
<青海>の大株を今月初め入手した。10本立ちくらいの株立ちは
過去に何度も見たことはあるが、30本以上もある大株で、しかも
均整のとれた自分好みの株と出合ったのは今回がはじめてだ。
大和愛蘭会のセリ市の会場に大橋さんが私のために持参された。
肉厚で丸みのある葉が軸元から半円を描くように湾曲している。
その葉が重なった姿は、まさに江戸文様の青海波そのものである。
天咲きの花がまたすばらしい。ピンク色の大輪でしかも変わり花だ。
来年の花時が待ち遠しい。


青海波に千鳥の図柄の化粧鉢に植え替えてみた。
3.5号鉢。10月13日撮影。

鉢の真上から撮影。10月13日撮影。

青海独特の葉繰り。10月13日撮影。

鉢の裏側。10月13日撮影。

鉢の横から10月13日撮影。


蘭舎内の作場で栽培するためには、やはり
ラッパの素焼き作鉢に限る。

<紅孔雀>
5年まえに一本立ちの株を80万円という値で薦められたが、
一晩思案したすえ、買いそびれた。
今月はじめ株の表裏に仔が4個もある、今まで見たなかでは
最上の株で、しかも5年前の株の1/4の価格だったので、
迷うことなく買い求めた。 よい買い物だったと思う。
雄大な葉姿で、<孔雀丸>の本芸品を大型にしたラシャ葉で
葉の幅が広く、量感たっぷりの品種。九州宮崎の産である。
今は亡き常盤園の松村園主が25年まえに命名したもの。
当時東京の高島屋で一本立ちの株に1千万円の値がつき、
富貴蘭界を騒がせた話が、いまも記憶に残っている。

10月11日撮影。



鉢の上から撮影。ラシャ葉と葉幅の広い姿が分かる。

