「お母さん、洗濯は終わったの?」この言葉で全てを察したルンバは急にソワソワして「終わったよ」と元気が良い。
「それじゃ、行こうか?」
「何処へ」が抜けているけれど、そんなのは気にならないようでサッと着替えた。
ルンバが外出する時はほぼスッピンだ。顔に自信があるとかではなく面倒だからだと思う。日焼け止めを塗れば完成。
その上に口紅を塗れば立派な厚化粧と本人は思っているのかも知れない。
あまりにも化粧っ気が無いのでスリスリが時々「何とかしたら?」と怒るが本人は気にしないし、私も化粧待ちでイライラすることが無いので有難い。
私が気にならないのだから、まぁそれで良いのだ(笑)
で、スッピンの婆さんと無精ひげが生えた爺さんが目指したのは150キロ北にある網走市街の西端にあるらしい大曲湖畔園地。
ルンバが運転席に座り、オチッコタイムを一度とっただけで私が設定したナビに従って目標地を目指した。
空は黒い雲に覆われているが、何とかなるだろう。
途中少し迷ったけれど、私も初めての園地に無事到着。
到着して初めてルンバは「あっ、テレビに映っていた場所だ」と気が付いた(笑)
広大な園地一面にコスモスが咲き乱れ、無料で散策することができる。
ヒマワリが端に一列に植えられているのは塀の代わりだろうか。
感激しているルンバと手を・・・・・あれっ?
私を置いて独りで勝手に向うへ行ってしまっただよ(涙)