131)大同テレビに出演

 15年前、緑化協力がスタートしたときの大同市青年連合会の責任者=劉懐光がいま大同テレビの局長。懐かしくて訪ねてみました。昔話をしているうちに私のテレビ出演が決まったのです。「人物週刊」という20分番組。  こういう機会は有効に使わないといけません。最初のころのことをきかれ、「はじめて訪れた村で私のうしろをつけてきた男の子たちがダーダオリーベン、ダーダオリーベンと節をつけて歌いながら小石をひろって . . . 本文を読む
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130)取り残された村

 天鎮県李二烟村は私が知っているなかでもっとも貧しい村です。浸食谷の急な斜面に土造りの住居が無秩序にへばりついています。道はせまく、しかも急な坂ですから、車は村の入り口に停めるしかありません。  生活用水は谷の底のたまり水です。広さ3畳、深さ2メートルの穴で、伏流水を汲み上げてつかいます。ぞうきんの絞り汁のような色をしており、通訳の王萍がそれをみて「こんな水を飲んでだいじょうぶですか」ときくのに、 . . . 本文を読む
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129)ガンベ~イ!(乾杯)

 酒といえば中国の北方では白酒(バイヂウ)です。原料は高粱(コーリャン)が多く、無色透明なのでそのように呼びます。度数は高く、十数年前までは50~60度がふつうでしたが、最近は低度酒と呼ばれる38度のものが増えました。その度数は3月8日の国際婦人デーにちなんでのもので、女性にも飲ませれば2倍もうかると考えたのだとか。  杯は大小さまざまですが、ガンベ~イのかけ声にあわせて、一気に空け、杯の底をみせ . . . 本文を読む
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