北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

猫が生んだ卵

2013-12-14 21:03:55 | 日記
猫が亀のように沢山卵を産み落とす。こんな夢から目覚めた。
夢見ている時は、何とも思わないのに、良く考えたら猫は卵ではない。
何か変な一日になりそうな気配。

今日は、息子様御一家が写真屋さんで記念撮影をすると云うのでガヤとして見物に行った。
念入りに選んだ服を着て準備室から出てきた息子は、気取ってニコリともしない。
奥様は、「これでもかぁ」と広がったドレスを着て場所を独り占め。

少し言い過ぎかも知れないが、マリーアントワネットとルイ14世が出現した感じ。
それにしても現実離れした夢の世界。猫が卵を産むのも理解できた。

洋館の窓辺の前へルイが立つと とてもじゃないが自分の腹から生まれた……じゃなかった、家内の腹だった。家内の腹から生まれたとは思えない仕上がりだ。
少し丸顔すぎるかも知れないが充分格好良い。その横に並ぶアントワネットは直視できないほど眩しく美しい。

それに加えて、いつも私の尻にカンチョーする孫はスーツにネクタイ姿で神妙な顔つきで鏡の前。
いや男は刺身のツマなので適当で良いのだが、女の方は小学生だと云うのに真っ赤なドレスを広げて腕から肩までモロ出しで寒い気配も見せず、艶然とした気配を漂わせて周囲のものを寄せ付けない気品。
真っ赤な唇は、すでに男をメロメロにする妖しい輝きを放つ。

横を見ると普段着の家内(現実)、前を見るとフランスの王室御一家(夢)
夢と現実のはざ間で揺れ動き、結局現実の方を見ないように努める私。

撮影開始。「少し右を見て、もう少し傾けて」とカメラマンからの指示が次々と飛ぶのに合わせて、何故か見ている我々も一緒に右を見たり首を傾けたり。

撮影も終わり、普段着に戻って出てきた御一家。顔だけ化粧のままで違和感は残るが、それでも こちら側に戻ってきてくれてホッとした(笑)