狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

小沢一郎にブーメランが再直撃…検察側、「天の声」を指摘!

2009-06-19 14:24:04 | 県知事選

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2009.6.19 11:14

初公判で東京地裁に入る西松建設前社長の国沢幹雄被告=2009年6月19日午前9時半、東京・霞が関(大西史朗撮影)初公判で東京地裁に入る西松建設前社長の国沢幹雄被告=2009年6月19日午前9時半、東京・霞が関(大西史朗撮影)

 《民主党の小沢一郎代表代行側への違法献金事件で、政治資金規正法違反と外為法違反の罪に問われている準大手ゼネコン「西松建設」(東京)前社長、国沢幹雄被告(70)に対する初公判が19日午前9時59分、東京地裁102号法廷で開廷した。国沢被告が起訴事実を認め、夕方までに結審する見通しで、公判手続き上の争点は量刑に絞られている。公判は、外為法違反罪に問われた元副社長、藤巻恵次被告(68)と併合して行われる》

 《最大の注目点は、小沢氏の公設第1秘書で資金管理団体「陸山会」の会計責任者、大久保隆規被告(48)=政治資金規正法違反罪で起訴=が起訴事実をおおむね認めていたとされる取り調べ段階の供述が、どこまで明らかになるかだ。大久保被告は総選挙後に開かれる見通しの初公判で、起訴事実を否認する方針とみられている。また、検察側は小沢氏側の関与については今回、立証に必要な最小限しか言及しないとみられるが、特捜部では小沢氏側への違法献金の動機が東北地方の公共工事受注にあったと判断しているとみられ、建設業界と小沢氏側との具体的なやり取りがどの程度明らかになるか注目される

                   ◇

【西松事件公判】小沢氏事務所から「天の声」 検察側が指摘 2009.6.19 10:53

 西松建設の違法献金事件初公判で検察側は19日午前、冒頭陳述で、小沢一郎民主党代表代行の事務所が岩手県や秋田県で影響力を強め、事務所の意向がいわゆる「天の声」とされたと指摘した。

 冒頭陳述によると、小沢氏の公設第1秘書大久保隆規被告=政治資金規正法違反の罪で起訴=が、献金をめぐる業者との交渉や、「天の声」を出す業務を行っていたという。

 この日の公判では、政治資金規正法違反外為法違反の罪に問われた西松建設の前社長、国沢幹雄被告(70)が起訴事実を認めている。

                    ◇ 

「西松初公判」隠し?民主党が重要法案採決の19日集中作戦 2009.6.11 21:18
 民主党が重要法案の採決や再議決などの国会日程を19日に集中させようとしている。この日は西松建設の違法献金事件で前社長の初公判が開かれるため、「冒頭陳述で民主党の小沢一郎代表代行の名前が出る可能性があるから、他のニュースをぶつけて大々的に報道させないようにしている」(自民党閣僚経験者)との憶測を呼んでいる。

 与党は11日の衆院議院運営委員会理事会で、臓器移植法改正4案を16日の衆院本会議で採決するよう提案した。同日は国民年金法改正案が参院送付後60日となり、「みなし否決」による衆院再議決が可能となるだけに、両案を一緒に本会議で処理したい考えだ。

 ところが、民主党は両案について、いずれも19日の衆院本会議で処理すべきだと主張している。同日は海賊対処法案の再議決も予定されており、与野党の19日をめぐる神経戦は週明けまでもつれ込みそうだ。

                    ◇

「障害者郵便制度悪用」と「【故人】献金」

二つのブーメランが民主党を伺っていると思ったら、もう一つの巨大ブーメランのことを世間は忘れかけていた。

折角通り過ぎたはずの巨大ブーメラン・西松建設事件が再直撃したらたまらん。

民主党は6月18~19日はマスコミの目を「西松事件公判」から逸らすため、

国会を利用するという姑息な手段で国民を欺くつもりらしい。

道理で昨日から今日にかけてのテレビワイドショーは「臓器移植法」一辺倒。

「人間の生死に関わることを政治家の投票で決めるものではない」といった超センチメンタルな意見を吐く大学教授などがテレビ画面を賑わした。

その意味では民主党のブーメラン隠し、いや、「西松事件隠し」は一応成功したように見えるが、ネット上ではそうは問屋が卸さない。

説明責任が得意の民主党だが、このお方は「黙殺」でやり過ごすつもりらしい。

【西松事件公判】小沢氏は終始“無言2009.6.19 12:51

「無言」は沖縄タイムスと、琉球新報が目下「うらそえ文藝に」に対して行っている卑怯な手段だが、

西松事件の初公判で検察が、指摘する小沢一郎民主党代表代行の「天の声」に関して、

無言では国民が黙っていないだろう。

西松事件公判】公明幹部「事実上の小沢氏への起訴状だ」2009.6.19 13:31
 西松建設の違法献金事件の19日の初公判で、検察側が岩手県と秋田県の公共工事で小沢一郎民主党代表代行の事務所が公共工事談合の「天の声」を下していたと指摘したことについて、公明党のベテラン議員は「これは事実上、小沢氏への起訴状だ」と述べた。

 別の同党幹部も「これほど詳細な内容が冒頭陳述に盛り込まれるとは驚いた。(小沢氏の公設秘書の)大久保隆規秘書への起訴とも言えるだろう。西松側が罪状を認めれば、小沢氏側の説明責任は一層厳しく問われることになる」と述べた。

 また同党の北側一雄幹事長は19日昼の代議士会で、「今日の冒頭陳述での指摘を受けて、小沢氏自身がきちんと釈明すべきだ。民主党としてもどう説明するのか、自浄能力を発揮するのかが問われる」と指摘した。
 

                   ◇

民主党がいくら「西松事件隠し」をしても、ブーメランは今民主党本部のドアをノックしている。

さぁ、小沢氏が沈黙で逃亡しても、民主党の説明責任は免れない。

それとも「国策裁判」だと、今度は裁判所に抗議しますか。

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黒幕は某民主党議員だ!カエルの大合唱!追記あり

2009-06-19 00:01:54 | 県知事選

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【郵便不正】証明書発行「然るべくやりました」厚労省元部長が民主党議員に報告
 
 障害者団体向け割引郵便制度の悪用をめぐる虚偽有印公文書作成事件で、厚生労働省障害保健福祉部の元部長(57)=退職=が大阪地検特捜部の調べに、元雇用均等・児童家庭局長、村木厚子容疑者(53)から「凛(りん)の会」の障害者団体証明書の発行の報告を受けた後、「民主党国会議員に『然るべくやりました』と伝えた」と供述していることが17日、関係者への取材で分かった。

 特捜部は「証明書のことは知らない」と全面否認している村木容疑者の関与を裏付ける供述とみている。また、元部長が国会議員にアピールするため電話で報告した可能性が高いと判断。今後、元部長が証明書が偽造されたことを認識していなかったか慎重に捜査を進める。

 関係者によると、元部長は平成16年6月上旬、当時、障害保健福祉部企画課長だった村木容疑者から「証明書を発行しました」と報告を受け、その後すぐに民主党国会議員に電話をかけたという。

 同会の証明書発行をめぐっては、凛の会主要メンバー、倉沢邦夫容疑者(73)が16年2月、民主党国会議員の事務所で厚労省への口利きを依頼。議員はその場で元部長に電話をかけ、元部長はその後、村木容疑者に「うまくやってくれ」と対応を指示したことがすでに判明している。

 村木容疑者は16年6月上旬、倉沢容疑者から直接、「早く証明書を出してほしい」と催促を受けると、「活動実態のない団体かもしれないが早く出してあげて」と同部係長の上村勉容疑者(39)に改めて指示したとされる。

     ◇

 郵便法違反などの罪で起訴された障害者団体「白山会」会長、守田義國被告(69)と広告代理店「新生企業」(現・伸正)社長、宇田敏代被告(53)が17日、保釈された。弁護人らによると、保釈保証金は守田被告が730万円、宇田被告が2000万円。
                     ◇

社会派推理小説なら大方こういう筋書きで展開するであろう。

ある事件(ベスト電器事件)の発覚から、悪徳業者(白山会・凛の会)の親玉が逮捕され、その自白により担当官庁(厚労省)の下っ端役人(上村係長)が事情聴取される。 そして事件は高級官僚(村木局長)へと繋がる黒い疑惑が浮上する。 そしてその闇の奥に見え隠れする高級官僚と大物政治家との癒着の構図が捜査の焦点となる。

ここで、事件の真相を知る下っ端役人(上村係長)が自殺あるいは謎の不明死を遂げる。

結局真相は全て闇の中かと思われた。

そこで探偵役の新聞記者あるいはルポライターが登場し、閉ざされた闇の中の真相を暴いていく。

だが、事実は小説よりも簡単、

というよりあっけない展開をする。

逮捕された悪の面々、守田義國被告(白山会代表)、宇田敏代被告(広告代理店「新生企業」(現・伸正)社長)そして倉沢容疑者(凛の会幹部)が、次々と、いとも簡単に白状してしまう。

小説では謎の不明死か自殺するはずだった担当役人(村上係長)も、逮捕されるや、あっけないほど簡単に「村木局長に指示された」と白状してしまう。

更に村木局長の当時の上司である元部長までも、某国会議員に頼まれ「政治案件」として実行するよう村木局長に指示したとゲロっている。

それどころか、ご丁寧にも偽証明書が倉沢被告の手に無事?渡った後、黒幕の某国会議員に「例の件然るべくやりました」と報告の電話までしたという。

犯罪も皆でゲロすりゃ怖くない!

カエルの大合唱じゃあるまいし、皆で揃ってゲロってどうする!

