和尚の大和路

和尚が撮った大和路写真を中心に、
旅で見つけた写真なども・・・

御嶽山

2014-09-29 12:29:31 | 風景写真
御嶽山が大変なことになっています。
死亡者4人、心肺停止者27人

30数年前にも同じような火山爆発がありました。
その時は季節が観光シーズンと離れていて、
遭難者はありませんでした。
今回は頂上付近が紅葉の最盛期で
週末が重なり、登山者が多かったので、
このような遭難者が出ました。
3000m級山で、日帰り可能な数少ない山です。
日帰りの場合、お昼前後に頂上に着くので、
昼前後に登山者が多かったのかもしれません。
普通は午前中の早い時間に登頂を済ませます。
9時を過ぎるとガスが出ることが多いから。

今日の朝、毎日放送(4ch)を見ていたら、
知り合いが出ていました。

山岳写真家津野祐次さんです。
彼はこの時、頂上付近にいました。
脱出の模様を語っていましたが、
火山活動が活発になっているとの認識はありました。
彼は御嶽山には230回も行っているそうです。
(津野さんは日本山岳写真協会の南信支部長で
和尚が現役の時には交流がありました)

津野祐次さんは“ひるおび”に出ています。

これも天災、亡くなられた方には申し訳ありませんが、
生死の分かれ目は運命としか言いようがありません。



2006年10月5日の記事です。

北アルプスの南はずれに巨大な二つの山があります。
先日紹介した乗鞍岳と今日の御嶽山です。
関西からも近く、登り易い山なのに、
和尚は登っていません。
麓に広がる開田高原の名前に惹かれて来たのが始まりです。
御嶽山を眺めるだけで癒される理由から、
何度も足を運びました。
御嶽山周辺には見所が一杯あるのに、
開田高原だけに来ています。
必ず寄るところに地蔵峠と木曽馬の里があります。
地蔵峠は展望のいいところで、
御嶽山が一番カッコ良く見えます。
木曽馬の里は牧場と農場があるところで、
いつでも入れます。
固有種木曽馬を守っているところで、
昼間の見学はOKです。
体験蕎麦道場もあり家族でも楽しめます。
個人的にはイヤなんですが、
敷地内に“季の里 宿風里”という温泉宿泊施設も出来、
ますます人が増えています。
和尚のお薦めはキャンプ場の奥にある、
やまゆり荘という日帰り温泉です。
御嶽山が迫力をもって迫ってきます。

牧場からの御嶽山(冬) この季節殆ど人が来ません。
噴火口は左の山塊の向こう側です。(王滝村側)


牧場からの御嶽山(春) 黄色の花はカラシナです。


中央アルプスからの御嶽山