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BLOG開設のご挨拶

皆さん、はじめまして。私は、静岡県建築士会志太支部所属している建築士です。
有限会社マルワ建工二級建築設計室という建築事務所も経営しています。
ここでは、私が行っている静岡県木造住宅耐震化推進のための活動を書いてきたいと思います。

現在、静岡県では東海地震の被害が懸念されています。もし、東海地震が発生した場合、阪神・淡路大震災の上回る死傷者を予想しています。そして、その原因の8割以上が建物倒壊による「圧死・窒息死」といわれています。
そんな状況を打破するため、県では「プロジェクトTOUKAI-0」という事業を平成13年度から発足しました。私も耐震診断士として参加しています。主な参加内容は、建物の現地調査や耐震診断・補強設計です。耐震補強のアドバイスも行っています。

しかし、思ったよりも県内の木造住宅耐震化は進んでいません。そのため、県内の建築士がそれぞれ活動しています。県でもいろいろな取り組みを行ってPRしているようです。

そのような状況下で、私は、県内の小中学校に建築士として、事前防災の大切さを伝えるという企画を発案しました。これは、事前防災の大切さを伝える必要は、私の「大人よりもこれから大人になる子供たちである」という考え方に基づいています。企画書を書き、地元大井川町役場に提出したり、直接学校側に説明を行ったりしてきました。そのかいがあって、昨年11月に小学校で特別課外授業をやらせていただくことができ、貴重な意義のある第一歩を踏み出すことができた次第です。なお、来月2日には、地元大井川中学校の3年生を対象に授業を行う予定です。授業終了時には、アンケート調査も行い、授業による効果も分析しています。分析は、静岡産業大学に依頼しています。活動による効果はきちんと立証したいと思いますので、このアンケート調査結果は非常に重要だと考えていますし、県にも提出していくつもりです。
今後も活動範囲を広げて、県内の小中学校で事前防災(耐震診断・補強の重要性)を子供達に楽しく、分かりやすく、建築士という立場から伝えたいと思っています。
耐震特別課外授業の定着・継続化が、将来の夢です。

これから、ここで、私の活動や考えを少しずつ書いていくつもりです。
皆様のご意見を聞かせていただければありがたいと思います。

次回は、もう少しこの課外授業について、書いていきたいと思います。
それでは。

(メモ)
■耐震ナビ http://www.taishinnavi.pref.shizuoka.jp/
(TOUKAI-0の説明等があります)

■社団法人静岡県建築士会
 http://www.shizu-shikai.com/products/index.php
(私が所属しているところです)
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