126)石炭の街

 私が通っている大同は中国最大の石炭の街です。市の経済も石炭に依存しきっており、GDPの60パーセント以上が石炭関連。ほかには雲崗石窟を筆頭とする観光資源があり、ホテル、レストランといったものが街の規模に比してたいへん多いのです。  石炭は産出するだけでなく消費もしています。大きな火力発電所があり、電気を北京に送っていることは以前に書きました。暖房その他にも石炭を燃やします。大工場は汚染対策ができ . . . 本文を読む
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125)迎春の準備

 中国では正月=春節(しゅんせつ)を旧暦で祝います。旧暦は3年に1度、閏月(うるうづき)がはいり、2006年は7月が2度ありました。その影響で今度の春節はずっと遅く2月18日です。  私は1月10日から大同にきていますが、暖冬といっても日中の気温が零下10度以下と寒いのです。みんな厚い防寒着を着て、街から色彩が消えました。  そんななかでドキッとする一角がありました。春節用の年画、対聨(トイリェン . . . 本文を読む
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