と言いたいところだが、小説の面白さはともかく、黒幕の正体がそのゲロであっさりと炙り出されてしまった。

こんな所にも⇒カエルも…軒先に約60匹 千葉の団地

今のところ、シラを切っているのは村木局長と、某民主党議員の二人、おっともう一人の某議員の三人だけになってしまった。

皆の大合唱で某議員の名を挙げているのなら、特捜としては事情聴取くらいして当然ではないか。

それを選挙前云々だといって放置することこそ、逆に「国策捜査」と呼ばれるべきではないのか。

 

【追記】 

①ガサいれをしたら、小判がザックザク!

400万円を「失念していた」とはね!

厚労省捜索…机の中に400万円 前局長の職場プール金

②これって「国策裁判」?動画あり↓

西松建設違法献金事件 前社長・国沢幹雄被告ら初公判 東京地裁. FNN news

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★こんな民族に選挙権だと!?在日の国旗侮辱!

2009-06-18 12:02:57 | 県知事選

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沖縄の教師といえば、「反戦平和」をお題目のように唱え、生徒の教育より「プロ市民活動」に現を抜かすサヨク狂師が多いと思われがちだが、沖縄紙が彼らの意見しか反映させないのでそう思われるだけで、実際は新聞の偏向報道に怒る良識ある先生も多数おられる。

最近まで沖縄で高校教師をされていた、トラネコ先生が南米のドミニカで新しい仕事に挑戦されているが、他国の国旗を侮辱する不逞の国に対して怒りを露にされている。

日本人はおとなしすぎる!

遠い地球の向こう側で一人激怒するトラネコ先生と共に激怒しよう。

以下は「トラネコ日記」の引用です。

                 ◆

こんな○○民族に選挙権だと!?

2009年06月16日

怒りの緊急エントリ(激怒)

日の丸にウンコのデザインをする在日韓国人 「オレ達に選挙権を与えろ」
http://www.youtube.com/watch?v=yIcVnZZ-vLw


この動画を見て非常に腹が立った
やり場のない憤りが私の中で沸々と煮えたぎっているwww


私は朝鮮民族や半島国家については出来るだけ書かないようにしてきた。
それは朝鮮民族の低能・低俗・卑俗さ
様々なサイトやブログに出ており、
いまさら私が書く必用もないし、またこんな異常な連中に関わると、
こちらも精神に異常をきたしそうになるからだ。

差別するなって? 冗談じゃない、
差別どころか生理的嫌悪感と危機感で一杯である。
一生こいつらとは関わりたくない。
朝鮮人に関しては差別ではなく、区別というのだ。
一億歩譲ってそれが「差別」だとしても、
彼らは差別されても仕方ないことを、
これまで散々しまくってきた連中である。
いや、現在もこの動画でわかるとおりしているのだ。


日本および日本人を侮辱し、日本を汚し、
さらに暴力と恐喝で行政を脅して特権を勝ち取り、
日本人の生き血を吸っている寄生虫かダニのくせに、
日本の国旗を侮辱した上に選挙権よこせだとWWW


フザケルなよっ 超○人WWW

日本は戦後の日教組教育の影響もあって、
国旗忠誠を誓ったり、尊重したりする習慣が根付いていない
しかしこれは日本以外の国々では普通のことである。

ちなみにキ○ガ○半島国家でこの○○在日チョーセン人と
同じことをやったらどうなるだろうか?
半島国家でなくともどこの国でやっても、
袋叩き、半殺し、本殺しは当然だろう。



私は外国人排斥などまったく考えていない。
このことは以前にもブログに書いたが、
むしろ一定の各民族や外国人がいるほうが、
日本人の国際感覚にも貢献するのではないかと思っている。

しかし在日朝鮮民族だけは、
   絶対お断りである。



この民族は日本に帰化しても祖国である北朝鮮・韓国に、
国家的民族的忠誠を誓っている敵性外国人なのだ。


その顕著な証拠に民主党の帰化朝鮮人・ネクスト防衛副大臣・白眞勲は、
「我々韓国人は『東海』を『日本海』とは呼べない」(2003 朝鮮日報)

日本に帰化したということは彼は日本人である。
しかし「我々韓国人」と日本の国会議員になった現在でも公言してはばからない。
しかも「韓国のためにこの地位を利用する」と民団講演で述べている。

これに対して民主党執行部はなんら批判もお咎めもなしである。
こんな奴が民主党政権での防衛副大臣だとwww
おそらく竹島のことを独島と呼び、領有権は韓国だと断言しているだろう。
万が一日本と韓国が戦争になったら、
こいつらは日本人に銃口を向けるのは100%間違いないだろう。


真剣に日本は終焉に近づいているではないか・・・


こんな連中に選挙権を与えることが、本当に妥当かどうか真剣に考える必要がある。

しかも日本国籍を取ろうが、取るまいが、日本人としての自覚や義務は一切もたず、
ひたすら権利のみを主張する朝鮮民族の狡猾で賤しいふてぶてしさは実に危険
である。

ただでさえ在日朝鮮民族の凶悪犯罪、とくに性犯罪の多さは異常である。
売国放送局NHKやテレ朝、TBSは在日を日本人名で報道し、
その実態を隠蔽しているが、在日のこのような犯罪報道は氷山の一角である。
それはNHKやTBSにはすでに多くの朝鮮人が社員として働いていたり、
あるいは関連会社が朝鮮系であったりするからである。

朝鮮総連のような北朝鮮の工作機関が堂々と日本で非合法活動を行い、
30兆円産業パチンコからは北へ不正送金している。
それによって日本は核兵器やミサイルの危機にさらされているのだ。

このような危険な敵性外国人に参政権などもってのほかではないか。

次の選挙では絶対に民主党に政権を取らせてはいけない。
間違いなく日本は中韓朝の属国になる!



私は日本に生まれ、日本人として生きてきたことに誇りを持っている。
しかし狭小な民族主義や排他的な思想には大反対である。
日本が世界に開かれた国になることも賛成である。


しかし、

朝鮮民族や漢民族がデカイ顔して、
列島を闊歩するような日本であって欲しくない。


日本列島は日本人だけの国である。



日本人とは国籍取っても韓国や北朝鮮に忠誠を誓うチョーセン民族のことではない。
日本を愛し、日本に誇りをもてれば、青い目であれ、黒い肌であれ、
立派な日本人である。彼らは同胞と呼べるのだ。


はっきり言おう。

在日朝鮮民族が日本から消えていなくなれば、
日本の治安・経済・安全保障は、
かなり向上することは間違いない。





「すべての日本人に捧ぐ」
http://www.youtube.com/watch?v=aw_mWZ0LqQQ

日本を貶め卑しめ、売国行為をする自称「公共放送」NHKの受信料解約のお勧め。  

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★まだまだ続く星、上原の衝撃!

2009-06-18 07:45:34 | ★集団自決

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【動画】必見!
1/2【沖縄集団自決】「軍命令はなかった」-『うらそえ文藝』会見・前半[桜 H21/6/15]

 
                    *
 
世界日報「沖縄のページ」が星、上原両氏の記者会見を掲載!

沖縄戦集団自決~県内知識人が軍命説を根本否定

 文芸誌「うらそえ文藝」最新号で

 先の大戦末期の沖縄戦時に座間味島、渡嘉敷島で起きた集団自決で、当時の守備隊長だった梅澤裕氏と赤松嘉次氏(昭和55年死去)が住民に自決を強要したかどうかの事実関係をめぐって、文芸誌「うらそえ文藝」(沖縄県浦添市文化協会発行)はこのほど、「隊長の自決命令はなかった」とする特集記事を掲載、県内外に波紋を広げている。 (那覇支局・豊田 剛   

 5月に発行された「うらそえ文藝」第14号は、34ページにわたって「集団自決」問題を取り上げた。同誌がこうした政治的問題に触れるのは異例とも言える。特集記事を執筆したのは、「うらそえ文藝」編集長で沖縄県文化協会長の星雅彦氏と沖縄戦ドキュメンタリー作家の上原正稔氏の2人だ。

 星氏は自らによる聞き取り調査を根拠に、上原氏は米軍関係の資料や関係者による証言を根拠に「隊長の軍命令はなかった」として、「軍命説」を地元紙による「でっち上げ」と結論付けている。

 上原、星両氏は9日、県庁記者クラブで緊急記者会見を開いた。会見には地元紙と地元テレビの記者のほか、本土の新聞記者数人が参加していた…

県民は2人の守備隊長に謝罪を 上原氏
マスコミの「強制集団死」は誤り 星編集長


 星氏は冒頭、「集団自決はこれまで隊長命令と信じられていたが、その誤解を解きたいというのが記者会見を開いた理由だ」と会見理由を述べた。

 上原氏は「あたかも(赤松嘉次、梅澤裕両隊長の)2人を悪者に仕立てた沖縄タイムス、琉球新報の責任は非常に重い。そして、沖縄県民は知らず知らずのうちに犯罪者に加担してしまっている。真実が明らかになった今、県民は誤りを認めて2人に謝罪すべきだ。これが人間の尊厳を取り戻すということ」と訴えた。


 上原氏も初めは1950年に沖縄タイムスが発刊した『鉄の暴風』が正しいと思い込み、曽野綾子氏が1973年に出版した『ある神話の背景』で自決命令説を否定した際も、守備隊長による軍命を信じて疑わなかった。

先入観を振り払うのは大変なこと」という上原氏は、米国の資料などと照らし合わせるうちに『鉄の暴風』が現地調査もせずに書いた「デタラメ」であったと気付いた。

 特に手榴弾の配布を自決命令の根拠とする説について、上原氏は「当時、手榴弾2発ずつが防衛隊員によって渡された。防衛隊員は軍人と同じ格好をしていたため間違えやすいが、現地招集者だ」と説明、旧日本軍が配布しなかった事実を強調した。

