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研修旅行

4月15日、兵庫県にある中山寺で五重の塔を木造で新築していると聞き、見学させて頂くことにしました。
(大阪府建築士会主催の見学会に参加)

取引している瓦業者とお世話になっている相良にあるお寺の住職と一緒に車で移動。

みなさん歴史的建造物の知識が豊富なので大変レベルの高い会話が多く、私も話についていくのが大変という場面も多々ありました。
特に瓦業者の瓦の知識量には脱帽です。



写真は竹中工務店の大工道具館。
中山寺付近に予定より早く到着したので明日向かう予定でしたが前倒しで向かうことにしました。
ここは以前から行ってみたいと思っていたところです。





建物外観がとにかく素晴らしく、とても参考になりました。
この外観を新築住宅で取り入れたいと思っていたのですが、ようやく実際に見学することができました。





中は様々な展示物があります。
茶室の躯体展示はとても参考になりました。

次回はじっくり見学したいものです。





竹中大工道具館から中山寺に直行。

中山寺は、とても大きなお寺です。
五重塔の寄付をお願いする看板などもありました。
私がなぜ見学したいと思ったのかというと、木造の五重塔を新築するためにどのような許可手順だったのか、構造検討や意匠検討でどのような苦労があったのか、実際の現場状況はどうなのかをしっかり自分の目で確かめたかったからです。



この写真は五重塔の素屋根です。
中に五重塔があります。
中は撮影してもよいのですが、ネットでの公開は禁止。

設計者の話もたくさん聞くことができました。
木造で五重塔を新築したいというお寺側の考え方も知ることができ、足を運んで本当によかったなと思っています。
付近に加工場があり、棟梁の仕事も見学できました。

一緒に参加した瓦業者もご住職も大変建築に詳しい方で、その知識に圧倒されました。
一人旅では得ることができなかったことばかりです。

また、解説してくださった方も親切で、とにかくいろいろ惜しげもなく見せてくださったことに感謝です。

私はこういう研修旅行を企画する場合、かならず目的を明確にし、その旅行で得たものは今後に活かせるようにしています。
そうでなければ単なる旅行になるからです。

車中では熊本地震の報道ばかりみていました。
今回の研修旅行で得たものは多く、今後の仕事に活かせるものばかりだったので大きな収穫といえます。

翌日、4月16日についてはまた別の機会に書くことにします。

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