数日前のこと。
「京都の四条大宮にある1号店に行ったとき、混んでいるのに注文して数分で料理が出て来たんだ。あれには驚いたよ」
と云いながら奥様と二人で地元店に入り待つが、料理が出てこない。
我々より15分も後に座った隣のおっちゃんでさえ先に食べながら不思議そうな顔して こちらをチラ見。
前のオバチャンもサッサと食べて出て行った。
「きっと手間がかかる料理を頼んだからだ」と家内は言うが、ラーメンとチャーハンと餃子のセットのどれが手間なのか判らない。
さらに待ち続けて、「大変遅くなって申し訳ありません」と少しずつ食べ物が到着した。
どうも注文を受けたデータを厨房に送信しなかったようだ。
「もう二度と来るもんか」と思いたいが、旨いから仕方ない、また来るだろう。
そして今日。
スーパーの中にある「トンカツ屋」へ入った。
二人で注文したのはヒレカツ定食の竹950円と松750円。
出てきたのは、どちらが竹でどちらが松か判らないほど量も盛り付けも似ている。何処が違うのだろうと良く見たら、皿が丸いか四角いか。
不思議に思いながら「美味しいね、肉が柔らかいね」と云う定番の言葉を用意してガブリ・・・・??
アムアムアム・・・・???
2切れ、3切れと食べて顎が疲れた。何かがおかしい。
向かいの家内の顔は困惑の表情。
「硬いよね、サクサク感がゼロ」と意見が一致。
こんなに硬い肉を初めて食べた。それもヒレカツで。
家内は4切れ目でギブ、箸を置いた。
残すことをヨシとしない私でさえ、残り二切れで口の力に限界を感じギブ。
自分のことが、奥歯で必死に骨に噛り付いている犬のように思えてしまった。
無理してダイエットして筋肉モリモリで体脂肪がEXILEのような豚さんの肉なのかも知れないが・・・・・もうここには二度と来ないだろうなぁ。