324話)餃子(ギョーザ)

 きれいにならんで、これってなに? 餃子です。これをゆでて水餃子にします。日本では焼き餃子のほうが一般的で、ちょっとした店で水餃子を注文するとベラボーに高い。  私は水餃子のほうがゼッタイに好物です。ダイエット継続中にもかかわらず、食べすぎてしまって、その翌日は確実に体重がふえます。このブログに餃子が登場していなかったのがふしぎです。焼き餃子は油があって、そうは食べられないんですけど、水餃 . . . 本文を読む
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323話)暴風雨

 きのうのブログにもちょっと書いたのですが、7月24日、河北省の蔚県から[シ来]源県にむかう路上で、強烈な風雨に襲われました。ワイパーを最高速にしても、フロントガラスにぶつかる雨を払いのけることができません。路面に水の膜ができています。こうなると危ないですね。ハイドロプレーン現象っていいましたでしょうか? タイヤと地面のあいだに水がはいりこみ、くるまをコントロールできなくなる恐れがあります。運転 . . . 本文を読む
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322話)カンバの林

 小五台山の名前で、こじんまりした箱庭を想像されるかもしれませんが、それは大まちがい。主だったところをみてまわるだけでも、数日を要する大きな山です。雨の翌日、またはいってみました。予想外だったのは、昨日の濁流がすでに清流に変わっていたことです。  私の目的はなんといっても樹木。「原生林がある」と地元の人は話すんですけど、私の脚力と持ち時間では、そこまでいくのは最初から断念。山の斜面をおおっている . . . 本文を読む
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321話)山でであった豪雨

 大同周辺の山をできるだけ見て歩いています。河北省の蔚県の東のはずれにある小五台山は、以前から気になっていましたが、これまで機会がありませんでした。1泊の予定で、7月23日に訪れたのです。  金河口風景区から谷筋を登っていきます。きれいな水が谷底を流れており、それに沿って遊歩道があります。巨岩・奇岩がつぎつぎにでてきて、あきることがありません。金河寺は3年前に新しく再建されたそうで、いまも仏像な . . . 本文を読む
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320話)風力発電

 ホテルの部屋にはいって、なにげなく窓の外をみました。遠くの山のうえに、なにか白いものが。風車ですね、風力発電の。羽根が一枚だけついたもの、まだ羽根のないもの、いろいろです。建設がはじまってばかりのよう。  方角は、ここからみて、西北です。地図と照合すると、南郊区と新栄区の境界のあたりです。とりあえず20基ほどがみえますが、みえるのは稜線に建っているものだけですので、もっと多い可能性があります。 . . . 本文を読む
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319話)ボタンキンバイ

 話題を変えましょう。ここ数日、大同市最南部の霊丘県にいっていました。その帰りに、「空中草原」と呼ばれるところに立ち寄りました。海抜1800mくらいまで、シラカンバの林ができています。そのうえが森林限界なのでしょう、草原になっています。観光地になり、馬に乗せたりしていますが、私たちはそこを避けて、森林と草地の境目を歩きました。  木本は単調です。大部分がシラカンバで、ヤエガワカンバが多少混じりま . . . 本文を読む
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318話)枯れたニレ

 私たち人間も、ひどく疲れたり、弱ったりしているときに、病気になりやすいものです。インフルエンザが流行しても、健康であれば、かかりにくいといえるでしょう。それは植物も同じです。  たとえば、幹に虫がはいろうとしても、ヤニをだして身を守るのがふつうです。葉をかじられても、すぐに新しい葉をだして、そんなに弱ることはありません。ところが、なんらかの原因で、植物が弱っているときに、虫がとりつくと、 . . . 本文を読む
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317話)虫の害