 また、上原氏は「自分の親兄弟、親族を殺した人が戦後の援護法(戦傷病者戦没者遺族等援護法)で莫大な見舞金を受け取っている。この事実を隠したいがために、島の人々は本当のことを言わずに黙っている。

そして地元2紙が事実を隠そうとしている。悲劇が悲劇に輪を掛けている」と述べ、援護法で沖縄県民を救済するために守備隊長が「軍命」を事実に反して認めた背景を説明するとともに、この事実を公表するよう当事者に求めた。

 一方、星氏は、沖縄県史編纂で68年に慶良間諸島を訪問した際、『鉄の暴風』と住民の証言に食い違いがあることに気付いたが、県内マスコミは異論を挟めない状況だったことから長らく沈黙してきた。

 しかし、「昨年発行した(「うらそえ文藝」)第13号の編集後記で集団自決問題に触れ、県内外の読者から『続きであなたの考えを述べてほしい』という激励を多くもらい、今号で詳しく特集することを決めた」と特集掲載の理由を説明した。

 「マスコミは最近、『集団自決』ではなく『強制集団死』という言葉を用いている。当時は天皇陛下のため、国のために死にたいという人もいた。『強制集団死』と言うと、当時の全体の空気を否定することになる」

 星氏はこう語り、「うらそえ文藝」が自決問題を再考するきっかけになることに期待を示した。

 地元紙は13日現在、記者会見内容の記事を掲載していない。集団自決の検証をしている団体は、インターネットを通じて両氏の主張を近く発信する予定だ。

 守備隊長や遺族らは、『鉄の暴風』の記述を基に書かれた『沖縄ノート』の著者、大江健三郎氏と出版社の岩波書店に対し、名誉毀損の損害賠償と出版差し止めを求めて訴訟を起こした。

昨年3月、10月の一審、二審判決では、自決命令について「認定するのは躊躇を禁じ得ない」「証拠上断定できない」とした上で、「真実と信じるに足りる相当の理由があった」「公正な論評も逸脱していない」として名誉毀損や出版差し止めの原告側の主張を退けた。原告側は上告し、現在は最高裁で争われている。

 沖縄の知識人が「(集団自決)軍命説」を正面から書物発刊で否定したのは今回が初めて。県民は、上原、星両氏の主張をどう受け止めるのか、また「うらそえ文藝」が二審後の証言として最高裁にどのような影響を与えるのか、注目される。(9/6/14付 世界日報) 

                   ◇

共同記者会見という公の場所で、星雅彦氏と上原正稔氏は、沖縄タイムス、琉球新報両紙を前にして、

両紙がウソをついている」

「事実を隠そうとしている」

「言論封殺をした」などと、

新聞としては致命的ともいえる批判を浴びせている。 

もし彼らの批判が根も葉もない虚言であれば両紙は当然何らかの反論をして前言を取り消させ謝罪させるのが世論を気にする新聞の行う行動だろう。

仮にそれを拒否されたら法的対抗手段も当然ありうる。

だが二紙とも反論どころかウンともスンとも答えることなく、ただ沈黙を守るだけである。

星、上原両氏が取るべき次の手段は、勝利宣言を公にすることだ。

「両紙が沈黙を守るということは、我々の告発は正しい、と沖縄二紙が認めたことである」と。

反論できないということは敗北を認めたことになる。

だが、沖縄二紙が今後両氏の勝利宣言に紙面を提供するとは考えられないので、『うらそえ文藝』集団自決・臨時増刊号の出版を勧めたい。

『うらそえ文藝』(4号)は注文が殺到し、目下品切れ中のことなので、臨時増刊もその話題性からいってベストセラーになること間違いないと思われる。

両氏は突然「隊長命令はなかった」と言い出したのではなく、過去にも同じような論調の文を多数活字として残しているので、それを拾遺して再発表することも出来るし、仲程琉球大学教授のような「軍命ない派」の論文も掘り起こして掲載できる。

一例をあげれば星氏は約40年前の沖縄タイムスに次のような文を寄稿している。

3月26日に赤松元大尉が来沖してから29日に慌しく去るまで、反戦平和の民主団体から怒りの声が起こり、ジャーナリズムはその抗議の様子を報道し続けた。
 私は記者団にまぎれこんで赤松一派をずっと追跡したが、詳細は別の機会にゆずるとして、
問題の自決命令のことを考えると、赤松が直接命令したかどうか、結論を急げばどうも疑問符が次々と出てくるのである。>(沖縄タイムスコラム 1970年4月3日)

>反戦平和の民主団体・・

新聞報道では赤松氏を追い返したのは、島の住民達ということだったが・・・・。

そして星氏が文章を次のように結んでいる。

そこで告発を徹底するためには、軍国主義に忠誠だった村の指導者たち(思想を先取りして、村民を足手まといに扱ったふしがある)にも向けてしかるべきであり、一人一人あの時点でどうだったか、真実をさらす勇気が問われるべきだと思。>(同上)

星氏は約40年前の時点で、集団自決の真相は「軍国主義に忠誠だった村の指導者たち(思想を先取りして、村民を足手まといに扱ったふしがある)にも向けてしかるべきであり」としている。

 

■あるサヨク教授の沈黙■

同じ頃、安仁屋政昭沖国大名誉教授の同僚のサヨク学者儀部景俊沖国大教授(当時)も星氏と同じ論調の論文を発表している。

1972年5月6日発行の『これが日本軍だ』(沖縄県教職員組合)の編著者である儀部景俊沖国大教授は戦争責任追及について次のように書いている。

(1)沖縄県民が全体が被害者であったとして、沖縄で帝国主義戦争推進の役割り果たした戦争指導者の責任を不問に付してはならない。

(2)渡嘉敷島や久米島の例にみられるように、責任追及の対象を特定の日本軍将校個人に限定することは、戦争の性格や責任のありかたをあいまいにするというになるということ。(『これが日本軍だ』)

軍人らしい言動で住民を扇動した人物には宮里盛秀氏山城安次郎氏の他にも米軍統治下の沖縄の主席を勤めた当間重剛氏や、その前の沖縄群島知事を勤めた平良辰夫氏らがいる。

沖縄の米軍は本土で行われたような「軍国主義扇動者」に対する公職追放は実施しなかった。

ちなみに儀部教授は安仁屋教授と同年に広島大学を卒業し、同時に那覇高校の社会科教諭になっている。

以後、同僚の安仁屋教諭と共にマルクス史観による沖縄戦史を研究し、ほぼ同時期に沖縄国際大学に赴任している。

どちらかというと儀部氏の方がリーダー的役割りを果たしており、『これが日本軍だ』の場合もそうだが、安仁屋氏との共著では常に儀部氏が代表編著になっていた。

例を挙げると、こんなのがある。

『戦後沖縄の歴史』 (儀部景俊, 安仁屋政昭, 来間泰男. -- 日本青年出版社, 1971 )

なお共著者の一人来間泰男氏は沖国大の後輩教授で、儀部、安仁屋両氏が大学卒業後始めて教師として赴任した那覇高校当時の教え子である。

だが不思議なことに復帰後は、安仁屋教授の沖縄マスコミにおける先鋭的な活躍に比べて、儀部教授の名を沖縄紙の紙面で見ることはない。

儀部教授の心境に一体何があったのか。

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世にも不思議な物語 霊界からの贈り物

2009-06-18 00:21:40 | 県知事選

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鳩山代表の「故人献金」、民主が次期衆院選への影響懸念 (6月16日 20:11)

 民主党の鳩山代表の資金管理団体が、すでに亡くなった人物から献金を受けたと政治資金収支報告書に記載していたことが16日明らかになり、民主党は次期衆院選への影響を懸念している。


 鳩山氏は同日の記者会見で「ご迷惑をおかけし、おわびしたい。ミスであったとすれば、調査結果に基づいて修正などを行わなければならない」と述べ、経緯を調査する考えを示した。

 一方、自民党の大島理森国会対策委員長は記者団に「実態の検証に入った」と述べ、国会などで追及する考えを示した。

(2009年6月16日20時11分  読売新聞)

                                            ◇

>民主党は次期衆院選への影響を懸念している

民主党は時ならぬ「ブーメラン警報」発令中である。

 

石井一議員や牧義男議員の巨大ブーメランが民主党を狙っている今日この頃、

今度は鳩山民主党代表に政治献金のブーメランが直撃した。

常人に理解し難い「世にも不思議な物語」は朝日新聞が詳しく解説している。

鳩山代表に「故人」献金? 少なくとも5人、120万円

いくら「友愛」の情が深いとはいえ、霊界にお住まいのお方から献金を頂いていたとは、流石の献金の帝王小沢前代表もビックリのことだろう。

「お前には負ける!」と。

経緯を調査するというが、誰が霊界まで出張して調査するのだろうか。 当然その結果は納得できる説明が必要。

政治資金規正法も霊界のことまで言及していないとおもうが、「本人の名義以外の名義又は匿名で、政治活動に関する寄附をしてはならない」との条文は霊界は適用除外になるのだろうか。

