狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

伊波市長の言いがかり!米総領事に論破される

2010-09-19 08:00:36 | 普天間移設

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伊波洋一宜野湾市長が出演した9月5日放映のテレ朝「サンデーフロントトライン」に関連する古い記事を引用する。

無理解”メア氏 「近くに建設許す宜野湾市に疑問 琉球新報 2008年7月12日               
基地の危険性とは別に周辺での自治体の建設基準に疑問を示すケビン・メア在沖米総領事=11日、浦添市の在沖米国総領事館

 ケビン・メア在沖米総領事は11日の定例記者会見で、伊波洋一宜野湾市長が米軍普天間飛行場は米軍内部の安全基準に違反すると指摘しているのに対し「基地外の建設を制御する安全基準で、逆に滑走路の近くの基地外になぜ、宜野湾市が建設を許しているのかという疑問がある」と答えた。強制的に接収され、建設された米軍基地の成り立ちを踏まえない配慮を欠いた11日の「メア発言」に、伊波市長や宜野湾市民からは「無理解」「(住民とは)逆の発想」と憤りが噴出した。
 米軍普天間飛行場は、米軍内部の安全基準に違反しているとする伊波市長の指摘に「逆に滑走路の近くの基地外に、なぜ、宜野湾市が建設を許しているのか疑問」と反論したケビン・メア在沖米総領事
 基地外の建物建設について「米政府は日本の基地外の建設に何も権限がない。日本政府と県と市がコントロールしているので、米側は何もできない。普天間の滑走路の南の進入灯の近くにタワーができているが、これも安全の面で米側からはよくない。でも米側からは何もできない」と日本側の責任であることを強調した。

                        ◇

ケビン・メア前在沖米総領事は、現在米国務省で対日政策の実務を総括する日本部長に起用され、普天間移設では米側の実務者の一員である。

メア氏の後任には、在日米大使館のレイモンド・グリーン安全保障政策課長が就任してる。

メア氏は総領事就任前は在日米大使館の安全保障部長を務め、普天間飛行場の移設問題など、在日米軍再編にも深く関与してきた。

ただメア氏は日本語が達者なため新聞の取材にもほとんど日本語で対応し、いわゆる情緒的ニュアンスを排除してストレートに話すため、沖縄紙では「無理解」とか「悪代官」などと感情的に罵倒される場面が多かった。

ケビン前在沖米総領事、どんなストレートな発言をしていたいたのか、新聞報道で探ると、

こんな発言があった。⇒メア総領事 宜野湾市長訪米効果を疑問視

伊波市長の訪米効果は沖縄タイムスでさえ疑問を呈しており、お膝元の宜野湾市議会からも非難を受けているが、メア総領事が「本当のこと」をストレートに話すことが、お気に召さないらしい。

もみ手をしながら、「県民感情はよく理解できるが・・・」とお決まりの枕言葉を使って、「県民感情はよく理解できますが、市長さんの訪米はあまり効果が・・・」などと語尾を濁せば気に入ってもらえたのでしょうに。(この際、理解の有無は問題ではなく、枕詞の有無が問題なのである)

上記記事も伊波宜野湾市長の抗議にストレートに反論したために、「無理解」と情緒的形容詞を冠されている。

早速琉球新報が社説でメア氏に反論しているが、他の地域の例を挙げて、「普天間飛行場も似たようなものだ」とは、ずいぶん乱暴な理屈だ。

論理的反論が無理だとわかると、「こんな米総領事、要らない」ときた。

メア発言 こんな米総領事、要らない 琉球新報・社説2008年7月13日 

<米軍普天間飛行場の危険性に関して、総領事は11日「滑走路近くの基地外になぜ、宜野湾市が(住宅)建設を許しているのか疑問がある」と、従来の持論を繰り返した。つまり「基地の近くに後から勝手に住宅を造る住民と、それを許可している宜野湾市が悪い(だから騒音があろうが危険があろうが、米軍に責任はない)」などと、こう言いたいのだろう。
 爆音訴訟で日本政府が主張している「危険への接近」理論と同じ理屈だ。普天間飛行場が米軍内部の安全基準に違反しているとする伊波洋一宜野湾市長の指摘にも反論したつもりかもしれない。何と独善的な考え方なのか。普天間基地がどういう経緯でできたのか知らないわけでもあるまい。単なる無知なのか。知っていながら知らないふりをしているのか。
 宜野湾市伊佐浜では戦後、米軍がブルドーザーと武装米兵による銃剣で住民を脅し追放した。抵抗する住民を暴力で退けて家屋や農地を破壊、その後にキャンプ瑞慶覧を強引に建設した。先祖伝来の土地を追われた住民は、うち10家族がブラジルへの移住を余儀なくされた。何もない原野に基地が造られたわけではない。普天間飛行場も似たようなものだ。戦後、住民が避難先から戻ると、すでに基地が建設されていた。

