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明日はいよいよ富士宮入り

富士根南小学校耐震課外授業の準備は万全ではありませんが、一応整いました。
小学4年生の理解力や200名という大人数には不安がありますが、不安に思えば万事物事が解決するわけでもないので、この点はもう悩まないことにします。

小学4年生には、だた一点だけわかってもらえればいいと思っています。
それは、地震に対して前向きに考えて欲しいということです。

地震は怖い、地震って嫌だと思うだけで終わっても被害は減らないし、地震がなくなるわけでもない。
日本で生活する以上、地震から逃げるわけにもいかなのだから、どうすれば地震による被害が減らせるのかを考えてみたり、調べてみることが大切だということを分かってもらいたいです。

耐震補強や診断の話をしても45分間の授業で理解するのは困難です。
大人の方でも大変ですから。
小学4年生には、もっと単純でいいと思います。

家ってとても重たいものなんだ。
補強していない家ってこんなにあぶないんだ。
そういうことを模型をつかって体感して知ってもらえればそれで十分。

地震というものに対してのイメージや捉え方を少し、建築士という立場から変えられればいいわけです。
そもそも地震の揺れで多くの人が死ぬわけではありません。
大人の方もそうですが「地震→死」というイメージから「地震→建物倒壊・その他→死」である点に子供たち自身が気がつけばいいなと思います。

今回は、私の話し方でかなり授業の良し悪しが決まりそうです。
ときには雑談をいれながら、ゆっくりと話をしたいですね。

<追記>
静岡産業大学の牧野先生から心強いアドバイスを頂きました。
教育のプロからアドバイスをいただけると本当に心強いというか安心できます。
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