 ことしもまた厳しい旱魃なのですが、旱魃というのは、たんに水がないというだけでなく、いろんな問題をともないます。毛虫やバッタなどがふえ、虫害が深刻になるのも、そのひとつです。  きくところによると、これら虫のタマゴは、乾燥にはいたって強いそう。逆に雨がおおく、湿気にあたったりすると、腐ったり、カビが生えて、死んでしまうそうです。で、旱魃の年には、かならずといっていいくらい、大発生する。  こと . . . 本文を読む
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316話)干上がるダム

 大同市渾源県の県城の南に、北岳恒山があります。中国五岳の1つで、道教の聖山です。その足下に懸空寺がありますが、その裏手にあるのが恒山ダムです。  雨期の夏を中心に一年をかけて貯めた水を、春の農耕の時期に一挙に放水します。日本のダムのように、基本的にはいつも水があって、オーバーフロー部分が流れる、という形態ではありません。ですから、いまごろは、水を貯めはじめる時期です。  ところがことしは、こ . . . 本文を読む
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315話)大旱魃

16日の夜、大同空港で私たちを迎えてくれた大同事務所の武春珍所長が、「あなたたちが雨をつれてきてくれました!」といいました。大同はずーっと雨がなく、気温も34~36度という高温がつづいていたのだそう。上海では大阪以上に蒸し暑かったのに、雨のせいでしょう、大同の気温は20度を切っており、肌寒いくらいでした。 17日は、近くの近くのプロジェクトを回ったんですけど、みたくない光景がいくつも . . . 本文を読む
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314話)体温で心配したけど…

 7月16日、上海経由で大同にきました。北京→大同の飛行機は早朝発なので、それに乗るには北京で1泊しないといけません。上海→大同の飛行機は夕方発なので、その日のうちに大同に着くことができます。で、今回はじめて、上海経由にしてみたのです。  心配していたことがあります。新型インフルエンザにたいして、中国政府は水際作戦を継続しています。日本もずっとそれをやったんですけど、それは医学的な見地からの . . . 本文を読む
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313話)ナナカマド(花楸)

秋になって、葉がまっ赤になるナナカマド(中国名・花楸)はうれしいものです。そして葉が落ちてからは、まっ赤な実が美しい。私の故郷の大山にも、このナナカマドがたくさんあり、私は大好きです。 霊丘県の碣寺山で自然林をみたことは、このブログでも何回も紹介しています。2003年夏のことですが、碣寺山の稜線付近から、1つの谷筋に降りたことがあります。傾斜角40度以上の急斜面を、立ち木につかまりな . . . 本文を読む
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312話)木造建築物

山西省のガイドブックによると、宋代・金代以前の木造建築物が山西省には2百数か所あり、全中国のそれの70%を占めるそうです。その代表が応県の木塔(仏宮寺釈迦塔)で、いまから950余年前の遼代に建造され、高さは67m、木造建築物としては世界最大級だそうです。 http://blog.goo.ne.jp/takamik316/e/a44a2f985ab01275a9c8a263fef2cf14 . . . 本文を読む
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311話)ハスの花

 きのうは日曜日。親類の夫婦と、万国博記念公園にでかけてきました。朝早くから人が多いのは、第一に、日本庭園にあるハス池のハスの花が目当てのよう。それから、ガレージセールもすごいですね。あれって、入場料がいるって、知りませんでした。おとな350円、こども100円。それでもたいへんな数です。  あちこち回りましたが、ハス池のことを書きます。きれいに開いているもの、これからのもの、そして咲き終わった . . . 本文を読む
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310話)菌根菌の菌糸

このブログで、菌根菌のことをしょっちゅう紹介しています。菌根菌を共生させることで、劇的な効果がでるからです。その結果には、現地で指導してくださった小川眞さんも驚いたくらい。 考えられる原因がいくつかあります。日本のように恵まれた自然環境では、菌根菌は、たいていのところに存在します。ところが大同では、菌根菌が存在しないか、ひじょうに少ないので、人工的に接種すると、その効果が劇的にあらわ . . . 本文を読む
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