社会人コーチ

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元スーパー店長と話す

2008-07-04 11:24:01 | Weblog
元スーパー店長といわれた人物と話をしました
驚きました
すごく驚きました。

モチベーションが高くなる
それには2つのレベルがあると。

自分ひとりのレベルでモチベーションが上がる
周りの人のモチベーションを考えるようになるまでモチベーションが上がる
この二つ

僕の経験では後者でないと本当のモチベーションにならない
彼は「後のほうでないと持続しない」と。

指導の段階を問うと
「不安がないようにする」
(一日の流れを細かに説明して何が起きるのかを理解させる)
(いじめがないようにする)

「目標を持って一日を送る習慣をつける」
「目標を達成する習慣をつける」
(達成しなかったとき何故かを追及しない)

「お客様からの評価を意識するようにする」
「評価ではなくお客が本当に喜んでいるかどうかに注目させる」

「目標レベルを上げるようになる」
(人を育てる目標を持つようにする)
これでモチベーションのベースができた 

この状態では
「できる人とできない人の差が出ても、
その差を埋めるような動きが生まれる」

いわゆるオーナーシップが醸成されたということになるのでしょう
それにしてもさすが元スーパー店長です
このレベルの概念がしっかりできている人は
めずらしい。

何のために店員のモチベーションをあげるのですか?
意地悪質問をしたら
「20年30年後にその人独自の個性を持った社会的な価値を
作り出せる人を育てるためです」
と即答された
「顧客満足を高めるためです」ではなかった

これって居酒屋の業界では「常識」なのだろうか?
そんなことはないですよね
本当に驚きました

世の中、捨てたものじゃないですよね