第22条の6 何人も、本人の名義以外の名義又は匿名で、政治活動に関する寄附をしてはならない
 
さらに政治資金規正法には講座振込みの規定もあるが、最近の銀行は霊界でも預金口座を持てれるサービスを開始したのだろうか。
 
第22条の6の2 何人も、政治資金団体の預金又は貯金の口座への振込みによることなく、政治資金団体に対して寄附をしてはならない
 
沖縄には「紙銭」と称してお盆に紙を焼いて冥土の旅銭として先祖に提供する風習があるが、これからは銀行の霊界口座を使えば「紙銭」焼きの風習も消えるわけだ。


もし、誰かが霊界の人の名を騙って銀行振り込みをしたのなら、マネーロンダリングをしたとも考えられる。
 
霊界どころかもっと怖い闇の世界の関与さえ疑われてくる。

いずれにせよ、民主党お得意の説明責任だけは果たして欲しいものである。

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★沖縄タイムスの恥知らずな社説![郵便制度悪用] 免れぬ社長の経営責任

2009-06-17 12:49:40 | 未分類

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【動画】必見!
1/2【沖縄集団自決】「軍命令はなかった」-『うらそえ文藝』会見・前半[桜 H21/6/15]

                   ◆

■沖縄タイムスの恥知らずな社説■

2009年06月16日 沖縄タイムス 社説 

郵便制度悪用]
免れぬ社長の経営責任

 障害者団体「凜の会」(現・白山会)の偽造証明書発行をめぐる郵便制度悪用事件は、厚生労働省の現職局長が虚偽有印公文書作成・同行使の疑いで逮捕される事態に発展した。

 政治家の口利きも取りざたされており、大阪地検特捜部には事件の全容解明に全力を尽くしてもらいたい。

 逮捕されたのは厚労省雇用均等・児童家庭局長村木厚子容疑者。改正育児・介護休業法、障害者自立支援法の立役者とされ、女性キャリアのエース。「働く女性の希望の星だった」(舛添要一厚労相)という。

 特捜部によると、村木容疑者、同省係長上村勉容疑者らは2004年6月上旬ごろ、障害者団体としての実体がない凜の会が郵便料金を不正に免れるために証明書を偽造した疑い。村木容疑者は容疑を全面否認しているが、特捜部は同容疑者が発行を指示、上村容疑者が偽造したことを認識していたとみている。

 当時、村木容疑者は障害保健福祉部企画課長。上村容疑者の上司だった。

 実体のない障害者の会と無名の広告代理店が大手家電量販店などを広告主に引き入れ、障害者団体向けに送料を大幅に割り引く低料第3種郵便物制度を悪用して正規料金を免れていた疑いである。

 一連の事件には日本郵政が絡んでいる。不正発送を黙認したとしてすでに郵便事業会社の幹部2人も逮捕されている。ずさんなチェック体制が制度の悪用を助長させた面は否定できない。

 日本郵政の西川善文社長進退問題で、麻生太郎首相は鳩山邦夫前総務相を事実上、更迭し収束を図ったが、郵政民営化をめぐって自民党内の対立が再燃しかねない「政局」が絡んだため、問題の本質を見えにくくした要素があったのではないか

 日本郵政をめぐっては、のちに白紙撤回されたが、価格が不当に安いと指摘された「かんぽの宿」売却問題、簡易生命保険金の不払い問題が相次いで発覚した。それに今回の郵便制度悪用事件である。民間企業で、これだけ不祥事が続けばトップの経営責任は免れない。

 「かんぽの宿」売却先の選定過程で日本郵政には議事録などがなかった。総務省は4月に資産売却手続きの改善などを求めた業務改善命令を出したが、日本郵政はまだ答えていない。

 日本郵政の株主総会は今月29日に開かれる。取締役会の指名委員会は西川社長の続投案を提出することを決めているが、「国民目線」との乖離を感じざるを得ない。

 承認されても認可権限は佐藤勉総務相にある。同氏は「業務改善命令に対する報告を踏まえ、判断したい」と続投可否は白紙としている。

 共同通信社の全国緊急電話世論調査で西川社長は「辞任すべきだ」が75・5%に上り、「続けるべきだ」の17・2%を大きく引き離した。鳩山氏の事実上の更迭についても「評価する」は17・5%にとどまり、「評価しない」は74・8%。西川社長の続投は極めて厳しいものがある。

                    ◇

沖縄タイムスが、社説で「郵便制度悪用」を取り上げたというので、疑惑の政治家について、どの程度切り込めるのかと期待?して読んで見たら・・・。

何とビックリ!

出るは出るは政治家の実名がゾロゾロと。

おまけに西川社長の名前までも。

「西川社長!お主もワルだのう

と思ったら・・・。

沖縄タイムスの印象操作であった!

 

「郵便制度悪用」事件で、疑惑の政治家が出てくるとしたら、自民党ではなく民主党議員だろうが。

倉沢邦夫容疑者は、

民主党の石井一参院議員の私設秘書だったし、

民主党の牧義夫衆院議員が、日本郵政公社(当時)の関東支社に違法DMが発送できるよう働きかけたり、国会で質問したりし、24万円の献金を受けていた事実から、

当然これら民主党議員の名が出てくるものと思ったのだが・・・。

登場した国会議員は麻生太郎、鳩山邦夫、佐藤勉など、事件には何の関係のも無い自民党議員の名前が目白押し。

事件は国会議員の口利きによる圧力が焦点なんだよ!

沖縄タイムスは「郵便制度悪用事件」を本当に理解して社説を書いているのだろうか。

理解していながら、敢えてこのような印象操作記事を書いたとしたら、読者をバカにするのもいい加減にしてほしい。

同じ日に、申し合わせたように琉球新報も、同じテーマで社説を書いているが、どこかの模範解答でも写したようなユルイ内容だとしても、まぁ一応政官なれあいの構図としているだけまだまし。

琉球新報社説

厚労省局長逮捕 政官癒着の構図解明を2009年6月16日

 郵便制度悪用事件は、厚生労働省の局長逮捕にまで発展した。障害者団体向け証明書の偽造容疑で逮捕された同省雇用均等・児童家庭局長の村木厚子容疑者は、容疑を否認している。
 だが、共犯で逮捕された同省係長など複数の関係者が関与を示唆する供述をしており、釈然としない。政官なれ合いの構図も見え隠れし、事件の核心部分を含め全容解明が待たれる。

だが、沖縄タイムスの社説はまるでビントがずれた噴飯ものではないか。

自民党議員と西川社長を名指しして「郵便制度悪用」の責任を問うとは見当違いもはなはだしい。

それともタイムス社説の執筆者の脳ミソは腐敗してしまったのか。

タイムスと並んで「誤惨家」といわれ悪名高い「信濃毎日」でさえ、同じ日の社説では問題の本質をついた記事を書いているではないか。

ちなみに誤惨家とは沖縄タイムス、信濃毎日、西日本新聞のこと。

 厚労局長逮捕 不明な点の徹底解明を(06/16 09:00
6月16日(火)信濃毎日 社説
 
・・・さらには政治家の関与の有無である。元部長は聴取に「国会議員から電話で頼まれた」と話したという。係長も前任者から「政治絡み」なので配慮するよう、引き継ぎを受けていたという

 政治家の口利きで行政の公正が損なわれるなど、あってはならないことだ。政治の圧力、政治と霞が関のなれ合いの構図が事件の背景にないか。政界の捜査を徹底する必要がある

同じ社説で、沖縄タイムスは[郵便制度悪用]、「免れぬ社長の経営責任だってさー。

沖縄県人として恥かし~!

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★今週中に事情聴取か 関与否定の石井民主党議員

2009-06-17 00:06:52 | 県知事選

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【郵便不正事件】国会議員が事務所から厚労省に電話 凛の会メンバーの目前で 

 障害者団体向け割引郵便制度の悪用をめぐる虚偽有印公文書作成事件で、「凛(りん)の会」の障害者団体証明書の発行について、同会主要メンバーの倉沢邦夫容疑者(73)が大阪地検特捜部の調べに対し、「民主党国会議員の事務所から目の前で厚生労働省の幹部に電話をかけてもらった」と供述していることが16日、関係者への取材で分かった。倉沢容疑者はこの議員の元秘書で、議員の“威光”を利用して証明書を得ようとしたとみられる。

 特捜部は16日、任意の聴取でこの議員から電話を受け、当時、障害保健福祉部企画課長だった雇用均等・児童家庭局長、村木厚子容疑者(53)=同日、大臣官房付に異動=に対応を指示したと証言している元同部長(退職)の東京都江戸川区の自宅を捜索した。一連の容疑を裏付けるのが目的とみられる。

 産経新聞の取材にこの議員の事務所は「そのような事実はなく、倉沢容疑者が陳情のために事務所に来たこともない」と全面的に否定している。

 関係者によると、倉沢容疑者らは平成15年10月に凛の会を立ち上げ、16年2月に厚労省から障害者団体証明書を得るため、この国会議員に厚労省への口利きを依頼したという。

 当日は、倉沢容疑者と元メンバーの2人が議員会館の事務所を訪問。議員と向かい合ってソファに座り、「凛の会という障害者団体を立ち上げたので厚労省の認可がほしい」と持ちかけた。議員は面識があった元部長にその場で電話し、「凛の会という団体が証明書の申請に行くのでよろしく頼む。担当者の名前を教えてくれ」と依頼したという。

 その後、倉沢容疑者は議員を通じて村木容疑者が担当と知り、厚労省を訪問。その後も複数回にわたって面会し、証明書の発行を催促していたとみられる。

                                               ◇

①「民主党国会議員の事務所から目の前で厚生労働省の幹部に電話をかけてもらった」

②2倉沢容疑者はこの議員の元秘書で、議員の“威光”を利用して証明書を得ようとしたとみられる。

③議員から電話を受け、当時、障害保健福祉部企画課長だった雇用均等・児童家庭局長、村木厚子容疑者(53)=同日、大臣官房付に異動=に対応を指示したと証言している元同部長(退職)の東京都江戸川区の自宅を捜索した。

