社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
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人との対話で扱ったことを考え
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自分で決めている未来

2005-10-25 22:59:44 | Weblog
「運命のしくみ、成功のしくみ」(ダン・ミルトン著 徳間書店)という本を今日、金沢から京都への列車の中で読みました。

不思議な本ですが、精神世界の本になれている僕には「そうか、そうか」という感じの本でした。

さて、お立会い!!
俺の過去はこんな過去、といのはその人を勝ってな思いで決めたもの、見方を変えるとこうなる、という話はわかりますよね。「俺の過去は悲壮感にあふれていた」というのは「俺の過去は力を試す連続だった」といことになるかもしれない、とい話です。

その逆が「未来」。この未来も自分の勝手な思い込みで決めることができるはずですね。自分の未来は自分が決めている、というわけですね。

今、問題ありますか?今にはない。過去とか未来を考えると問題がある。では、「今だけに生きる」ということをしていたら問題は無い。「よし、じゃあ過去も未来も考えずに生きよう」それができれば良いよね。

僕の先生の小林先生は「一日一生を生きよう」とおしゃいます。お坊さんです。

よくよく考えよう。

今に問題はない。過去を後悔したり、未来を心配したり、するのを止めれば「問題なし」 これは良いではないですか。「決めたあ、決めたあ」これからこれにします。
あなたはどうします

キリカエ力(リョク)は、指導力

2005-10-24 17:39:12 | Weblog
梧桐書院という本屋さんからラグビーの平尾誠二さんが監修された本がでました。その本の名前が今日のタイトルです。

元ラグビー全日本監督宿沢さん、伏見工業の山口先生、ブレーブスの名ピッチャー山田久志さん、こんな方々の講演を平野さんがまとめられた本です。

「キリカエ力」、コーチングでいえば「リフレーミング」です。枠を取り替える、
或いは意味を変える。

すらすら読める本だということで、お勧めです。

あなたも是非どうぞ。

選択する力(2)

2005-10-23 21:07:30 | Weblog
長崎から伊丹空港への飛行機の中でブログの原稿を書いています。

飛行機はいつも通路側を指定して乗ります。その席の窓側席が空いていれば、そちらに移動して座ります。通路側がなぜよいか?それは席を立つことが自由にできるからです。隣の人に声をかけて協力してもらう必要がないからです。自立していられるからです。

自立できることにはリスクが伴います。席の場合、窓側の人がトイレに行きたいと思ったら、立ち上がって道を作ってやらなければなりません。PCを開けたりしていたらちょっと面倒なことになります。

そんなリスクをとるか自由をとるか、それは一人一人の勝手です。その人が「選択」して決めればいいことです。

このように考えてみると私たちは選択の連続で生活していることに気がつきます。

何時に起きるか、起きたらまずなにをするか、朝ごはんは何にするか、みんな選択をして決めています。

が、あまりそのことを意識していませんよね。無意識にやっていることが多いのかもしれませんね。

その選択で次の自分が、自分の状態が決まってくることも確かですね。味噌汁を飲むことにしたらそれに入っていた具が少し悪くなっていて、1時間後に下痢した、というようなことが起きます。

そんなとき「運が悪い」といいます。「選択を間違えた」とはいいません。面白いですね。

「選択をする力」飛行機の中でまた考えてしまいました。

あなたは今選択して「何を」していますか?(PCに向かっているんだろう!!失礼しました。)

徳と奢侈の戒めを知る

2005-10-19 11:33:09 | Weblog
学生援護会が出している「TPIS」という月刊の情報誌があります。その9月号から記事を紹介します。
次ぎはその転記です。


実は、先人たちは、世の中が豊かになると、自己愛的になって、軟弱になり、モチベーションが下がることを知っていた。そのために、どうするべきかという考えは昔からあったという。
「モンテスキューの『法の精神』は、共和制という民主的な政治形態を維持するために、どういうことをやったらいいかを研究した本です。そのやるべきことの1つに"徳”を教えるということがあります。共和制というのは、一人ひとりが政治その他の問題を決定する主権者であるわけで、人々の徳が失われたら成り立ちません。維持するためには、人々に徳を教えることが大事なのです。モンテスキューが徳といっているのは、共同体精神とか公共精神のことで、自分のことだけじゃなく、みんなのことを考える愛他精神もまとめていっています」(「 」の中は岡田尊司先生のことば)

さらに続きます。

もう一つ言っているのは、奢侈・贅沢をコントロールすること。その”徳”や”奢侈を戒める”ということを世界の中で最も教えていないのが、今の日本だという。


ここまで紹介を終わりにします。

共同体意識、徳、贅沢の戒め、これはどこで教えるのか?でしょうね。
3歳の魂100まで、ですから家庭でしょうか?というか、大人が率先してめざす、それを子供たちが見て真似する、というのが正解では?

