170)なんでもあるけど……

 樹木の生育調査のために、いろんな器具を日本から運んできました。でも、大同で手に入る大きなものはここで調達したい。ロープやペンキを求めて市街地の東にある東関市場にでかけました。農村向けの物資を扱っています。  ものすごいにぎわいですね。両側の店がたくさんの商品、看板、荷車などを道路にはみださせています。買い物客はそのあいだを悠然と歩く。  ひやかしているあいだは、なんでもあるんですね。ノギスは日本 . . . 本文を読む
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169)自発的な救援活動も

 集まった義援金を中国側に託するため6月2日から中国に行ってきました。といっても今回は北京だけ。友人から事情を聞き、テレビにかじりつきました。ニュースの時間の3分の2は地震関係ですし、衛星の四川テレビはそれ専門といっていいくらい。  阪神大震災に取り組んだ土木研究者がEメールで「阪神大震災に中越地震の山古志村をたして、それに10をかけたよう」といってきましたが、まさにそのとおり。実況中継をみていて . . . 本文を読む
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168)水が出ました!

 四川省の大地震。自然災害が貧しい地方の貧しい人びとを狙い撃ちすることに心が痛みます。  あえて明るい話題。大同県遇駕山村は水不足に長年苦しんできました。8年前の私たちの調査では1人1日の水使用量は15・6リットル、7県21村の平均23・8リットルを下回り、最低でした。季節によっては、飲み水を得るために隣村まで貰い水に通います。  井戸掘りはこれまで何度か頓挫しています。このたびは日本の外務省草の . . . 本文を読む
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