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粟国空港で小型機が事故を起こした。 乗客・搭乗員に目立った外傷がないとのことは不幸中の幸いだが、残念だったのは沖縄タイムス。
米軍ヘリが着陸ミスで事故を起こしたら、号外発行で狂喜乱舞の大発狂だが、今回は民間機だったのがクヤシー。
号外こそ出さなかったが、今朝の沖縄タイムスは合計三面を使って久々の発狂見出し。
■一面トップ
粟国空港で着陸失敗(写真付き)
第一航空機 滑走路逸脱
策に衝突 11人軽傷
■社会面トップ
着陸後 衝撃と白煙
「伏せろ」機内混乱
第一航空機事故 旧盆の島同様
■第二社会面
減速時 制御不能に
副操縦士。捜査に違和感
フレーキに異常か
【速報】粟国空港で小型機が滑走路外れる 搭乗14人に外傷なし
沖縄タイムス 2015年8月28日 11:53
【粟国】28日午前8時55分ごろ、粟国島の粟国空港に着陸した直後の第一航空(大阪)の双発プロペラ機DHC6が、滑走路(長さ800メートル)を右側に外れてフェンスに突っ込み、機体の一部が損傷した。空港は滑走路を閉鎖した。
国土交通省と第一航空によると、乗客12人と乗員2人の計14人の全員に目立った外傷はなく、念のため島内の診療所に向かった。機内で体をぶつけた人がいるという。
同機は、8月2日から就航したバイキング式DHC―6―400型(通称・ツインオッター)で、定員19人。
粟国空港管理事務所によると、着陸時にタイヤがパンクして制御できなくなった可能性がある。国交省が詳しい状況を調べている。
小型機は午前8時40分ごろ、那覇空港を離陸した。
☆
タイムスの記者は、これがオスプレイの事故だったら、喜びのあまりにカチャーシーで一晩中踊り狂っただろうに、残念無念。
自動車事故があったからと言って自動車の運行禁止がでないのは当たり前。
⇒交通事故:橋の欄干に車衝突、5人死亡 奈良・明日香村毎日新聞-2015/08/26
小型機の事故があったからといってこんなことは、やめていただい。
「小型機の運航禁止を要請する県民大会」・・・。
オスプレイは、米軍用機の中でも事故率が少ないと認定されているが、人間の作った機器で故障・事故のないものはないのですよ、沖縄タイムスさん。
☆
昨日(28日)の沖縄タイムス16面のトップの大見出しはこれ。
石垣自衛隊配備 阻止へ
反対住民の組織発足
宮古島・与那国と連携も
米軍や自衛隊を嫌悪する沖縄タイムスが自衛隊配備阻止の記事を大きく報道するのは報道の自由で沖縄タイムスの勝手だろう。
だが台風で停電した離島の復旧作業のため、作業員や機材の輸送のため、県知事が自衛隊ヘリ出動を要請した事実も報道すべきだろう。
県民の知る権利を奪う自由はないはずだ。
次のニュースは沖縄タイムスでは一行の報道もなかった。
陸自CH-47、沖縄電力の人員と機材の輸送を実施 沖縄・石垣市停電
2015年08月27日
http://blog.livedoor.jp/jsdf_times/archives/1038228960.html
8月24日に台風第15号の影響により沖縄県石垣市において停電が発生した。
このため、8月26日午前7時に沖縄県知事から陸上自衛隊第15旅団長に対して、沖縄電力の人員と機材の輸送に係る災害派遣要請があった。
これを受け、陸上自衛隊第15ヘリコプター隊の輸送ヘリコプター「CH-47」1機が輸送を実施した。
8月26日午前11時51分に撤収要請が出ている。
☆
抑止力に関する見解は翁長知事と国側は真っ向から対立している。
抑止力は米軍だけではなく、自衛隊にもある。
防衛省は、南西諸島における防衛上の空白を埋めるため、宮古、石垣両島へ陸上自衛隊の警備部隊などを配備する方針を地元に示した。
抑止力を高め、周辺国に自制を促す意義がある。
従来、沖縄の本島以外は陸自にとって空白域だった。
だが、平成27年度末までに与那国島に沿岸監視部隊が置かれ、宮古島への配備は、それに続く計画となる。
住民は5万4千人を数え、防衛上の要衝であるからだ。
中国海空軍は近年、宮古島周辺の海空域を太平洋への出入り口として動きを活発化させている。
