北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

そだね+當麻寺(昨年春 車中泊の旅)

2018-02-22 22:32:13 | 日記
雪のない南の島からやってきたTさん。
札幌近郊では、チューブソリなどで散々雪遊びをしたらしいのだが、まだ欲求不満が解消されずに釧路を目指したとのこと。

その矛先はジェームスなのだろうかと少し不安と そして少し期待(笑)

でも彼女が会いたかったのは、自然の中にいる動物たちで 残念ながら私でもジェームスでも無かった。

エゾリスにキタキツネ、エゾシカに丹頂鶴。そしてSLの写真も撮りたいとの御希望。彼女の良い所は、遠慮しないで自分の希望を述べることだ。

そして、その指示に従順であることに少し喜びを感じるMな私。

車に乗ってすぐ、ホテルのチエックインより先に丹頂鶴のいる鶴居村へ向かった。









彼女が次々と話し掛けてくるのは嬉しくて興奮している証拠だ。







「●●がね、××なのよぉ。そう思わない?」との問い掛けに「そだね」と答える私。
機関銃のように話しかけてくるので、カーリングの「そだねジャパン」並に「そだね」を連発だ。







彼女がフッと静かになったのはLINEが入っている時だけ。

極寒の中、「このキンキンに冷えた空気が良いのよ」とコートの前を開けて歩き周る姿は、寒さと云う感覚を持たない異星人のようだ。



この前、Sさんを案内した時に食いついた谷地坊主を見せて釧路へ戻ったら丁度夕暮れ時だった。



タイミングが良さそうなので幣舞橋へ案内した。
「世界三大夕日」と称賛される釧路の夕陽を見せるためだ。





橋の上で どんどん落ちて行く夕陽を撮った。









「良かったぁ、綺麗だったねぇ」と大きな声で叫ぶ彼女を見るだけで私も笑顔になれた。

遠くから私を頼って来てくれるなんて、それだけで嬉しい。

「ねぇ ねぇ 明日はSLだよね」と話しかけてくるTさんの瞳は まるで子供のようだった。

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★車中泊の旅(前回の続き) 当麻寺 編 

高野山を離れて下界へ降りた。
私には やっぱり俗界の方が落ち着く。

二上山麓にある飛鳥時代創建と云われる当麻寺へ行った。



墓場が怖くて信心は薄いのに古寺が好きな私。





境内を歩いて本堂で500円を払ったら若い坊さんが出てきて本堂内部へと導かれた。







薄暗い本堂の中には古めかしい仏像が並んでいるのだが、坊さんは機械の再生スイッチを押すと出て行ったので、私は一人ぼっちで説明を聞かなければならない。
忍耐との勝負に何とか勝ち本堂から出て挨拶すると、「次はこちらへ」と導かれて講堂へ。先ほどよりも薄暗い室内に取り残され怖い仏像に睨まれて過ごす恐怖の時間。

やれやれ、やっと終わったと思って外へ出たら待っていた坊さんに否応なく連れて行かれて今度は金堂の中。

奥へ入ると真っ暗なので少しでも明るい入口内側に立ち、そっと外を窺うと坊さんは私とは背中合わせの位置で自分だけ明るい光を浴びて時間を潰していた。

説明が終わると同時に エイッと外へ飛び出たらノホホンとしていた坊さんがギャッと飛び上がった(笑)

必死になって その驚きを押し隠して私に挨拶したのだが・・・・・アンタ まだまだ修行が足りないよ(笑)


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