情熱を、
本当に引き出し、
尊重し、
大切にする
21世紀の経営管理モデルを築くチャンスなのだ。
是非それを行っていただきたい。
そうすれば、そこには極めて人間的で、
行く手にある途方もない機会をつかむ用意が十分にできた組織が
生まれで入るはずだ。

ポスト工業化時代
ポスト・マネジメント
ポスト組織
ポスト階層組織
ポスト命令と報告
さて、これらの言葉から連想されるマネジメント様式は
どんなものですか?

階層を持たない組織で、
そして、人間のモチベーションの基である
自発性や、熟達志向、貢献志向を
だいじにし、それらを経営の目的にする
今までにないマネジメント

それを今考えなきゃ
というところまできました。

どうでしょうか?


セルフ・マネジメント

2010-07-13 10:40:25 | Weblog
昨日の続き、です。

マネジメントといえば
PDCA
これは1900年ごろ考えられた考え方
それをまだ使っている

が、ドラッカーが説いたのは「セルフ・マネジメント」
セルフだから
マネジメントしないマネジメント

ミッションと行動規範を共有して
同じビジョンに向かって
てんでに動く
自分の意志で動く

そしてビジョンが実現して行く

これを信じられないうちはまだ
20世紀人
ということなのでしょう

それが「モチベーション3.0」に書かれていたこと
でしょうか

モチベーション3.0を読まれましたか?

2010-07-12 17:40:31 | Weblog
ダニエル・ピンク著大前研一訳の第2弾
「モチベーション3.0」が出ました。
読まれましたか?

モチベーションの研究は産業革命と共に始まっています
本格的な研究は1900年少し前のアメリカ
フレデリック・テーラーに端を発します。
それがモチベーション1.0

1920年代にGEのホーソン工場で実験が始まります
モチベーション2.0
主なる手段は交換条件つきの報酬

モチベーション3.0は1960年代の
デシ教授らの内発的モチベーションから。

時代が変わり、仕事の中身が変わったので
モチベーション2.0は効果が出なくなっている
それだけではなくモチベーションや創造性の
足を引っ張っている

研究者の結論に実業界が早く追いつかないと
人は改革に向かわない

いい本です
経営者に本当は読んで欲しいなあ。

シスターからの贈り物

2010-07-09 10:58:59 | Weblog
九州のカソリックのシスターから
ご自分で書かれた本を贈っていただきました。
人生の大先輩で
かつ宗教家ですから
修行が違います。

「神さまは私たちに負いきれないような重荷を
 決して背負わせません。
 つらい日があっても全てが私たちの益になり、
 よりよい人生に向けてまとまっていくのだという、
 神様ご自信の約束が聖書にあります。」

こんな文章に出会える本です。
今の僕にはとてもいい本です。

「生きることは、喜びなのです。」

「人は大小の苦しみに遭遇します。
 それから逃げたり、目をつぶったりすることなく、
 勇気を持って直面する決断がなければ、
 実は決して幸福にはなれません。
 そういう苦労を重ねながらも、
 なお、神様は私たちに、喜んで生きて欲しいと
 望んでおられるのです」

長い人生、細かなことに心わずらっていては
いけません。

シスターに感謝しながら
今日も平然と暮らしてゆきましょう。
 

フレーム(2)

2010-07-07 17:30:18 | Weblog
チェ・インチョル著「フレーム」
なかなか勉強になる本でしたね
お勧めです。

最終章に
より良い人生を獲得するヒントが整理されています
ご紹介します

ここでは、「フレーム」は「見方」という読み方をしてもらうといいかな

①チャンクの大きなフレームをいつも持つ
 何でも、その「意味」を考えるようにする
 「つらい」とか「楽しい」というような感情をフレームにしないで
 「何のためにやっているのか」という大きなフレームを持つ

②「挑戦フレーム」を持つ
  「手術するのいやだなあ」というフレームではなく
  「やってやろうじゃないか」というフレームだけを持つ

③「今ここで」フレームをもつ
  今に集中する、それも大きなチャンクのフレームで向かう

④「比較フレーム」を捨てる
 絶対的な俺、感で生きるということ、唯我独尊だ!

⑤ポジティブは言葉しか使わない
 長生きするって!

⑥周りに置くものを変える
 西郷隆盛や坂本龍馬の写真を目の前に置くとか

⑦モデリングする人物を持つ

⑧「体験フレーム」で物を買う
  体験しているときのイメージを強く持って物は買う

⑨いつも誰かと居る
 座禅はやったほうが良いと思う。心が騒がなくなるから。

九つ挙げたけど、どう?役に立ちそう?
 

フレームって本読んでいます

2010-07-06 18:01:30 | Weblog
「フレーム」という本を読んでいます
韓国の心理学者が書かれた本です

フレーム・リフレームは僕らの世界でも好く使う言葉ですが
いろいろな新しい気付きがあります

質問はフレームを作る
制度はフレームを作る

自分フレームというフレーム
これがどんなことを巻き起こすか?
このフレームは僕の得意パターンです。
自分のめがねだけで世界を見ている

現在フレームというフレーム
これも面白い。

過去は現在フレームで作られている
未来を現在フレームで予測しても
ほとんどあたらない

勉強になりますよ、これ。

正道を歩こう

2010-07-04 17:11:06 | Weblog
諸行無常
全てのものが常に変化している
人の身体も生まれ変わっている
だから栄養素をしっかりとっていなくてはならないのです

変化は意味を持っていません
意味を持たず変化します
それが年を重ねるということ

そして、変化が続きます
生命体を維持できない変化も起きます
病です

病は人間がつけた意味です
医学が発達して作られた言葉で
病の名がつきます

病は苦である
お釈迦様がおっしゃった言葉です

病に到った原因は何か
無知だとおっしゃいました

病に到らない生き方
それは正道を歩むこと

人としての理想的な姿を目標に
励めと!
そしてそれを苦と思わないこと
それは天命であると!

疲れたら
阿弥陀さんの名を呼ぶ!

「だいじょうぶ、そばにいるよ!」

こころが揺れる

2010-07-02 13:04:29 | Weblog
自分に与えられた苦境の意味を見つけ出した人たちは、
豊かな内面へと立ち戻ることができる

韓国人コン・ビョンホ著「こころのチョコレート」173ページにある文章です

この本、とってもいい本です。

「他人には最大限の誠意で接すること」ということばも
紹介されています。

さて、今、この頃、こころが不安定です。
平常心が作れないのです

こんなときはどうするか、でしょうね

今朝、5分ほど座ってみました
かなり落ち着きが戻りました

こころの闘いが、未だこの歳でも続きます
この実感が生きているという実感なのかもしれません

ぼちぼち、行きましょう。