④倉沢容疑者と元メンバーの2人が議員会館の事務所を訪問。議員と向かい合ってソファに座り、「凛の会という障害者団体を立ち上げたので厚労省の認可がほしい」と持ちかけた。

上記の①~④の報道が事実だとしたら、次のようなことが行われたことになる。

 

凛の会の主要幹部である倉沢容疑者ら三人が議員会館にある民主党石井一議員の事務所を訪問。

倉沢容疑者は以前に石井議員の私設秘書をしていた関係で、親しくしており石井議員の“威光”が厚労省に及ぶことを承知していたので、凛の会が障害者団体であるという偽証明書を取得できるよう厚労省に働きかけて欲しいと石井議員に依頼する。

石井議員は倉沢容疑者の目の前で親しくしている元部長に電話を入れる。 

元部長は当時の部下で担当責任者である村木厚子係長(当時)に議員から電話のあった「政治案件」として指示した。

当時村木係長を中心に立法を目指していた障害者自立支援法に民主党が反対しないという条件で、偽証明書を倉沢被告に発行した。

実行した上村容疑者も、元部長も更に石井議員に依頼した倉沢容疑者もゲロっているのに「知らぬ存ぜぬ」を押し通しているのは、目下のところ村木容疑者と石井一議員の二人だけ。

だったら、石井議員を任意ででも事情聴取しない方がかえっておかしい。

これだけ石井氏の名を挙げる証言があれば、各々の証言の齟齬を埋めるために、今週以内での石井一議員の事情聴取が予想される。

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★これこそ正義と悪の問題だ!現役局長の逮捕

2009-06-16 08:55:47 | 県知事選

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郵便制度悪用事件で大阪地検特捜部は15日午前、東京・霞が関の厚生労働省と、同省雇用均等・児童家庭局長の村木厚子容疑者(53)=虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕=の埼玉県和光市の自宅マンションを家宅捜索した。同省への捜索は2度目。同事件では、民主党議員の名前も浮上しており、民主党は「第2の西松事件に発展するのでは」と警戒している。

 村木容疑者は、同省障害保健福祉部企画課長だった2004年6月、障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会)が、割引制度の適用条件を満たしていないのに、部下の同課係長、上村勉容疑者(39)に企画課長の公印を押した虚偽の証明書を作成させた疑いが持たれている。

 捜査関係者によると、村木容疑者の上司だった当時の障害保健福祉部長(57)は、虚偽の証明書発行について、任意聴取に「04年2月ごろ、国会議員から電話で頼まれた」と証言しており、特捜部は「政治案件」として組織的に便宜が図られていたとみて経緯を調べる。

 特捜部はまた、「凛の会」代表の倉沢邦夫(73)=郵便法違反罪で起訴=、同会発起人の河野克史(68)両容疑者を同容疑で再逮捕した。

 関係者によると、上村容疑者はこれまでの調べに証明書の偽造を認めたうえで、「村木容疑者に手渡した」といい、虚偽の証明書を郵便事業会社(日本郵便)に提出した倉沢容疑者も「村木容疑者から証明書を受け取った」と供述している。

 村木容疑者は「全く知らない」と否認しているという。

 倉沢容疑者は、かつて民主党の石井一副代表の私設秘書を務めていたうえ、白山会会長側は同党の牧義夫衆院議員側に24万円を献金していた。

 このため、民主党幹部は「民主党議員が関係者として実名で報道されているのは知っている。常識的には、特捜部も総選挙前には(政界ルートに)動かないだろう。ただ、西松事件の前科がある。ここまで内閣支持率が下落すると、政権維持のために禁じ手に踏み込む可能性もゼロとはいえないかもしれない」と警戒している。

(ZAKZAK 2009/06/15)

                    ◇

ネットの普及で、ニュース報道では新聞も「旧聞」になりつつあるが、昨日の新聞休刊日でますますその感を深くするのが「厚労局長逮捕」のニュース。

今朝の沖縄タイムスはこれを一面と、社会面で取り上げているが、いかにもタイムスらしいのは社会面記事。

関係者の話として、この手の事件で贈収賄事件に発展するのだが、金のにおいどころか「理想の上司」「女性キャリアのかがみ」とし、「利得がないままの立件はどうか。キャリアの人生を終わらせていいのか」「上司らの意向を汲んだもので積極性はない」との検察内部の少数意見を紹介している。

全国各紙にも村木容疑者のことを、「仕事も出来るし人柄もよい」とか「働く女性の希望の星」といった情緒的報道をして、局長逮捕が不当であるかのような印象操作をしている新聞もある。

だが容疑事実は、福祉を食い物にする政・官・業の「腐食の構図」に加担したということである。

 

安倍元首相は「鳩の乱」を称して「正義と悪の問題ではない」といったが、村木容疑者のやったことこそ「正義と悪の問題」である。

被告の人柄や、仕事振りを問題にすべきではないはずだ。

人間の評価には必ず両面があるもので、高知大学という比較的マイナーな地方大学卒で、キャリア官僚の中でも次官を狙うようなエリートコースを勝ち抜いてくるには、人柄や仕事が出来るだけでは困難だろう。

当然、村木容疑者の「仕事が出来る」の裏には別の隠されたが顔があった。

都内の障害者団体の男性理事は「仕事熱心だが、手段を選ばないところがあった」と明かす。この団体は法案に一貫して反対していたが、同課が与党への説明用に作ったチラシでは「賛成団体」にされていたという。男性は「村木さんからは『名前を載せる』としか説明されなかった。偽造とは言えないが、だまし討ちだ」と憤り、「普段は柔和だが怖い一面もあった」と話す。

 村木容疑者の夫は同じ厚労省のキャリア官僚で、省内では「出世頭の夫を“利用”して自分も出世した世渡り上手」との評もある。また、「高知ではかなりの有名人」(関係者)で、選挙が近づくたび、名前が浮上し、出馬を要請されこともあったという。>⇒「手段選ばない」「世渡り上手」…女局長“裏の顔”


                    ◇

>倉沢容疑者は、かつて民主党の石井一副代表の私設秘書を務めていたうえ、白山会会長側は同党の牧義夫衆院議員側に24万円を献金していた。

現役の局長が逮捕になったのだから、当然疑惑の渦中にいる議員は、任意ででも事情聴取すべきとは再三述べてきた。

これらの「ネット世論」に対して民主党側は次のような予防線を張っているが・・・。

「民主党議員が関係者として実名で報道されているのは知っている。常識的には、特捜部も総選挙前には(政界ルートに)動かないだろう。ただ、西松事件の前科がある。ここまで内閣支持率が下落すると、政権維持のために禁じ手に踏み込む可能性もゼロとはいえないかもしれない」(民主党幹部)

 

何度もくり返すが、疑惑があれば事情聴取するのは検察の仕事。

これを政局云々で引き延ばしたら、それこそ「国策捜査」そのものではないのか。

禁じ手?

検察の通常業務である事情聴取を、いったい誰が禁じ手だというのか。 

疑惑の解明に捜査を進めていたら、倉沢容疑者から上村元厚労省係長、そして遂に現役の官僚にまでたどり着いた。 その捜査の過程で民主党議員の名前が出てきたら、検察としては疑惑の解明のためには議員の事情聴取をするのが当然だろう。

これを禁じ手とか国策捜査と呼ぶ方が、何か脛にキズがあるからではないか。

後ろめたい気持ちがなければ、いつでも事情聴取に応じて身の潔白を証明すればよいではないか。

民主党の狼狽ぶりは、脛にキズありの証左ではないのか。

それにしてもマスコミは腰が引けているね。

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石井議員が「立法に反対する」と圧力か?!

2009-06-16 00:04:01 | 県知事選

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「新法の根回しで国会議員に配慮」逮捕の厚労省係長供述

 偽の証明書を作成した疑いで再逮捕された厚生労働省の障害保健福祉部企画課係長の上村勉容疑者(39)が、大阪地検特捜部の調べに対し、「当時、省内で検討されていた障害者自立支援法案(2005年10月成立)の根回しのため、国会議員からの依頼に対処する必要があった」と供述していることが15日、わかった。

 当時、同部企画課長だった雇用均等・児童家庭局長の村木厚子容疑者(53)は同法案作成の中心的存在で特捜部は不正の背景に、政策に絡んだ思惑があったとみて調べている。

 厚労省関係者によると、偽証明書が発行される前後の時期、障害者に対する従来の支援費制度が予算不足から暗礁に乗り上げていたという。

 そこで浮かんできたのが、後に障害者自立支援法となる法案の構想だった。

 法案は、それまで障害者のほとんどが、自己負担なしで福祉サービスを受けていたのを1割負担にする一方で、国の財政負担を義務づけ、就業支援も促進するという内容。

 同部の元部長と、03年夏に企画課長に就任した村木容疑者の2人が中心になり、新法案作成を模索していたという。しかし、障害者の負担が増えるため、省内では議員の反対を予想していたとされる

 特捜部は元部長の意向を受けた村木容疑者らが、将来の法案成立を見越し、国会議員の要求に応えようとしたとみている。

2009年6月15日15時15分  読売新聞)
 
 
                     ◇
 
この手の疑惑の場合、官が業から金銭を授受して便宜を図る場合が多いが、今回の場合、全てを白状したと思われる倉沢容疑者も贈賄ついては語っていない。
 
金銭の授受が無いとしたら、強力な圧力があったとしか考えられない。
 
>同部の元部長と、03年夏に企画課長に就任した村木容疑者の2人が中心になり、新法案作成を模索していたという。しかし、障害者の負担が増えるため、省内では議員の反対を予想していたとされる
 
障害者自立支援法案の立法に必死だった村木容疑者に「何でも反対」の民主党議員から、「反対するぞ!」と脅しが入り、
 
それがいやなら「例の件をよろしく」とでも言われたのだろう。
 
例の件とは勿論偽証明書。
 
これが部内では「政治案件」と言われていたわけだ。
 
障害者自立支援法案は、2005年10月14日、参議院本会議を通過し、同年10月31日、衆議院本会議において自由民主党、公明党の賛成多数により可決、成立している。
 
だが、その立法には次のような経緯があったという。
 
第162回通常国会
2005年2月10日、衆議院に提出、審議が始まる。衆院審議の過程で与党が修正提案を行い、修正後の7月13日に衆議院本会議で可決された。この時、与党は賛成したが野党は反対した(附帯決議は全会一致で可決)。そのまま参議院に送られ、審議が開始されたが、8月8日に衆議院が解散したため、参議院での審議未了のまま廃案となった。 (ウィキ)
 
村木局長を日曜日の早朝に任意で呼び出して、即刻逮捕に踏み切った裏には、村木被告の身柄の安全を計ったのだといううがった考えもある。
 
疑惑のある議員から事情聴取するのは検察の仕事。
 
業(倉沢)と官(村木)の証言が合致しなかったら、疑惑の政治家を引っ張り出して事情を聞くべきではないか。
 
石井一民主党前副代表を事情聴取すべきと思う方は、
 
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星、上原の衝撃! 

