1283話)高速道路のトンネル

大同市の南部は太行山脈とその支脈の恒山山脈に属しているところが多く、そこを貫く高速道路にはトンネルが多いのです。 今回、はじめてみたのが、トンネルの壁に沿って描き出されるドーム状の線。反射シートに車のライトがあたって光っています。 おもしろいだけじゃなく、運転がラクで、安全につながるようにも思えます。私は助手席に座っていて、運転しているわけではないので、たしかではありませんが。 こういう工夫 . . . 本文を読む
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1282話)霊丘県城の激変

ホテルの7階の部屋の窓から撮っています。太白維山です。地元の人は観音様が寝ているといいます。そうみえますか? 私が「おかしいじゃないか。おっぱいも、おちんちんも膨らんでる」というと、「だから観音様なんだ。観音様は男でも女でもない」と返ってきます。 南天門自然植物園にいくときはバイパスを通って、久しく県城に入りませんでしたから、ほんとに驚きました。街がものすごく大きくなっているのです。かつての1 . . . 本文を読む
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1277話)ごっちゃごっちゃ

大同でツアーのみなさんとバスで移動しているとき、こんな冗談を話したことがあります。 ここで運転する資格のある日本人は大阪人だけです。なぜならここでの運転には4つの要素が必要だからです。 第一に、技術。 第二に、判断力。 第三に、度胸。 そして第四に、ずうずうしさ。 でも、大阪からきたプロの運転手が、こんなところでは運転したくない!といいました。大阪人もおとなしくなったのです。 蔚州古城とその . . . 本文を読む
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1273話)青空市場

蔚県の県城の東南端に文化広場(公園)があります。そのすぐ北が青空市で、住民の台所のたいせつな支え。 野菜、果物、肉、魚、香辛料、家庭雑貨など、生活に密着したいろんなものがならんでいます。常設で専業にしている人から、近くの農家がとれたものを売りにくることもあって、店の内容はさまざまですが、値段はかなり割安のよう。 でも、若い人たちは、スーパーに流れているそう。そのほうがカッコいい、早起きは苦手、 . . . 本文を読む
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1270話)太行山高速道路

北京-蔚県の交通について、重大ニュースが進行中です。太行山高速道路の工事が進行し、張家口市涿鹿県臥仏寺郷から蔚県までの区間が今年の年末には開通するというのです。 去年の春ごろ、ぽつぽつと工事がはじまったころに、2018年末に開通ときいても、信じる気にはなりませんでしたが、いまは本当だろうと思います。 前中代表の誘いで、麻田嶺という1850mほどの蔚県南部の山をみたあと、県城に帰る途中に工事現場 . . . 本文を読む
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1269話)蔚州飯店(2)

きょうの朝、泊まったばかりの蔚州飯店について、部屋のなかの変化を書きました。昨日、ここに着いたのが薄暗くなってからで、外観その他はちゃんとみることができませんでした。 変化したのは部屋のなかだけではありません。外観も大きく変わっています。以前はそれこそ1950年代か、遅くとも1970年代あたりに建てられたであろう、それなりに風格のあるもので、私は嫌いではありませんでした。 ところがいまはこん . . . 本文を読む
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1268話)蔚州飯店

昨日8月22日、北京空港をへて河北省張家口市蔚県のホテルにはいりました。途中渋滞があったのと、昼食兼夕食を官庁ダムのほとりでゆっくりとったこととで、ホテルに着いたときは薄暗くなっていました。 このホテル、昨年泊まったときは蔚州賓館といっていたんですけど、その後、経営者と名前が変わり、さらにもう一度変わって、いまは蔚州飯店です。ここはいまは蔚県ですけど、その前は燕雲十六州のひとつ蔚州で、明清の時代 . . . 本文を読む
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1235話)パンダの太陽光発電