果たして琉球新報の批判は正しいのか。

冒頭で触れた9月5日のテレ朝「サンデーフロントライン」で、大谷昭宏氏が普天間基地のレポートをしているが、同番組に出演した伊波市長は「普天間第二小学校の移転を妨害したのは反基地団体だった」と暴露され、さらに味方と思った大谷氏に、「実現が困難な反基地を叫ぶ前に基地周辺の危険な住宅を移転させるのが先決」と迫られ、逆切れしてしまった。

正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現さんが、詳しくその番組を報告されているので、関連部分を引用させていただいた。

◆以下引用。

1945年アメリカ軍は本土への爆撃のため、民有地を接収し、普天間基地を建設した。

1945年普天間基地
1945年
土地を奪われた人々、終戦後、やむなく基地の周辺に居住。

その後、基地の周りは人口増加に伴い、自然に市街地化していった。

1973年普天間基地
1973年

宜野湾市の3割以上は基地が占め、住める場所が限られていたためだ。
――――――――――――


しかし、この番組は、酷い嘘だらけだ。

戦前、飛行場が建設される前のこの地域にはいくつかの泉が存在し、それらを水源に畑作が営まれる丘陵地だった。

普天間飛行場が出来たのは、1945年だ。

1953年には滑走路が延長されたが、その頃にも普天間飛行場の周辺には殆ど何もなかった。

普天間飛行場の周辺に人口が増え始めたのは、宜野湾村が市になった1962年頃からであり、有名な普天間第二小学校が建設・開校したのも1969年だ。

それでも、翌1970年の写真を見ても判るように、普天間飛行場の周辺には、まだ殆ど家などはなかった。


普天間飛行場の歴史写真


現在、普天間飛行場の周辺にある住宅や学校や会社などの殆どは、最初に普天間飛行場が出来てから25年以上経った後につくられたのであり、テロ朝の「サンデー・フロントライン」が放送したように「普天間飛行場の場所に住んでいた多くの人々が追い出され、土地を奪われた人々が終戦後やむなく基地の周辺に居住した。」ではない。

それなのに、この番組は、あたかも現在普天間飛行場周辺に住んでいる人々が米軍に追い出されたために基地の周辺に居住しているかの如く放送していた。

また、そのことを、1945年と1973年の普天間飛行場周辺の航空写真を放映して演出していた。

しかし、1973年は、1945年に基地が出来た後に約30年も経ってようやく市街地化した頃なのだ。

酷いインチキ番組なので、テロ朝(03-6406-5555)に電凸した。(続きは⇒正しい歴史認識、国益重視の外交、核武装の実現


――――――――――
◆引用終了
 
テレ朝の視聴者を誤誘導するナレーションは論外として、普天間基地の空中写真を時系列で見る限り、伊波宜野湾市長の抗議も、琉球新報の援護射撃も単なる言いがかりとしか受け取れない。
 
結論を云うとこうなる。
 
伊波市長の抗議に、「逆に滑走路の近くの基地外に、なぜ、宜野湾市が建設を許しているのか疑問」と論理的に反論したケビン・メア在沖米総領事に対して、
 
伊波市長も琉球新報も「無理解」という情緒的文言でしか対抗できなかった。

メア総領事の一本勝ちである。

それにしても、他の地域の例を挙げ、「普天間飛行場も似たようなものだ」と開き直る琉球新報には呆れて言葉を失う
 
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8 コメント

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件の鉄塔ですが (タケ坊)
2010-09-24 20:51:18
批判派が作ったであろうキャッシュしか残ってなかったのですが、こういう報道があり、沖縄防衛局に確認しましたところ2010年2月に撤去されたとのことでした。
狼魔人様のエントリー見てますともしかしてご存知ないかもしれないと思いましたので(私も今日知っただけです、スミマセン。)
http://www.asyura2.com/10/senkyo76/msg/290.html

しかし、アサヒる珍聞もこういう書き方しかできないもんなんですかねぇ>思いやり撤去
もしこの鉄塔があったことで事故が起きてたとして同じことが言えるんだったら逆にアサヒる珍聞を評価しますが(笑)
不適切な想像すみませんです。
驚愕!!米国でもクリアゾーンに住民が!! (タケ坊)
2010-09-22 12:48:11
伊波サン!住宅もお墓も建てられないってウソじゃん!!
P34(.pdf9枚目)P36(.pdf11枚目)
(2) AICUZ報告書の形式と内容
2007年7月にまとめた報告書(以下『ラングレーAICUZ』とする。)
中略
実態を見ていくと、ラングレー基地周辺における「エンクローチメント」は、
一定のレベルで進行しており、65DNL以上の騒音地域には約14,500人、
「クリアーゾーン」を含む事故危険地域にも、およそ580人が居住している。