2009-06-15 18:53:59 | 未分類

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沖縄で活動する作家・星雅彦、上原正稔両氏の勇気ある告発以来、ネット上に衝撃が走り、2チャンネルでも議論が過熱しているようだが、当日記は今年の初め頃から、『うらそえ文藝』の告発を察知し、以下のようにエントリーしてきた。

⇒1月20日 星雅彦氏の疑義!『鉄の暴風』と地裁判決へ 

⇒1月30日 地団太を踏む沖縄タイムス!教科書から軍命削除!うらそえ文藝の集団自決 

 

■ゴマメの歯軋り■

地元マスコミは勿論、沖縄発信の左派ブログも、斜に構えて皮肉る程度で、ご両人に正面から反論するものはない。

ほとんどの左派ブログが見て見ぬふりで、

「隊長命令の有無など問題でない」とか「スパイ虐殺があったではないか」とか

争点と関係ない部分に論点をズラす姑息な抵抗が見られる程度。

そういえば悔し紛れに「地元マスコミに相手にされない両氏が鬱憤晴らしをした」なんてピンとはずれのゴマメの歯軋りも・・・。

                     ◇

以下に両氏の告発を伝えるブログを拾ってみた。

atsuのB級ニュース批評

ついに沖縄からも軍命説否定の声が

沖縄で発行されている出版物において、このような主張が展開されるとは驚きました。しかも、かつては軍命説を妄信していた方々による執筆だというからすごいです。沖縄でこのような発言をするのは大変に勇気の要ることと思いますが、彼らには敬意を表したいものです。

 今のところ、残念ながらこれを報じているのは産経と世界日報のみなので、実際に「うらそえ文藝」を手にした人以外はその存在をなかなか知ることができないでしょう。ネットを使える人はネットで記事を読むことができますが、残念なことに産経新聞は沖縄では販売されていません。シェアの9割以上を占める沖縄タイムスと琉球新報は、例の如く自分たちに都合の悪いことには頬かむりのようです。

 琉球新報の編集局長は「圧力はありません」なんて言ってますが、ないわけないと私は思いますよ。閉ざされた言論空間しかない沖縄では、「鉄の暴風」は神聖ニシテ侵スベカラズなものであり、反論すること自体が無言の圧力によって妨害されているのです。まして、上原氏や星氏のようにかつては軍命説を支持していた人間が反論を言ったら、確実に裏切り者扱いされるでしょう。下手をすれば沖縄の言論界で生きていけなくなりますので、かなりの覚悟がなければこんなことはできないのです。恐らく、どちらか一方だけではできなかったことと推察します。

 このことが大江・岩波裁判に良い影響を及ぼしてくれることを期待しますが、どうも裁判官というのは歴史に対して曇りある眼をお持ちの方ばかりなので、どう転ぶかは全く分かりません。これまでの一審二審は、明らかな証拠を不採用にして不確かな証拠ばかり採用するどうしようもない裁判でしたからね。いい加減、日本や島を守るために精一杯戦った元隊長に泥を被せるのは、やめたらどうかと思うのですが。

                      ◆

 

『 これでいいのか?委員会 』 小沢傀儡・鳩山民主党代表誕生…

http://blogs.yahoo.co.jp/master3511/32835828.html

 
ということで、元々は「鉄の暴風(沖縄ノート)」等に書かれた集団自決を肯定されてきた
「上原正稔さん」
が、それらへの取材にかかわるうちに
「(『鉄の暴風』は)現地調査しないまま軍命による集団自決をでっち上げたという結論に達した」 
という結論へ達した事実は非常に大きいですね。


 

しかも、2年前に琉球新報に連載していた作品へその事実の書こうとした時に
「新聞社側の圧力で断念せざるを得ず」 
とまでおっしゃられているわけで、これは本来であればすべてのマスコミがもっと大きくそれらの事実を
「検証」
しないといけないのではないでしょうか・・・・・・・・

                       ◆

 

ほかにもこんなのがあった。

軍命ではなかった沖縄集団自決

 
 
 
おっと、忘れるとこだったが、こんなのもあった。
 
 
 
 
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正義と悪の問題ではない!安倍元首相の正論 

2009-06-15 15:40:05 | 県知事選
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6月14日 23時1分

自民党の安倍元総理大臣は、埼玉県秩父市で講演し、日本郵政の社長人事をめぐって鳩山前総務大臣が辞任したことについて、麻生総理大臣の判断を支持するとともに、郵政民営化を着実に進めていくべきだという考えを示しました。

この中で、安倍元総理大臣は「鳩山前総務大臣と日本郵政の西川社長の問題は正義と悪の対決ではない。民営化された会社がきちんと経営を続けられるかどうかの問題だ。日本郵政の指名委員会は西川社長の続投を決めており、政府は基本的に人事に介入してはいけない。改革は進めていかなければならない」と述べ、麻生総理大臣の判断を支持するとともに、郵政民営化を着実に進めていくべきだという考えを示しました。また、安倍氏は、北朝鮮外務省が、13日、ウラン濃縮に着手するなど核開発をさらに進めるという姿勢を強調する声明を出したことに関連して「民主党の鳩山代表が主張する『友愛』で北朝鮮の問題が解決できるのか」と批判したうえで、「北朝鮮は国際社会に対する挑発ランクを上げてきたが、冷静に厳しく対応しなければならない」と述べました。

                       ◇  

安倍元首相が正論で飛ばしている。

>鳩山前総務大臣と日本郵政の西川社長の問題は正義と悪の対決ではない。民営化された会社がきちんと経営を続けられるかどうかの問題だ。

御意!

マスコミは、麻生首相の決断の無さとして、イメージダウン・キャンペーンを張っているが、「平和団体」の相手が「戦争主義者」出ないのと同じく、西川続投を決断した麻生首相は「悪の権化」ではない。

マスコミは、(麻生首相は)「迷走している」とか「ブレている」とか世論誘導に必死の様子。

その結果世論調査は麻生首相に逆風気味だが、世論なんて一日で変わるもの。

じたばた騒ぐほどのことは無い。

日本郵政は民間会社であり、社長指名委員会は西川社長の続投を決めている。

基本的に大臣や政府が民間会社の人事に介入してはいけない。

少なくとも民間企業のトップのクビを強引に切ろうというのはいささか強引すぎるというものだ。

正義・鳩山の背後には、郵政民営化に反対する守旧派勢力、恨みを抱く郵政官僚や厚労省官僚とそのOBの影がチラついて見えるようだ。

それに「かんぽの宿」の売却も正義の男の横槍で頓挫しているようだが、毎月垂れ流している莫大な赤字に正義感は何も感じないのか。

 

>北朝鮮外務省が、13日、ウラン濃縮に着手するなど核開発をさらに進めるという姿勢を強調する声明を出したことに関連して

>「民主党の鳩山代表が主張する『友愛』で北朝鮮の問題が解決できるのか」と批判したうえで、「北朝鮮は国際社会に対する挑発ランクを上げてきたが、冷静に厳しく対応しなければならない

いくら「同盟国の核の傘で護られるている」といっても、国の安全は最終的には自国で護るも他国任せにすべきものではない。

自分の家が火災になったら隣の家族は消火に協力するだろうが、本音は自分の家への延焼を恐れるのが第一である。

アメリカも口では強行意見を吐くが、結局自国に届かないミサイルには当たらず触らずの意見しか吐かない。

こんなふうに⇒米、北テロ支援国家再指定に慎重論

 

 

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原告が『鉄の暴風』を訴えなかった理由⇒訴訟には金が掛かる

2009-06-15 06:53:03 | ★集団自決

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■街(友人知人)の声■

産経新聞と世界日報が、星、上原両氏の「勇気ある告発」を報道して以来、県内の知識人の間に衝撃が走った。

これに関しては、県内外に住む友人知人から多くの電話をもらった。

 

