≪昔々あるところにお婆さんとお爺さんが住んでいました。
ある日のこと、お婆さんは山に柴刈りに、お爺さんは川に洗濯に行きました。≫
ん? 一寸変だって?
変でも何でも無い。
これが「男女共同参画」に沿った正しい「桃太郎」だというから、あいた口が塞がらずに涎を垂れ流してしまう。
この正しい桃太郎劇を指導する「北名古屋市女性の会男女共同参画委員会」の会長さんは大口喜久子さんと言うが涎は大丈夫だろうか。
正しいタイトルは「桃太郎」ではなく「桃子」だと言う。
この手のジェンダーおばさん達は桃の節句の雛祭りも端午の節句の武者人形も男女不平等の象徴にしか見えないから始末に悪い。
議論の末につい「大口きくな!」なんて言おうものなら、
「私を誰だと思っているの!」
「私の名前は大口キク子よ!」
と怒鳴り返されるのがオチだろう。
◆桃太郎は反男女共同参画? (中日新聞 06/12/01)http://www.chunichi.co.jp/00/ach/20061201/lcl_____ach_____010.shtml
北名古屋 啓発劇をビデオ収録
おとぎ話の「桃太郎」を題材に、男女共同参画や人権について考えてもらう名古屋弁の創作劇「モモタロー・ノー・リターン」のビデオ収録が30日、北名古屋市法成寺の市文化勤労会館であった。 (稲田雅文)
創作劇を上演したのは「北名古屋市女性の会男女共同参画委員会」の20人。同会の前身の旧師勝町婦人会は2004年、男女共同参画を分かりやすく啓発しようと、静岡県の高校教諭が書いた創作劇の台本を基に、せりふを名古屋弁に書き換えるなどして手作りで劇を制作した。各地で公演したことがきっかけで、国と愛知県の補助金により劇がビデオに収められ、県内の自治体に配布されることになった。
物語は、桃太郎に登場するおじいさんが川へ洗濯に、おばあさんが山へしば刈りに行くなど、これまで当たり前に受け入れてきた役割を入れ替えて、固定していると思いがちな男女の役割について考えてもらう内容。主人公も女性の「桃子」とし、犬や猿、キジを連れて乗り込んだ鬼が島では「男も女も、男だから、女だから、ということで区別されず、それぞれが個人として尊重される」などとする3カ条の「鬼が島改造計画」を鬼たちに提案する。
創作劇は25分の長さで、ビデオは年明けにも完成する運び。大口喜久子会長は「50代から70代までの女性ばかりで、発声練習から始めてようやく形になった。このビデオが啓発のきっかけになればうれしい」と話していた。