北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

制服

2013-07-28 22:24:40 | 日記
足の状態が良いので、家族がいない隙を狙って杖を突きながら運転席へ座る。
骨折以来、診察を除いての外出は1度だけ。運転は、ひと月ほどしていない。
折れているのは左足なので、オートマ車のアクセル、ブレーキ操作に支障はない。
一通り運転席の感覚を味わった後、車庫のリモコンシャッターを開ける。
外の光が眩しく感じられる。その光の中に、向かいのスピーカー夫婦の姿はない。
(幸先は良いようだ)
静かに車を出して、シャッターを閉める。

少し緊張状態で団地の外へ。日曜なので交通量は多い。
しだいに、カンを取戻し、骨折していることも忘れて港へ向かう。
育ったのが港町だから、どうしても海が見たくなってしまうようだ。


今日は、「霧フェスティバル」と云う お祭りの最中。気温が20℃ほどの肌寒さなのに、頑張って浴衣を着ている人がチラホラ。


何処へ行きたいと云うアテも無いまま、車は自然にウオーキングをすることの多い春採湖へ向かってしまう。


歩けるようになったら、最初に此処を歩こうと心に誓う。
それを完治の日とすることに決定。

炭鉱のボタ山横を通って、菩提寺のある米町へ。車の中から本堂を拝む。
そう云えば、盛岡のブロ友 Aさんの思い出の地、「弁天ケ浜」が近いことを思い出し、写真に撮ろうと行ってみた。
バス停の終点から踏切を渡ると海岸だ。


踏切の横に、石川啄木の立派な歌碑ができていた。
「さらさらと 氷の屑が波に鳴る 磯の月夜のゆきかへりかな」


Aさんは、多分、デートをしていたのだろうと思うが、本人は頑として認めない(笑)
当時は文学少女だったので、物思いに耽りに海岸へ来たのだと言い張るのだ。
Aさんと家内とは、偶然にも同じ高校なので制服も同じだ。
何となく制服を着たAさんの姿を想像するのだが、やはり横には男が並んで歩いているように思えてしまう。

コンビニにも本屋へも寄ることができないまま、帰宅。

Aさんに「弁天ケ浜」へ行ってきたと報告し、高校の制服のはなしに発展。
「奥さんに制服着せて何するの?」と云われてしまう(笑)
そんなこと、全く考えてはいなかったが、気になって一応奥様に訊いてみた。
「ねぇ、高校の制服、まだとってあるあるの?」
キョトンとした家内 「そんなもの、とっくに捨てた」と
そりゃ そうだと思いながらも、少しだけ寂しい。

Aさんに報告「家内の制服は大分昔に捨ててしまっていた」
「Aさんの制服は まだとってあるの?」・・・・この返事は まだない。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。