それまでの友人たちの感想は概略、次のようなものだった。

タイムス、新報や沖縄の学者達が調査をした集団自決の結論に対して、あまりムキならない方が良いよ(筆者へのアドバイス?)>

冗談ともつかないこんなアドバイスもあった。

あまり深入りすると家に火でもつけられれるよ

結局沖縄では独占状態の地元二紙のどちらかを購読している友人達の「集団自決をしつこく書き続ける」当日記への感想は、概ね次のようなものだった。

新聞には多少の偏向はあっても、君(狼魔人)が言うような意識的な捏造や言論封殺はしないだろう

だが、アレ(産経記事)以来、当日記がムキになって沖縄紙を糾弾する意味が少しはわかったようだ。

 会話の中で印象に残ったものを抜書きするとこうなる。

新報の編集長は、圧力をかけていないというが、本人(上原氏)が圧力をかけられたと感じたら、圧力だろう」 

「本人が脅迫を受けたと感じたら脅迫罪が成立する

上原氏が琉球新報を訴えたら勝訴できる 

そうしたら、沖縄紙のデタラメさが浮き彫りになり、集団自決訴訟の上告審にも大きな影響を与える

なるほど、沖縄紙のデタラメな言動が浮き彫りになれば、『鉄の暴雨風』を貴重な歴史資料とした控訴審判決も最高裁判決では逆転することも充分ありうる。

 

■原告が沖縄タイムスではなく「大江・岩波」を被告にした理由■

 ただ、もう一つ不思議なことは、新聞にも一、二回誰かが書いていたんだけれど、なぜそうならば『鉄の暴風』を訴えないのか°そこに何か秘密があるような気がする。

 上原 これについでは原告側にちょっと聞いたことがあるんですよ。どうして『鉄の暴風』を訴えなかったか、と聞いたら、向こうは、裁判の結論については自信満々だったわけです。しかし『鉄の暴風』に書かれていることは、中傷どころの騒ぎじゃないですよ、これは大変なこと。攻撃目標は、ヤマトから見ると沖縄タイムスというのは小さな新聞です。小さな新聞よりか『沖縄ノート』を書いた大江健三郎という、大物をもつてきたほうがいいだろうということだったらしい。それだけのことなら、僕は『鉄の暴風』を訴えるべきじゃなかったかと、言ったらね、今から考えてみるとそう思うけれどと言っていた。今からでも遅くないからもう一回やりなさいと言いましたよ。(『うらそえ文藝』より)

秦郁彦氏は『沖縄戦「集団自決」謎と真実』の中で、次のような感想を述べている。

「大方の専門家の間で原告勝訴と予想された」ので原告に心の緩みがあった。

一方「形勢不利と判断した被告の弁護団は支援勢力を動員して同調圧力を加え、軍命否定論者を次々と「転向」させた。

 

上原氏が言うように、容易に勝訴できる沖縄タイムスを相手にするより、影響力のある「大江・岩波」を被告に選んだという説はある面では正しい。

だが、被告を「大江・岩波」にした本当の理由ではない。

本当の理由は原告側の「台所事情」にある。

インテリジェンスの達人佐藤優氏が

台所事情の苦しい小林よしのり氏の弱みに付け込んで攻撃再開したとき、当日記はこう書いた。

実際の戦争にせよ、法廷闘争にせよ、争いごとは経済的裏付けがなくては、勝利を勝ち取るのは困難だ。

訴訟沙汰には金が掛かる。

原告代理人が『鉄の暴風』(沖縄タイムス)を被告人にしたら、民事訴訟の規定により係争法廷を「那覇地裁」に定めねばならぬ。

そうなると、ほとんど手弁当で原告を支援している原告側代理人は出廷の度に交通費、宿泊費と長い係争中には膨大な経費的負担を強いられる。

極めて下世話な話だが、これが被告を「大江・岩波」にした最大の理由である。

 法定管轄 (法律の定めによる管轄)

 ①被告の居住地(民訴法4条)被告の居住地には常に管轄が生じます。原告にとっては被告の居住地を選択することは被告の居住地まで赴くことになり必ずしも有利ではないので、他の管轄との比較検討が必要でしょう。 (法律関連ブログより)

                      ◇

■今さらながら、『鉄の暴風』のデタラメ記事について■

そこで、「鉄の暴風」のことに入るんだけど、実は「鉄の暴風」は沖縄戦のバイブルであるとか、正しい戦記であるとかマスコミで報道されたことが大いに災いしている。そしてまた、私たちが名嘉正八郎はじめ県史で沖縄戦記録を創るときに、『鉄の暴風』は、多くの証言を基にして書いたんだろうと想定していた。それで戦争記録編九巻を宮城聰さんと私が執筆するにあたり、あちこち歩いて二百人以上の人たちからの証言を集めて文章化した。そのとき『鉄の暴風』の中には幾つもの間違いがあることを発見した。後で太田良博さんと牧港篤三さんにそのことで二度ほど話し合った。実相とは若干違うものになっているかもしれない…と、お二人とも異口同音に認めてもいたが、別にそれ以上は何も言わなかったですよ。そして名嘉正八郎も『鉄の暴風』には、間違いがいくつかあると言っていた。
 ただ『鉄の暴風』については、いろいろと謎が多いと思う。あれの初版は一九五〇年八月一五日で朝日新聞社発行になっている。そのまま二〇年間も伏せられ空白があり、第二版は一九七〇年六月です。なぜ放置同然にしてあったのか。また大江健三郎の『沖縄ノート』の第一版の発行は一九七〇年九月であり、大江は『鉄の暴風』の初版を参考にして『沖縄ノート』を書いた可能性が強い。『鉄の暴風』の第二版を見たとしても、ほとんど同じだしね。

 上原 『鉄の暴風』の集団自決の記述についでは、ほとんど真実のかけらもないですよ。日付から何から何まで、場所も間違っていて、有名な恩納河原というのは場所が違います。阿波連のウフガーの上流での集団自決もない。だから何から何まで間違っている。(『うらそえ文藝』)

作家 曽野綾子

「正論」平成15年9月号掲載

 <・・・  そのうちに私は、第三資料にぶつかった。那覇在住の作家・星雅彦氏のエッセイによると、資料となるものは三つ年代順と思われる順に並べると、次のようになる、という。

 第一が『渡嘉敷における戦争の様相』(渡嘉敷村、座間味村共編)で、当時の村長・古波蔵惟好氏と役所吏員防衛隊長・屋比久孟祥氏の記憶を辿って書いたもの、となっている。資料は琉球大学図書館にあるガリ版刷りで、書かれた日時の明記はなく、赤松元隊長が自決命令を出したという記録もない。

 第二が『鉄の暴風』(沖縄タイムズ社編)。1950年(昭和25年)8月の日付があり、「自決命令が赤松からもたらされた」とある。

 第三が『慶良間列島、渡嘉敷島の戦闘概要』(渡嘉敷島村遺族会著)で、出版は1953年(昭和28年)3月。「赤松隊長から、防衛隊員を通じて、自決命令が出された」となっている。


 この三つの資料には、どれかを模写したような共通の文体と内容があることを炯眼の星氏は看破していたのである。

 第一資料『渡嘉敷における戦争の様相』と第3資料の『慶良間列島、渡嘉敷島の戦闘概要』は、その自決の場面などには、偶然とはとうてい思えない多くの同一表現が見られる。

 とりわけ私にとって決定的に思えたのは、この三つの資料が、米軍上陸の日、1945年3月27日を、どれも3月26日と一日間違って記載していることであった。

 何しろ悲劇の始まった日なのだ。生き残った村民にとっては父母兄弟たちの命日の日である。それを三つの資料とも書き違って平気でいるということはないだろう。

 これは、三つの資料共、直接体験者でない人々が、後年、伝聞証拠を元にして、前の資料を下敷きにしながら書いて行ったと言う証拠であろう。・・・

               

ちなみに上記記事は「集団自決訴訟」が起きる二年前のものである。

■米軍側の日付の記録をそのまま転記した『鉄の暴風』■

上原正稔氏が『鉄の暴風』の間違いは「日付から何から何まで」と呆れているが、曽野綾子氏も日付けの間違いを決定的と見ている。

>とりわけ私にとって決定的に思えたのは、この三つの資料が、米軍上陸の日、1945年3月27日を、どれも3月26日と一日間違って記載していることであった。

戦史の記録で真珠湾攻撃は日本側の記録では1941年12月8日だが、米国側の記録では1941年12月7日である。

「鉄の暴風」が日付を一日間違えたのは、筆者の太田良博記者が自分の調査ではなく、米軍から提供されて米国時間の資料を検証なしに書いたので1日間違えたと推定できる。

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うらそえ文藝 第14号

 

 

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現役局長の逮捕!次は・・・・・? 民主党にブーメラン?

