北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

冬の阿寒湖とトンカチとクギ抜きと

2014-03-13 17:05:22 | 旅行
良い天気だ。

そわそわと動き出した私を見て、色々と詮索するルンバとスリスリ。
「朝食べたから・・・・診察ではない」 とルンバ。
「音楽を聴くイヤホーンを入れていないからウォーキングでもない」とスリスリ。
二人でゴニョゴニョと私のこれからの行動を推理している。

カメラの入っている亀の甲羅型バッグを背負って亀仙人スタイルになった所で「何処まで行くの?」と声がかかった。
「未定だけど、北の方」と答える私。
一応、美幌を目指そうかと思ってはいるが、体力落ちてきているし「う」の状況によっては途中で駆け戻るかも知れないのだ。

とにかく、阿寒湖へ通じる通称「まりも国道」を北上する。


雌阿寒岳は、今日も御機嫌麗しく噴煙を上げている。


阿寒湖畔に近づくにつれて、路肩の雪は高さを増すが、路面には殆ど雪はない。

冬の温泉街には、人が あまり見当たらない。


「まりむ館」に車を置き所要を終えてスッキリしたところで温泉街を撮影しようかと思ったが、スリップ→転倒→骨折と考えると徒歩での移動は危ないと思い車で動くことにした。


冬の温泉街は、人が少なすぎて夏場には車では入られない場所へも侵入でき余地に駐車しやすい。

阿寒湖は、ほぼ全面結氷していた。


湖面には、わかさぎ釣りのテントが並び、横のスノーモービルコースでは子供連れの家族が「一見楽しそう」に走り回っている。


何故、「一見楽しそう」かと云うと、スピードが上がると氷のような冷たい風が顔に当たって顔が凍り付くからだ。


顔が凍って能面のように固く動きが悪くなって表情が消える。
だから、楽しいのだが、強張って笑顔になれない。

寒い中、立ちションをしようものなら、放水した途端に凍りつくので、手に小さなトンカチを持ってカチンカチンと折りながら放尿しなければならない。

女性の場合には、もっと大変だ。
構造上、トンカチは使えないので釘抜きが必要になるからだ・・・・と云う落語があったのを、何故かスノーモービルを見ながら思い出していた。

おあとが よろしいようで・・・・・・、チョン・・・チョン、チョン・・・・・