ちょっとした事情があって、大同で私の銀行口座を開くことにしました。ずっと以前にも試しに開設したことがあるんですけど、実際は使いませんでした。企業や法人の口座は面倒なようですけど、個人のばあいは簡単です。パスポートを持って銀行の窓口にいけばいいんです。
ところが、申し込みの用紙を、大同事務所の魏生学さんがさっさと書いてくれました。達筆です。名前のところは漢字で「高見邦雄」と書きました。途中でパスポ . . . 本文を読む
12種類のキノコ、すべてが鍋にはいった状態です。まん中の黒いものは烏骨鶏です。まるまる1羽がはいっています。このあと取り出して切り分け、また鍋に戻してくれます。それももちろん食べます。
スープもとてもおいしいのです。カメラマンの橋本紘二さんが、最後にご飯と卵をいれておじやにすることを持ち込みました。大同の人たちは「チャオベン(橋本)の発明だ」といいます。いや、日本ではふつうにそうするのだといって . . . 本文を読む
本格的なキノコ料理をご紹介しましょう。大同で人気の鍋料理の店に「崑崙」があります。なかなか予約がとれないくらいです。中心になっているのは羊肉のシャブシャブ(刷羊肉…刷にサンズイがついています)ですが、メニューのなかにキノコ鍋があります。以前の大同事務所の所長・祁学峰さんの運転手・張徳さんが見つけてきました。
代表的なのが12種類のキノコをいれる鍋です。だし入りの煮立った鍋のなかに一皿ずつ入れてい . . . 本文を読む
持ち帰ったキノコ、緑の地球環境センターの昼食で食べることになりました。まずは山口さんがおつゆにしました。これは日本でもふつうに食べます。
中国側はおっかなびっくりで、水餃子をつくったのです。はっきり言って、あんまりおいしくなかった。餃子のあんこにするには、ニラにしろ、セロリにしろ、どちらかというと個性的で、くせの強いもののほうがおいしいと思います。チチアワタケはこれといった特徴がない。
大阪市 . . . 本文を読む
測定の作業は、アブラマツとナラを混植しているところでもつづけています。どちらもまだ小さくて、樹高を測ることはできても、幹直径など測れませんので、2方向の枝張りを測定して記録しています。
そしたら、ここにもチチアワタケがたくさん生えていたのです。それも、マツよりもナラの株元に多いのです。ナラを中心にグルッとリング状に生えているものまでありました。
マツの育苗にはキノコの胞子液をかけました。でも、 . . . 本文を読む
カササギの森に、チチアワタケが生えているんですけど、中国側は慎重でした。大同事務所の郭宝青さんがいっしょでしたが、私が「食べられる」といっても、すぐには信じません。「あなたは自分で実際に食べたことかあるのか?」としつこく問い重ねてきます。もちろん、ありますよ、と答えても、中国のものが日本のものと同じかどうかわからない、と言います。
そして、カササギの森の管理人の老高に、「あなたは自分で食べたこと . . . 本文を読む
マツの測定をしていたら、株元にキノコが生えていたんですよ。チチアワタケです。ここに植えた苗を育てるとき、菌根菌を共生させるということで、キノコの胞子液を苗にかけました。アミタケ、チチアワタケ、ヌメリイグチの3種混合をよく使いました。
アミタケだったら、最高なんです。私は大好きです。以前はいま住んでるところの近くでもたくさん採れて、自分で煮て食べたんですけど、途中でやめられなくて、どんぶり2杯も食 . . . 本文を読む
今回もマツの話です。実験林場カササギの森のモンゴリマツの成長ぶりを数年前から測定しています。まずは竹竿に目盛りをいれたモノサシで、樹高を測定し、記録します。
そして、樹高の10分の1の高さのところの直径を測ります。直径が4.5cm以上のばあいは、スチールメジャーで周囲長を測っておいて、計算で直径をだします。4.5cm未満の木は、ノギスで2方向を測定し、それを平均します。
なぜ、樹高の10分の1 . . . 本文を読む