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友人の書籍の話

2006-05-24 23:48:51 | Weblog
友人が本を出しました。「躾・教育をシフトする キーワード40」(梧桐書院発行)という本です。(ここで笑う人がいるかもしれない。そんなことは知ったことか)

その本の最後の章を紹介したい。
是非買って読んでいただきたい。何か感じられるところがあると思うから。


尊重する力

「尊敬する人は?」という質問を受けると皆さんはどんな顔を思い浮かべますか?

私には即座に思い起すことができる人の顔があります。

私が20歳台のときお会いした人で、多分80歳にはなっておられると思う、Aさんという方です。

勿論、フランクリンとか、シュバイツアーとか、マザーテレサ、そんな人たちも心から尊敬しています。
マザーテレサは敬愛しています。

が、「お会いした」という面を考えると、「抽象的な尊敬」「具体的な尊敬」というのがあるように思えるのです。

Aさんは何冊も本を書いておられる方です。
それらの本の内容も尊敬の対象の一つではありますが、お会いしたときの印象が強く影響しています。

正しい姿勢で椅子にかけておられました。
相手が多分20歳以上も若い僕に対してでもその姿勢は変わらないのです。
それは「相手を尊重する」姿勢なのだと後で知りました。

人は人を尊重することができます。
そして、人を尊重できたものだけが心身の健康を得ることができる、
最近そう考えるようになりました。

特に心の健康を得たいと思うのであれば、
周りの人を尊重し、
その人たちのために貢献しようという心を抱くことが大事だと言うことを知りました。

そしてそれを実現するのが、人間の「質への転換」だと考えるようになりました。

私も含め周囲にはまだまだ、という感じの方がおられます。
が、自分たちだけでも質の転換を図る火種になれればと願っています。

どうでしょうか?



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