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産業遺産

今は失われたがかつてはその地域を代表する産業だったというものは全国にたくさんあると思います。
その産業を後世に伝えるということは私は意味のあることだと考えます。

清水にはかつて清水瓦があり、瓦産業が清水発展に貢献したという歴史があります。
次郎長生家や清見寺は、清水瓦という失われた地場産業の姿を今に伝える存在としても多くの方に関心を持っていただきたいと願っています。

一方、私の地元である焼津にもそういった建物があります。
たとえば、マルハチ村松発祥の地、焼津市城之腰へ浜通り店(直販店)の裏にある蔵は代表例と私は思っています。

なぜ焼津でかつお節産業が盛んになったのか。
焼津の浜通りに蔵が多いのはなぜか。
その理由や歴史を今に伝える存在といえます。

時代の流れとともに建築士の役割も変化していると私は思います。
歴史的建造物の価値を伝え、その上で保全・活用も提案する。
これも建築士の役割ではないかと私は思うのです。

清水がどうして今の清水となったのか。
焼津がどうして今の焼津となったのか。
書物によって知るだけでなく、の地域に根付いていた産業の姿を伝える建物を実際に見学することで感じることも貴重な体験といえます。

焼津市については、静岡県建築士会のまちづくり委員会というところが市民講座を企画しています。
私も所属している委員会です。

http://www.shizu-shikai.com/files/chububuroltukumatidukuriiinnkaijigyou9.27.pdf

焼津市浜通りの蔵(マルハチ村松の蔵も含む)をいくつか見学もします。
小林さんという焼津市浜通りを愛する地元建築士の方が中心になって浜通りの歴史について昨年から研究を続けてきました。
今回の講座はその集大成といえます。
一般の方も参加できる講座なのでぜひご参加ください。

私も清水瓦を題材に似たような企画を将来実施出来ればと考えています。


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「焼津湊と堀川沿いの蔵群」
~堀川沿いに点在する蔵群の歴史を紐解き、地域文化財としての保存活用を考える~

日時   平成27年9月27日(日)13時~15時
場所   焼津公民館3階大集会室
交通機関 各自
駐車場  公民館駐車場有
詳細   こちらをご覧ください。
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