874話)

驚いたんですね。大同県の農村で、キラキラ光っているものが目にはいりました。くるまを停めてもらい、カメラをもって飛び出したのです。太陽光発電です。それもものすごい規模。 ここは塩害地で、なにも栽培できませんでした。近年になって、工場などがポツポツでてきていたのです。でも、今回のものは規模において、比較になりません。 説明パネルによると、いまあるのは1期工事で、発電能力は20MWだそう。5期まで計 . . . 本文を読む
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873話)芦芽山のトウヒ林(3)

 森林ができていますが、土壌は厚くないのです。花崗岩の岩盤がむき出しになっているようなところでも、わずかな隙間にトウヒが根をいれたようです。大きさがまちまちですし、列をつくっていませんので、天然に生えたもののようです。そしていまでは自然保護区に指定して、懸命に守っています。  運転手の小郭が「この芦芽山と霊丘とどちらがいいか?」ときいてきました。霊丘というのは南天門自然植物園のことでしょう。それ . . . 本文を読む
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872話)芦芽山のトウヒ林(2)

 大同の山をみなれた私には、芦芽山の森林をみると目がくらむような気がしました。中心になっているのはトウヒ(雲杉)で、いまの時期でも濃い緑色をしています。とてもまっすぐで、材としても悪くないと桜井尚武さんが教えてくれました。多少は水に弱いけど、日本のスギによく似ているそうです。    それにカラマツ(華北落葉松)とシラカンバが混じっています。トウヒにくらべ、カラマツの初期の生育は速いのです。でも、ト . . . 本文を読む
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871話)芦芽山のトウヒ林

 4月3日と4日の2日間、大同を離れて、山西省寧武県の芦芽山にいってきました。緑の地球ネットワーク顧問の桜井尚武さんといっしょです。大同から西南におよそ200kmのところにあります。私が遠出をするのも5年ぶりですから、このかんどんなに忙しかったか思い出しました。  芦芽山の中心部をめざしたのですが、途中でなんども検問がありました。この時期、急に気温があがり、しかも雨がありません。一年のうちでもも . . . 本文を読む
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