2009-06-14 19:53:45 | 県知事選

 

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【郵便制度不正事件】厚労省現役女性局長に逮捕状

2009.6.14 16:37
  障害者団体向け郵便制度悪用事件で、障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会)向けの証明書の偽造、発行に関与したとして、大阪地検特捜部は14日、虚偽公文書作成・同行使の疑いで、当時の担当課長だった厚生労働省雇用均等・児童家庭局長村木厚子容疑者(53)=埼玉県和光市=の逮捕状を取った。同日中に逮捕する。

 事件は、障害者福祉の根幹を担う厚労省の組織的な関与を問う局面に発展。凛の会の証明書は省内で「政治案件」として扱われていたとの供述もあり、特捜部は政界からの口利きも含め全容解明を進める。

 捜査関係者によると、証明書は2004年5月28日付で課長公印が押され、障害者団体を名乗る凛の会に厚労省から発行されたことになっていた。だが省内には発行に関する資料は残っていなかった。証明書発行に向けての稟議(りんぎ)書を偽造したとして同容疑で逮捕された同省係長上村勉容疑者(39)は、調べに証明書の偽造も認めていた。当時、村木容疑者は傷害保険福祉部企画課長で、上村容疑者の直属の上司だった。

                                           

 

任意とはいえ、日曜日の事情聴取にモシヤとおもったが、やっぱりいきなり逮捕ですか。

まさか、これでいきなり「国策捜査」と叫ぶものはいないだろうが、民主党議員の関与がウワサされているので、これい任意ででも事情聴取となれば、またぞろ、「国策捜査」の大合唱が起きるだろう。
 

 参院厚労委で答弁する厚労省雇用均等・児童家庭局の村木厚子局長=2日午後


政・官・業の「腐食の構図」は遂に、現役局長の逮捕という前代未聞の事態に・・・。

村木容疑者は1978年、旧労働省に入省したキャリアというが、旧労働省出身官僚は自治労関連でどうしても民主党議員と親しくなる。

民主党大物議員の「よろしく」の一言で「政治案件」としたのだろうか。

次は当然、倉沢邦夫容疑者の「黒革の手帳」に名前のあった石井一ネズミ(マルチ)議員の事情聴取だろう。

折角、郵政会社関連で麻生内閣に揺さぶりをかけた正義・鳩山が友愛・鳩山に「援護射撃」をしたと思ったのも束の間で、同じ郵政がらみで、障害者団体向け郵便制度悪用事件で「腐食の構図」がブーメランとなって民主党に飛んできそうな気配。

 

当日記が石井議員をネズミ議員と呼ぶ理由。

マルチ商法とかネットワービジネス等と名前を変えてもネズミ講には違いはないので、これらを支援する石井議員をネズミ議員と呼ぶ。

いや、ネズミ講議員と呼んだ方が正確かも。


2008年10月19日、石井一副代表(参院比例)が平成15年当時に代表を務めていた「民主党兵庫県第1区総支部」が2003年にマルチ商法業者らでつくる政治団体など業界側から計450万円の献金を受けていたことが判明した(「流通ビジネス推進政治連盟(現・ネットワークビジネス推進連盟」が300万円、企業1社が150万円)。石井副代表は2003年にマルチ商法業界を支援する議員連盟を立ち上げ、名誉会長に就任していた。また「ネットワークビジネス推進連盟」は、2007年までの3年間に民主党のパーティー券計170万円分を購入し、更に石井副代表ら民主党の議員側に計290万円の資金提供をしていたことも既に判明していた。(ウィキペディアより)


 

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やっぱり局長→石井ネズミ議員の事情聴取か!追記あり

2009-06-14 06:49:56 | 県知事選

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追記あり


郵便不正、厚労省局長を聴取へ 元上司が関与を証言

2009年6月14日3時1分 
 自称・障害者団体「凛(りん)の会」(現・白山会)を郵便割引制度の適用団体と認めた証明書の不正発行をめぐり、厚生労働省内で決裁文書が偽造されていた事件で、逮捕された障害保健福祉部係長の上村勉容疑者(39)=虚偽公文書作成・同行使容疑=の上司だった元部長(退職)が大阪地検特捜部に対して、証明書発行が完了したという報告を部下の当時の企画課長(53)=現局長=から受けたと証言していたことがわかった。

 当時のこの課長については、ほかの厚労省関係者も、凛の会の証明書発行にかかわったとの趣旨の証言をしている。特捜部は一連の経緯への関与の有無を本人に確認する必要があると判断、一両日中にも任意で事情を聴くとみられる。

 元部長の証言によると、元部長は04年6月、審査を担当する当時部下の課長から、凛の会への証明書発行が完了した報告を口頭で受けたとされる。「難しい案件でした」とも説明されたとされる。

 凛の会への証明書発行をめぐっては、元部長が04年2月、国会議員から対応を頼まれ、この課長らに伝えたことが発端である疑いが、関係者の証言で明らかになっている。課長ら複数の職員が出席した企画課の会議でも同様の指示があったとされる。

 その後、かつて国会議員の私設秘書だった凛の会元会長で白山会代表の倉沢邦夫容疑者(73)=郵便法違反容疑で再逮捕=が、凛の会を適用団体と認める証明書の発行を企画課側に依頼。上村係長が04年4月、証明書発行に必要な決裁文書を偽造し、同6月には不正な証明書も作ったとされている。

 上村係長が特捜部の調べに、証明書は課長に直接渡したと供述していることがすでに判明しており、凛の会側に証明書を渡したのは課長だった可能性が高まっていた。

 当時のこの課長は昨年7月から局長に就任。これまでの取材に、証明書の不正発行への関与を全面否定している。

                                                   ◇


 

政、官、業という腐食の構図の点と線が浮き上がってきた。

業の倉沢邦夫容疑者は全面自供。 

これが社会派推理小説の筋書きなら、逮捕された下っ端役人の上村容疑者が不明死を遂げ、全ての疑惑は闇の中。

そして大物政治家と大物官僚の高笑いが高級料亭の奥の部屋に響く、という筋書きだろう。

だが、現実は上村容疑者も全面自供。

当時の上司だった現局長だけが「知らぬ存ぜぬ」を通しているが、

おかしなことに、この局長(当時課長)の上司であり、国会議員から依頼を受けたとされる当時の部長(57)(退職)もゲロ吐いている。

部下だった局長に「うまくやってくれ」と指示したという。

さらに当時の他の厚労省関係者も凛の会(白山会)へ関わったことを証言している。

事情聴取を受ける現局長は現在四面楚歌の状況にある。

倉沢容疑者は勿論、部下の上村元係長、上司の元部長、そして他の厚労省職員も揃ってゲロ吐いている。

局長の他にただ一人「知らぬ存ぜぬ」で押し通しているのは、

元部長に依頼したといわれる国会議員・石井一氏。

例え局長が「知らぬ存ぜぬ」で押し通しても、石井議員に事情聴取するのは、特捜部の職務の一環である。

石井議員は野党議員であり、小説にあるような腐食の構図の職務権限行使によるメリットはない、という意見がある。

厚労省内部に巣食う自治労と民主党のつながりは周知のことであり、これを利用した石井ネズミ(マルチ)議員が貪欲に「口利き依頼」をしたという疑惑はやはり特捜の事情聴取で解明すべきであろう。

またぞろ友愛・鳩山が絶叫しますか。

「第三の国策捜査だ!」と。

でも今回は正義・鳩山の登場する場面。

「業・官を巻き込んだ石井ネズミの悪行の数々、正義を愛するこの鳩山邦夫が絶対許さん!」(拍手)

 

関連エントリー:

「腐食の構図」石井民主党議員を事情聴取か!

石井一民主党議員の名が「黒革の手帳」に!「電話で頼まれた」 元厚労省部長

倉沢被告が自白!“係長の上司 郵便局に電話” 

倉沢邦夫被告が民主党に止め?黒革の手帳の国会議員

 

追記】11:46

先ほど11時30分過ぎのTBSニュースで、局長が検察に出頭する映像を顔にボカシを入れて、放映していたが、名前も顔ももバレバレなにに。↓

 参院厚労委で答弁する厚労省雇用均等・児童家庭局の村木厚子局長=2日午後

 

 

 

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鳩山節考

2009-06-13 20:02:54 | 県知事選

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兄が友愛を唱え、「日本列島は日本人だけのものではない」と、その愛の深さを謳いあげれば、

弟は正義を唱え「悪を見逃す内閣には我慢ならん」と一節唸る。

兄弟揃って愛と正義の鳩山節。

正義を旗印の乱を「正義の乱」とよんだが、マスコミでは「鳩の乱」が定着したらしい。

鳩山邦夫「正義の乱」?渡辺ジュニアの二の舞か

 

「愛」だ「平和」だをお題目のように唱える連中にロクなヤツはいないと思っていたら、「正義」を絶叫する人物の登場には驚いた。

「平和」を叫んで相手を攻撃すれば、相手はその反対の「戦争主義者」という印象になり、反論すればするほど「戦争大好き人間」の印象をつけられてしまう。

これが「正義」となると、相手は「戦争主義者」どころの騒ぎではない。

「正義の人」を自認する鳩山弟に、「悪がまかり通る」と名指しされた西川社長は、さだめし悪徳商人の越後屋という役どころか。 これをお目こぼしならまだしも、支援するというのだから、麻生首相は悪代官ということになる。

自分のことを正義の人と声高に叫べば叫ぶほど相手が悪の権化となることに、正義の人は気がついていない。

社会的にも経済的にも功なり名をとげた西川氏にとって、郵政会社の社長なんて息子の歳程の大臣に罵倒されながら今さら必死にしがみつくほどのポストではない。

だが、正義の人に悪の権化の烙印を押されて、このまま辞任したら「悪党越後屋」として彼のこれまでの人生を全否定されたことになる。

終わりよければ全てよしというが、西川氏は管轄大臣に「悪の権化」と面罵されたまま晩節を汚した形では辞任したくなかったのだろう。

正義とはすべて相対的なもので、絶対的な正義は存在しない。

唯一神を信じるキリスト教徒やイスラム教徒ならともかく、八百万の神が存在する我が国では、山には山の正義があり川には川の正義がある。

従って鳩山弟の正義と西川社長の正義がぴったりと重なるわけではない。 ただ鳩山弟が正義を基にあくまで自説を貫くなら二つの道しかなかった。

一つは法律によって悪の権化を縛につけるべきだったが、第三者委員会の調査によると、西川社長の経営には不適切な部分はあったが違法性はないという。 いくら正義の大臣でも違法性の無い者を悪の権化としてお縄にかけるわけには行かなかった。

残された正義の道は・・・そう、自身が例に挙げ大i西郷に見習って、「悪を許す」政権与党から離脱し、正義を貫いて潔く下野すべきであろう。

かといって、悪の小沢大魔王と一蓮托生を誓う鳩山兄との連係は正義感が許さないし、渡辺ジュニアの真似をするわけにはプライドが許さないない。

 

疾風のように現れて、

疾風のように去っていく。

 さあ、何処へ行くのか正義の味方・月光仮面!

 

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