1007話)応県の木塔(4)

応県の木塔の前に一対の狛犬がいます。そしたら、同行してくれたガイドの王さんが「これは犬ではなく、狼です。なぜなら、これは遼代の作で、契丹族によるものだからです。契丹族のシンボルは狼でした」と紹介してくれました。 そうなのですね。なんども書いておりますが、外城と内城とにはさまれたこの一帯は、漢族の力が強いときは漢族の国に属しますが、北方の騎馬民族の力がそれを上回ったときは、南の内城が国境になったの . . . 本文を読む
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