社会人コーチ

コーチ&スーパーバイザーが
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「働く君に贈る25の言葉」を読みました

2011-05-26 21:41:31 | Weblog
何かの賞をもらわれたということ
大変売れていること
この理由で読みました。

年齢的にとても近い人の書かれた本
とっても御苦労された方が書かれた本
読んで感動しました

たぶん、僕らは読者として想定されていないと思いますが
自分の人生の振り返りになりました。

共感したところを挙げます

人生観、誰に影響を受けたか
礼儀正しさ、その根底にある他者尊重
良い習慣は才能を超える
事実を扱う
部下力
 上司の注文を聞く
 上司の強みを知って生かす
 コミュニケーションの最適方法を知る
 上司を驚かさない
妬む、怒る、愚痴るを少なくする

25の言葉にいくつも共感するものがありました

「運命を引き受けなさい」
「人を愛しなさい」
「弱い人を助けなさい」

若い人には進めたい本です





 













学級という組織について

2011-05-23 17:10:35 | Weblog
最近、学級担任研修というのをやっているのです。
そこで、学級の運営について
考察をしてみます。

学校関係者ではない人も
自分の子供のことを想像しながら
ご一緒に考えてみましょう。

学校の機能は何か?
子どもの社会化(大人になる)を促進すること
子どもの適性を明らかにすること
この二つだといわれています。

これを実現することが
学校が持っている「目的性」です。

一方で「友達」「先生」との関係を持っています。
それが良い状態で維持されないと
目的性は実現しません。

いじめがあったり、授業が成り立たなかったりすると
勉強はできません。

これを「関係性」を実現するということにします。
(わたしが決めたことではないのです。
 教育について研究されている先生たちが
 おっしゃっている言葉使いです)

目的性と関係性の両方が実現しないといけない
ということになります

一般的組織でいうところの
パフォーマンスとメンテナンス
です。

が、学級のメンバーは強制的に寄せ集めれています。
はじめ仲が良いわけではありません。

そそ関係性を良いものにして
かつ目的性を実現する
これが学級担任の仕事です。

が、この取り組みが学校では体系だって
取り組まれてはいない学校がほとんどだと思います。
そこで研修をするのですが・・・。

研修といってもレクチャする研修ではありません。
話し合いのプロセスをこちらで設計して
担任をされている先生たちに話し合っていただくのです。

その枠組みを紹介するセミナーを
明日京都で
27日東京でやります。

学校の管理職向けのセミナーです。


「生きづらい時代の幸福論」を読んだヨ

2011-05-05 14:14:25 | Weblog
諸富祥彦著「生きづらい時代の幸福論」をよみました。
ミンデルのプロセス指向心理学の解説書からの流れです。

キャリアで有名なクランボルツ
アーノルド・ミンデル
アルフレッド・アドラー
アブラハム・マズロー
フランクル
ケン・ウイルバー
ジェンドリン
ロジャース
こういう心理学者の研究成果を紹介しながら
絶対幸福を手に入れる方法が説かれています。

若い友人には勧めたい本です。

欲求の段階説で有名なマズローの
「自己実現する人間」の特徴を紹介していますので
それを紹介しますね。(82ページ)

1現実をあるがままに認識することができる
2自己と他者、そして自然をあるがままに受容することができる
3自発性、自然なこころの動きに従って生きている
4自分にはあまり関心が無く、「問題中心」である
5孤独とプライバシーを好む
6自分が属している文化や集団から独立し、自立している
7日々、イキイキと生きている
8神秘体験や至高体験をしばしば体験している
9他者との深い結びつきを持っている
10深い本質的な人とのつながりを持っている
11民主的な人格構造を持っている
12手段のために目的を犠牲にしてしまうことがない
13敵意のないユーモアを使う
14創造性がある
15自分が属している特定の文化を超克している

どうでしょうか?

「神話の力」で心に留まった言葉(2)

2011-05-01 09:21:05 | Weblog
今日はジョーゼフ・キャンベルの「神話の力」の中で
心に留まった言葉を集めて
僕の感覚で並び替えてみました。



自分の至福を追求しなさい。

自分の幸福について知ろうと思ったら、
心を、
自分が最も感じた時期に向けることです。
本当に幸福だった時、
ただ興奮したりわくわくしたりではない、
深い幸せを感じたとき。
そのためには、
自己分析が少し必要ですね。
何が自分を幸福にしたのだろう、と考えてみる。
そして誰がなんといおうとそれから離れないことです。

フォースを自分の内側に見出さなくてはならない
あなたを閉じ込めている龍 
それは自我
なんじすべしという 龍
私の内なる龍を倒す
自分を救う旅へ
一人ひとりが個として暗闇に立ち向かう
魂の高い冒険

生き生きとした人間が世界に生気を与える


以上です。
何を感じ取るか
あなたの自由です。