多くの方々が、今の日本はそのことに目覚める方向に動いているおっしゃっています。その兆候は現れているともおっしゃっています。

あなたはどう思いますか?

やらされ感とやってやろう感

2005-10-17 15:41:28 | Weblog
西正文さんのお話の続き。

中学高校と彼はピッチャーかキャッチャしかやったことがなかったのだそうです。社会人で大阪ガスへ入られるのですが、大阪ガスでは内野手としての役割が期待されたそうです。

そして、その役割をこなす技と身体を作るため「個人ノック」が繰り返されたといいます。毎日毎日が個人ノックの連続。そのつらさというのはなかった、と話されていました。

そこにあったのは「やらされ感」、ノックをやらされているという感覚です。その感覚が「つらさ」を作り出すのでしょう。

西選手はあるときふと思い当たります。グランドの多くの部分を西選手とコーチが個人ノックをするために使っている事実にです。これでは他の選手は他の部分しか使えない。なぜなのだろう、なぜこんなことをするのだろう。

おれがうまくなることがそんなに大事なんだ、この個人ノックは俺だけのものではないのだ、チームのためにオレはうまくならないといけないのだ。そしてチームの勝利に貢献しなければいけないのだ。

西選手はこのときから「やってやろうじゃないか」という意気を持ち出したとおっしゃっていました。

やらされていたことに自分の「使命」を感じ取る。そこに「やらされ感」はなくなり「やってやろう感」が生まれる。「自己実現」っていうのはこういう感覚をいうのだろうなあ、そう感じ取りました。

たまにはあなたの感想も聞かせてください。

3割打者は奇術師

2005-10-16 16:21:41 | Weblog
昨日、「Mr.社会人(野球)」といわれた人のお話を聞かした。
小柄な方で顔は真っ黒に日焼けして笑顔がきれいな人でした。
それでも15年位前は現役で、オリンピックの銀メダリストです。
現役引退後は全日本のコーチなどもされているようです。

まず打者の話、でしょか。
ピッチャーと打者の距離は18.44mなんだそうです。野球やってる人は当然知っていることでしょうけどね。その距離で時速140kmや150kmの球がやってくる。140kmで投手の手を離れてキャチャーの手に届く時間は、0.474秒。
150kmとなると0・44秒。

その間の、ある一瞬でバットを球に当てる。ただ当てるんじゃなく、一定のゾーンの範囲内に球が飛んでゆくように当てる。そして守りの選手の手の届かないところへ落す。それを10回やって3回はできる、それが3割バッター。

当てるのは奇術みたいなもの、いや正に奇術。
奇術ができるように仕掛けをしておくのではなく、身体を鍛える。身体を強くするだけではなく、強く柔軟に動くようにしておく。

「強く速く なめらかに 身体が動く」

そこへ向かって繰り返される練習、その練習に向かう持続したモチベーション。
「やってやる」という強い欲求。

すごいことだなあ、と感じ入った次第です。
ソフトバンクの川崎は社会人コーチの高校の後輩ですが
昨日はサヨラナ打。そして5割。エライ!!!

ロッテのファンから観るとそうでもないかも。
あなたはどこのファン?

みなさん おげんきですか、今朝も

2005-10-13 07:50:56 | Weblog
群馬県桐生に来ています。あさ50分、桐生の町を歩きました。

町の中を渡良瀬川という大きな河が流れています
町に緑の多い、第一印象です。

この町にはうどん屋さんが多い、人口対比で日本で一番多い
この町に住む人がされるお話です
一人当たりのうどん屋さんの数、あんまり重要には思えませんが。

上州はかかあ天下とからっかぜ、っていいますね。
からっかぜ、これは今でもすごいそうですが
昔はもっとすごかった、舗装が普及していなかったから
岩が飛んできた
これもこの町に住んできる人が話される話

この町の人たちは、ものごとを大きく捉えるところがある?