宮古海峡は日露戦争時、ロシアのバルチック艦隊が太平洋側から日本海側に侵入し我が国の連合艦隊と日本海海戦で決戦をした、太平洋と東シナ海を結ぶ海の要所である。
陸自が宮古島に警備部隊に加え、地対艦、地対空ミサイル部隊を置けば抑止効果は高い。
宮古島と同様に石垣島への陸自部隊の配備も抑止力の増大に意義がある。
空白地域への自衛隊配備に対して「自衛隊が来れば攻撃対象にされる」という反対論がある。
「九条信者」の妄想にすぎない。
宮古、石垣両島が、中国が狙う尖閣諸島に最も近く、多くの人が暮らしていることを忘れてはいけない。
しかも両島は戦略的に要所である。
陸自の存在の有無にかかわらず、侵略国に攻撃の危険にさらされる。
南シナ海での岩礁埋め立てなど、中国の力による現状変更の動きを他人事に捉えてはいけない。
【おまけ】
自衛隊配備に対しては、反対運動などが想定され、時間がかかるので、とりあえずは海保の専従部隊で間に合わす計画だろう。
中国漁船対応へ海保が専従部隊 宮古島地域に配備計画
尖閣諸島周辺で領海侵入を繰り返す中国漁船などへの警戒強化のため、海上保安庁が沖縄県宮古島や伊良部島に数百人規模の専従部隊を配備する計画を進めていることが25日、同庁への取材で分かった。建造中の専用巡視船が完成次第、早ければ2年後の2017年にも配備する見通し。
小笠原諸島周辺では昨秋、中国漁船によるサンゴ密漁が問題となり、その多くが沖縄本島と宮古と石垣島の間の海域を利用したことも指摘されていた。海保はこうした密漁船の監視強化にもつなげたい考えだ。
専従部隊の配備港について、海上保安庁政策評価広報室の担当者は「県など関係機関と調整中」としながらも「伊良部島の長山港は候補地の一つ」とする。今後、巡視船の着岸や部隊の常駐可能な環境も勘案した上で決定するとしている。
計画では、漁船に対応できるよう小回りの利く小型巡視船10隻程度の配備を見込む。すでに3隻分は現在建造中で完成次第、先行投入される見通し。
海上保安庁によると、領海侵入した中国漁船などへの退去警告件数は2012年が39回、13年が88回、14年は208回に上り、今年7月末現在で56回。12年度以降、尖閣諸島周辺に接近する中国公船への対応策として、海保は石垣島への専従部隊配備を進めてきたが、今回新たに漁船を中心に対応できる部隊が必要と判断された。

中国が尖閣諸島の侵略に、いきなり何十万の軍を動かすとは考えにくい。
近年の戦争では偶発的小競り合いが発端の場合が多く、尖閣の場合も漁船を装った公船の侵略が最も危惧されている。
米海兵隊の存在が、中国の尖閣侵略に強力な抑止力になっているのは誰の目にも明らかである。
米海兵隊を県外に撤去して一番喜ぶのは他
ならぬ侵略国の中国である。
オピニオン面に一般投稿6本(児童生徒限定の「ぼくも私も」除く)。
「ルールを無視 米軍出て行け」の豊見城市・渡真利善朋さん(47)は1月6、12、17、24、31日、2月10、19、28日、3月7、17、27日、4月8、20日、5月3、12、17、27日、6月10日、18、23、30日、7月9、16、25日、8月12、22日に続いて今年27回目の掲載。
「軍備を縮小し 借金返済急務」の那覇市・本郷彰さん(65)は4月19日に続いて今年2回目の掲載。
「興南も大活躍 甲子園を堪能」の浦添市・国吉直さん(43)は1月19、31日、2月8日、3月8、14日、4月14、26日、5月30日、6月15、22日、8月1日に続き今年12回目の掲載。
「子の深夜徘徊 地域で防ごう」の伊江村・知念正行さん(76)は1月3、18日、2月15日、3月4、18日、4月8、30日、5月27日、6月27日、7月31日に続き今年11回目の掲載。
「反安保法案 声上げよう」の那覇市・城間功旬さん(60)は2012年12月22日以来の掲載。
「寄り添う」の北中城村・喜納由美さん(57)は今年初掲載。
カギカッコは投稿欄における見出し。
「在日米軍基地を考える時に、機能を無視する悪癖が反基地運動家にはありすぎます」
これもちろん、自衛隊反対の皆さんにも言える。
ん?屋良朝博の説だと、次の戦争は起こり、それは中共が相手で、大量の兵員が押し寄せ、八重山までは確実に獲られる、そういう前提みたいだな。
あら大変!
