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地震被害状況

旧大井川町地域では、特に大井川付近の中島で瓦葺き屋根の損傷をよくみかけました。棟がずれたり横たわっていたケースが大半でしたが、中には平瓦が落下している住宅もあり、ブルーシートをかけている人をみかけています。

また、新築住宅でも棟がよこたわってしまっているケースもあったので驚きました。瓦葺きの棟部分のもろさを感じた次第です。

地震の揺れ方が木造住宅に深刻なものではなかったこともありますが、倒壊や著しく傾斜した住宅というものはみかけませんでした。

被害についても地域差があり、地盤や震源地などの影響もあるため、建物の耐震性だけで差が生まれたとは考えにくく、今回被害がなかったから耐震性が高いと判断するのは危険だと思います。

また、壁にひび割れが生じている場合は、そのままにせず耐震診断を実施していない方は申し込むことをお勧めします。
すでに診断済みの方は、過去診断した方や市役所、知り合いの建築関係者等に連絡して調べてもらった方がよいと思います。

すでに補強済みの方でも壁にひび割れが生じていたら工事を実施した業者に連絡して、対応してもらい次の地震に備える必要はあります。

今回の地震で何も損傷がないようにみえても実は、耐震性が低下している可能性もあるため、特に昭和56年5月31日以前に着工した木造住宅については、無料の耐震診断の申し込みをお勧めします。
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