この町でシリーズ最後のコーチングのセッションを今日から2日間やります。
はりっきってやります。

ではみなさまも。

古い友人に会う

2005-10-11 18:05:00 | Weblog
今から京都駅でデートアップして古くからの友人2人と食事に行きます
大学時代の友人が東京と大阪からやってくるのです

リタイヤ年代の3人が集ってどんな話が出るのでしょう
どんな未来を語るのでしょう

いま、その友人と鹿児島の長崎鼻に行ったときの事を思い出しています
春が始まった頃、風のある日でした
卒業を控えていたのでしょうか、どんな未来を語ったのか、覚えていません

あれからずいぶん年を重ねました
経験を積んできました。
その経験が3人を豊かにしているかどうか

豊かさに向かっているかどうか
判定はいつも出ます。毎日でます。
友人に会ったらいいます。「毎日楽しんでやってるか?」

あなたも出会いを楽しんでください
友人と温かさを分け合ってください。

生まれてきてくれてありがとう

2005-10-09 14:51:24 | Weblog
今日はおだやかな秋の好日です。暖かな日差し、そよ吹く風、遠くから聞こえる運動会のアナウンスの声。心に掛かることの一切ない日は秋の好日です。

『ハッピーバースデー』という本を機能、会社帰りにぶらりと入った本屋さんで買い、家へのバスの中で読み始め、今読み終えました。あすかという少女の11歳の誕生日から12歳の誕生日までの1年間を描いた物語です。 多くの人に読まれているようなので内容の紹介は省きます。

この物語は涙なしには読めないと思うのですが、どうでしょうか。
ポイントは「自立」「自他信頼」「赦す」「貢献」これらが社会に溢れたとき、その社会は暖かで、意欲に満ちた社会になるということ。そして、一人一人が自分の内面でそれを作り上げなければならないのだということ。貢献が「生まれてきてくれて有り難う」という言葉になる。心にしみる。勇気になる。

この1週間、人生の中で分岐点になるだろうなと思うことが2つ3つあった。自分の考え方を守って判断をしたことにいまは清清しさを感じている。これからそれらが何をもたらすか想像できないが、「ハッピーバースデー」との出会いは、自分に確信を持てという神さまのなされたこと。感謝。

今日は秋の好日 ゆったりとした時間の流れを実感する好日
あなたは?

信念を持ち続ける

2005-10-08 11:09:40 | Weblog
イチロー選手が5年連続の200本安打を達成した。日本国内の選手のほとんどができないことを5年も続けられる、驚く。「石の上にも3年」ということわざがある。3年継続すればそれは自分なりのものとして身に付けられるという意味だと思う。その3年が5年になった。200本の安打を打つ方法を身に付けているということになるのでしょうか?200本打つにはまず多くの試合に出なければいけないでしょう。そのためには常に一定の成績を収めることと健康を維持する、ケガをしないことはいりますね。一定の成績とは正に打つこと、球をとること、走ることが人より優れたレベルでできるということ。正しい方法を知っていて、できて、身体能力を維持することがその必要要件です。経験、それも法則性を見つけ出すような経験、そのためには常に「こうしたらこうなる」という仮説をいくつか持って実践に当たることがいるでしょう。ただ単に課されたことを消化するのではなく、成功の仮説を持って取組む。まじめさでしょうか。身体機能の維持は健康管理と同じでしょう。それより少し内容的にレベルが高いかもしれませんね。節制をする。アメリカにいる人から「ルーチンを保つ」ということを教えてもらいました。一定のプロセスで毎日を送ることですね。平凡な日々、というわけです。それに全神経を集中して、毎日、取組む。連想するのは「鬼」ですね。「まじめさとルーチン」を5年間維持するのです。何故こんなことができるのでしょうか。この継続したモチベーションはどこから来るのでしょうか。多分、答えは「信念」念は自分が思っていること、こうなりたいと願っていること、世界のトップにあるアメリカの野球界でその中のトップ層の一人としてプレーし観客を歓喜させることを継続すること、なのでしょうか。その思いを信じて生きる、自分の思いを信頼して生活することなのでしょうか。いずれにしても「お金儲けをする」という思いでは5年は続かないかもしれません。ソフトバンクの孫さんは「さあ、今日も世界に貢献するぞ」という朝を15歳のときから毎日もっていらっしゃると聞きました。すごいですね。僕は今からです。遅きに過ぎる、ということはないと思います。あなたは?