今は戦間期かもって考えて用心するのは同意するよ。
でも何処に何がどれだけあると抑止力になると屋良は考えているのかねぇ…
あ、そういえば、人民解放軍海軍の募集動画には尖閣が映されていて、
「縦横四海 勇者無界」
海は四方に広がり、勇者に限界なし
(訳・坂東忠信氏)
だってよ。
この動画は27日の外交防衛委員会で一部が取り上げられたそう。
屋良説が想定することを考えても、海上民兵みたいな規模でやって来るとしても、島に滞在する中共国民が国防動員法に従う可能性を考えても、境界に近くて孤立したり手薄になったりしがちなところに、監視が効いて災害にも対応できる機能を持つ設備と人員が来るって、素敵じゃない?
から、反基地、反自衛隊の人達も、さすがに中国の脅威を認め始めたが、基地が必要と言わない。
「基地=抑止力」を認めないからだ。
逆に「基地があるから狙われる」と言う。
いつになったら、沖縄は「基地=抑止力」を認めるだろう?
古来から襲われないようにするのは、守りを固めるだったと思うけれどね。
「辺野古土砂搬出反対、住民の会設立へ 長崎・五島 2015年8月10日 」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-247044-storytopic-1.html
>名護市辺野古の新基地建設で埋め立てに使用される土砂の採取予定地とされる長崎県五島市椛島(かばしま)で、周辺の市民が土砂搬出に反対する動きを見せている。
>新上五島町(しんかみごとうちょう)の環境団体「五島の環境を考える会」が中心となり、8月中旬に「椛島の土砂で辺野古の浜を埋めさせない住民の会」(仮称)の設立集会を開く予定だ。
>「五島の環境を考える会」の歌野敬(けい)代表は「住民の会を立ち上げることで、五島の土砂が搬出されることに関心を高めたい」と話した。
上五島、下五島、ともに行ったが、「辺野古土砂搬出反対」の横断幕や幟は、見当たらなかった。
椛島の採掘現場は海上から見た。
中心になって活躍する「五島の環境を考える会」のある新上五島町とは↓のような町。
「疲弊する町 描けぬ未来 「国の具体策見えず」 長崎県新上五島町 2014年12月01日」
http://www.nishinippon.co.jp/feature/representatives_election_2014_news/article/130412
>全国896の「消滅自治体」の一つに含まれ、九州で最も人口が減ると指摘された。
>町の人口は1960年の5万6千人から2万1千人に減少。
>高齢化率は5%から36%にはね上がった。
>上五島空港は閉鎖、奈良尾地区では有床病院もなくなった。
>かつて遠洋漁業で栄えた町は、漁獲高が減って衰退。
>島の再生に、町が手をこまぬいていたわけではない。
>地方は既に、知恵もカネも絞り出している。
10年前には、(補助金、調査費用欲しさに)「高レベル放射性廃棄物処分場」への名乗りを行政ではなく民間からでたほどの土地だ。
漁業もあるが、大きな船で盛大に獲ってくるでなし。
養殖業者も減っている(近大マグロが稚魚時代を過ごす生簀はあった)。
この地方は石を利用した家作りがなされており、椛島の採掘場はここ20年くらいらしいが、その他の島で石を切り出して売るというのは、江戸時代にもう始まっている。
もちろん、畑は狭い。
全体が火山岩で水はけが良く、田んぼには向かない。
牧草地にして牛を飼う。
それも牧草地の面積は小さいから大きな大人の牛は飼えない。
孕まして、子牛を取り上げ、売る。
やがて松坂牛や神戸牛などになる。
狭い耕地でも自給自足生活程度の食べ物は確保できる。
実際、防波堤で糸を垂らせば坊主の日は無いと言い、きゅうりやトマトなどが成り、野菜の種類に文句を言わなければ、お腹はふくれると思った。
(スーパーはあり、北海道の何々、山梨の何々、など、都会のスーパーと変わらない品揃え)
が、現金収入となると、どうだろう?
過疎が進み、有人だった島も無人になったりしている。
海中から風車を立てて耐久性の検査など、政府の色々なプロジェクトに参加している。
進取の気風に溢れた土地というより、背に腹は代えられぬから、できることはなんでもしようという気持ちを感じた。
最近、新聞を取りに3mの高波でも出港してくれる「サニー号」のおかげで、朝刊を夕方でなく朝に読めるようになったと言っていた。
そんな中、五島列島には周囲が100m以上の島は129あると言う。
島の一つや二つ、無くなってもどうなんだろう?
