車の状態を見たテルテルが「保険を使わないで修理しましょう」と云う。
10万円以下の修理費用だと保険を使って毎月の掛け金を上げるよりは得らしい。
それに「かなり走った車なので新品のタイヤに交換するのはモッタイナイから中古のタイヤを探します」との提案。
バーストしたのは2本だけれど、他の2本もかなりスリ減っていると云われた。
つまり「中古のタイヤが限界に来た時、新車に交換したら?」とのことだ。
ナルホドね。色々と考えてくれるものだ。
ホイール付きで新品を4本交換したら8万は超えるだろうと思っていたのに、中古なので何と驚くほどの激安。
私のスリ減ったタイヤを見て「かなり攻める走りをしていますね」と笑われた。
つまりレーサーのように高速でカーブを曲がるのでタイヤの縁の部分が異常に減っているらしい。
そうか、それでT代さんは「お願い、もう10キロスピードを落として」と叫んでいたのだ。
私の攻めを凌ぐには「ウッフン」しかないのを彼女はまだ知らないようだ。
チェンジレバーをギュッと握ってスピードダウンする方法だってあるのに。
溝のあまり無い中古のタイヤでは無理が出来ない。
当分、静かに走ろうかな。
次に買う車が、多分人生最後の車になる。
今度は小さいのにしよう。
カーブで攻めることは少なくなるだろうね。
でも車に乗せる人には、先ずチェンジレバーの位置を教えておかなくては。