前中久行代表から以前、「大同にパンダの太陽光発電があるよ」と言われて、インターネットでさがしたことがありますが、よくわかりませんでした。 そのことを思いだし、またさがしてみると、大同県杜庄郷土井村西とあります。それをもとにGoogleEarthでさがすと、ありました! しかもその場所は、渾源から大同への帰り道で、くるまを停めて見学しているところです。塩害地で農用には使えませんし、地盤がゆるくて . . . 本文を読む
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1223話)電動で走る車たち

中国では最近、劇的に変わっているものが多いんですね。生活の広い分野で。ですので、日本のメディアをつうじて中国を知ろうとしても、こぼれ落ちるものが多すぎます。やっぱり自分でどっぷりと体験してみるしかないと思います。 これはもう旧聞に属すると思いますが、とにかく目立つのが電動で走るもの。電動自転車をはじめ、日本の軽トラを小さくしたような運搬車まで電動が多いのです。電動自転車や電動アシスト自転車の技術 . . . 本文を読む
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1210話)稜線の風力発電

4月24日、大同から北京へ飛行機で帰りました。さいわい天候がよくて、地上の景色がよくみえました。 山西省と河北省との境には太行山脈とその支脈の恒山山脈、北京を取り囲んでいる燕山山脈と大きな山脈が3つあります。新しい緑化協力地、張家口市蔚県はその3つの山脈が接するところにあります。どのあたりか見当をつけたくて、窓の外をさがしつづけたんですけど、わかりませんでした。 つぎつぎにでてくるのは山の稜線 . . . 本文を読む
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1208話)マッサージチェア

きのう空路で大同から北京にでてきました。このかんの中国の大きな変化には驚かされることが多いのですが、大同空港のこれにもびっくり。搭乗口の前の待合室のイスがすべてマッサージチェアに換わっています。待ち時間をそれなりに有効に過ごせて、ありがたいと思う人は多いでしょう。 維持管理していくうえで、ネックとなるのが料金の徴収と管理。料金箱に小銭がいっぱいになったり、その回収に人手がかかったり。その問題をス . . . 本文を読む
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1207話)高速鉄道

北京から車で張家口市蔚県にむかうとき、高架の橋梁工事があちこちでおこなわれているのがみえます。そして私は蔚県のあと大同にきたのですが、大同市の北部の県を走っていると同じような工事があちこちでおこなわれています。 高速鉄道の工事です。北京から張家口、大同、そして内蒙古自治区の呼和浩特へとつながっていきます。これが完成すれば、北京-大同は1時間半になるそう。完成予定は、がんばって2020年だそう。そ . . . 本文を読む
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1206話)ぜひとも成功してほしい!

蔚県のホテルのレストランのテーブルのまん中に、これ(写真)がありました。めだつ文字は「光盤行動」です。えっ、なに? 光盤という中国語はCDを意味するはず。円盤に光をつかって情報を読み書きする。新しいものに、漢字を組み合わせて単語をつくるのが中国のやり方。コンピュータが電脳、インターネットが上網、Eメールが電子郵件。 となりの節約の文字をヒントにわかりました。光にはすっかり片づけるといった意味が . . . 本文を読む
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1182話)私に才があったら……

いつでもお金に困っていますので、協力事業のなかで資金を調達できる方法はないものかと思うんですけど、その知恵と才覚があったら、こんな活動をしていないのでしょうね。 大同の以前の拠点、環境林センターを運営していたころですけど、大同の立地を活かすためには、夏の涼しさを利用しない手はない、値のはる花などを栽培し、それを北京市場にだせばいい、球根ベゴニアか、ランか、中国人ははでな花が好きなんじゃないかと、そ . . . 本文を読む
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1155話)農村の教育にも大きな変化

2017年4月、蔚県柏樹郷永寧寨村で、午前中、植樹作業をしたあと、午後から柏樹中心学校にいって、小学生たちと交流しました。この地方の農村でも、小学校は大きな村の学校に統合され、こどもたちは寄宿しながら勉強するのがふつうのようです。 小学生との交流といえば、大同では校庭を走り回ってばかりだったんですけど、ここでのメインの活動は、ツアー参加者とこども(4・5年生)が机をはさんで向かい合わせに座り、こど . . . 本文を読む
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