売る物が無いなら、生活に支障のない島を切り崩して売ると考えるのは、当然だと思った。
砕石は大事な島の産業。
反対している人は、物質文明に飽きて自然を求めてきた人。
高江の反対の人達と似ている。
元から島にいる人は、島の過疎を憂いてなんとか昔の繁栄をと、知恵を絞っている。
http://www.sankei.com/politics/news/140722/plt1407220025-n1.html
>中尾前市長は「山林の所有者にすれば魅力的な話で、安易に受け入れてしまいかねなかった。そこで、みんなで情報を共有して山を守ろうとした」。
「【島が危ない 第3部 五島列島 かすむ国境(中)】 遠のく本土、近づく中韓 過疎化と物価高が演出 2014.7.23」
http://www.sankei.com/politics/news/140723/plt1407230026-n1.html
>フェリーの無料化は島民たちの長年の願いだという。
>「国や県に補助を要望しているが、受け入れられない。過疎化が進み、この国境の島に人がいなくなったら、結局、日本全体の安全が脅かされる事態になることを分かってほしい」
>島内での移動でも本土より条件が悪い。
>土岐さんは「五島は日本で一番ガソリンが高い」と話す。
「【島が危ない 第3部 五島列島 かすむ国境(下)】 押し寄せる中国からの密航者「自衛隊基地を作って」 2014.7.24」
http://www.sankei.com/politics/news/140724/plt1407240024-n1.html
>五島市の中尾郁子前市長(79)は、離島の国境監視機能という安全保障の面から、国の支援の必要性を訴える。「自衛隊を増やすのも一つの方法だし、漁師を見張り役に任命して、釣りをしながら監視させることも一つの方法。海の好きな若者に防人の役割を職業としてやらせるのもいい。今までの日本のシステムで考えないで、現場の事情に沿った新しい策を作っていただきたい」
>福江青年会議所の前理事長、土岐達也さん(35)は「国境離島は人が住み続けることが大切」と警鐘を鳴らす。
>そして「構造的に問題を改善するのは税制だと思う。法人税をなくすとか。そこまで踏み込んでいかないと、根本的な領土・領海の防衛や離島の人口減少問題は解決しない」と訴えた。
防衛という意識を、島嶼でない地域(都会)の人達が共有できないと、長崎県にも沖縄と同じくガソリン税の減免をと言っても、「ならば、基地をもっていけば~」でしょ。
「ならば、基地をもっていけば~」と言う人達は、「基地=抑止力」を認めていない。
「基地=抑止力」が共通意識にならないと、解決していなかない気がする。
http://www.nagasaki-np.co.jp/news/k-sekaiisan/2015/02/14101112.shtml
>五島列島を洗う過疎化の荒波。
>かつて潜伏信徒が隠れ住んだ集落は特に厳しい環境にある。
>信徒は「旧五輪教会堂」(五島市蕨町)に2世帯、「頭ケ島天主堂」(新上五島町)は8世帯しか周辺に残っていない。
>管理する人がいなければ教会はどんどん荒廃してゆく。
>信徒の意見で「廃堂」になって行政に譲渡された場合、保全のための新たな財政負担が発生し、厳しい財政を圧迫してしまう。
>県や市の担当者は「これ以上人を減らしたくない」と口をそろえる。
>だが人口急減を食い止める有効な処方箋は簡単には見つからない。
これといって産業が無ければ、観光に頼ってしまう。
観光収入が維持・管理費を上回れば、教会を維持できる。
先人が残してくれた「遺産」が今の人達、これからの人達を活かすことになれば、こんな嬉しいことはない。
「軍艦島」へ渡る船の切符売り場は、繁盛していた。
着々と、丸裸にしようとする勢力が入り込んでいる。
西日本新聞「安保法案に危機感 五島市で冨塚・長崎大准教授が講演 [長崎県] 2015年07月18日」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/nagasaki/article/182897
>集団的自衛権の行使容認を可能にする安全保障関連法案をテーマにした講演会が、五島市で11日にあった。
>安保問題に詳しい長崎大の冨塚明准教授(57)=写真=が市民約50人に、「法律ができると専守防衛や憲法9条の存在が歯止めにならず、現実に戦死者が出る」と危機感を示した。
>講演会を主催した「五島九条の会」の呼び掛け人、大賀値賀子さんは「平和に生きてこられたのは、憲法9条があったから。戦争ができる状態にならないように声を上げていきましょう」と力強く訴えた。