ルンバが定期の内科受診日なので運転手。
待っている間に、馴染みの床屋へ行った。
2つある椅子は塞がっていたので、少し待つことになったのだが、散髪中の一人が元職場の2歳上の先輩だった。
後輩の私は何よりも礼儀を重んじるので、丁寧に「お元気でしたか?」と挨拶。
この先輩、昔から頭髪を前川清のようにきちんと後ろへキレイに揃えていたので、散髪中に髪が色々な方向へ引っ張られると別人に見える。
そして、何と白髪染めを始めた。
昔から染めているとは聞いていたが実際に染めているのを見たのは初めてで興味津々。
ギドギドのコールタールのようなものを全体にベタベタ塗っていくと、まるで そう 「鉄腕アトム」みたいになった。
だから礼儀を大切にする私もガマンできずに、「アトムみたいですね、空飛べそうです」と余計なひと言。
先輩は苦虫噛み潰した顔をしたが、床屋のオッサンも奥さんも大爆笑。
隣の椅子が空いたので私の散髪が始まった。
「いつもより可愛くして下さい」との無理な注文にも「はい、はい」と適当に応じてくれる。
奥さんは私の髪を切りながら「結婚して40年以上にもなるのにダイヤの指輪とか買ってもらったことがない」と愚痴をこぼす。
「そりゃ、騙されたんじゃないの? アノ人に・・・」と隣の椅子でアトムの修復をしているダンナをイジメ、ついにダイヤを買ってあげると約束させた。
アトムは時間がかかるので私が先に終了。
もう一度、「ダイヤを忘れないように」とダンナにダメ押しをし、奥さんの笑顔に送られて少し可愛くなった私は 「お先に失礼します」と先輩にきちんと挨拶し、床屋を出た。
待っている間に、馴染みの床屋へ行った。
2つある椅子は塞がっていたので、少し待つことになったのだが、散髪中の一人が元職場の2歳上の先輩だった。
後輩の私は何よりも礼儀を重んじるので、丁寧に「お元気でしたか?」と挨拶。
この先輩、昔から頭髪を前川清のようにきちんと後ろへキレイに揃えていたので、散髪中に髪が色々な方向へ引っ張られると別人に見える。
そして、何と白髪染めを始めた。
昔から染めているとは聞いていたが実際に染めているのを見たのは初めてで興味津々。
ギドギドのコールタールのようなものを全体にベタベタ塗っていくと、まるで そう 「鉄腕アトム」みたいになった。
だから礼儀を大切にする私もガマンできずに、「アトムみたいですね、空飛べそうです」と余計なひと言。
先輩は苦虫噛み潰した顔をしたが、床屋のオッサンも奥さんも大爆笑。
隣の椅子が空いたので私の散髪が始まった。
「いつもより可愛くして下さい」との無理な注文にも「はい、はい」と適当に応じてくれる。
奥さんは私の髪を切りながら「結婚して40年以上にもなるのにダイヤの指輪とか買ってもらったことがない」と愚痴をこぼす。
「そりゃ、騙されたんじゃないの? アノ人に・・・」と隣の椅子でアトムの修復をしているダンナをイジメ、ついにダイヤを買ってあげると約束させた。
アトムは時間がかかるので私が先に終了。
もう一度、「ダイヤを忘れないように」とダンナにダメ押しをし、奥さんの笑顔に送られて少し可愛くなった私は 「お先に失礼します」と先輩にきちんと挨拶し、床屋を出た。