普天間飛行場は第二のオシアナ海軍基地か?
騒音訴訟・移設先の反対運動等普天間問題と構図は酷似!!
P41(.pdf16枚目)~P44(.pdf19枚目)
1 ヴァージニア州オシアナ海軍航空基地の場合

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200810_693/069302.pdf


一応全部読んでみました~♪
追伸 (タケ坊)
2010-09-20 00:03:39
言うまでもないことかもしれませんが、
このAICUZですが、日本の在日米軍だから日本の自治体に権限があるのではなく
米国における米軍においても何の権限もなく米国の自治体に権限があります。

あと、サンデーアウトラインじゃなくサンデーフロントラインですね。

それとせっかくの力作のエントリーなので画像のリンクきちんとされたほうがよろしいかと思います。
Unknown (タケ坊)
2010-09-19 23:27:35
狼魔人様こんばんは。
サンデーフロントライン問題は私も火付け役になったと思っていますので
また長文になるやもしれませんが、コメ欄汚しをお許し下さいませ。

この問題は狼魔人様がリンクに貼られている 
メア総領事 宜野湾市長訪米効果を疑問視
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-134234-storytopic-3.html 
にあるAICUZと言う言葉に問題解決のヒントがあると私は思います。
※AICUZ:航空施設周辺適合利用地域、詳しくは下記.pdfの最初のページ参照
実はこれは2010.09.05放送のサンデーフロントラインでもテロップで貼られており、以前から注目しておりまして、検索してみると2008年10月に
国立国会図書館調査及び立法考査局 外交防衛課 から報告書が出ておりました。

http://www.ndl.go.jp/jp/data/publication/refer/200810_693/069302.pdf

まだ全文読んではおりませんが、最初のページだけでも伊波の主張がおかしいことがわかります。

・AICUZは、飛行場周辺に事故の危険性が高い地域や騒音コンター(境界線)を設定
し、各地域について、望ましい土地利用のあり方を、軍が自治体に勧奨するものである。

次に.pdfの5枚目(P30)2 「エンクローチメント」への対策 に

なお、米軍は、軍事施設周辺の土地利用対策の実施は、地方自治体に権限と責任があり、
軍の役割は、望ましい土地利用に関するガイドラインの作成や、
地方自治体の対策立案への協力など、支援的なものに止まるとの立場をとっている

とあります。
この点でもメア閣下のおっしゃることは正しいと思います。
※エンクローチメント:軍事施設と周辺環境の変化 とありますが、詳しくは.pdfの4枚目(P29)の
 1 「エンクローチメント」とは何か をご覧になさって下さい。

これの一番の解決方法は軍が土地を買い取るのが理想的だとは思いますが、
.pdfの6枚目(P31)に
・軍事施設周辺の土地購入:土地の購入という手段によって、適正用途の確保を図っている
例は少ない。オクラホマ、フロリダ、アリゾナ、ネバダ、ミネソタ、カリフォルニア、
コロラド、ワシントン、ノース・カロライナ各州は、その数少ない例である。
土地の購入については、財源の確保という問題が生じることから、
米軍と地方自治体又は環境保全団体等の間で協定を結び、必要経費を折半する手法もとられている

とあり、また同ページでは
「『エンクローチメント』に対する万能のアプローチは存在しない。
『エンクローチメント』対策の狙いは、施設周辺の開発を
(全面的に)停止させることではなく、特定地域における土地利用を、
特定基地における軍事活動の観点から、適合性を持ったものとすることにある」。
『州の戦略』は、各対策の具体的な問題点についても触れており、
例えば、土地利用区画の設定(ゾーニング)については、
「不適正な土地利用を防止するには手っ取り早い手段であるが、
地権者や土地開発業者からの開発圧力にさらされるため、区割りが変更されやすく、
常に永続的な対策になるとは限らない」と述べている。

と書いてあります。
私は本土の人間なのでこのあたりの事情はよくはわかりませんが、
石原昌光様のコメントを拝読させていただくと
人間の業というものの一端がわかるような気もします。

続いて対策一覧によれば短所として

州法整備については、時間と手間がかかること、
土地利用区画設定については、その執行が保証できないこと、
土地購入の場合は莫大な経費を必要とすること
などが、問題点としてあげられている。

ともあります。財産権の問題もありますから当然でしょう。

最後にもう一度P.32(7枚目)を引用して米国内の基準でも
この問題の責任が自治体にあることを明確にしておきたいと思います。

1 「航空施設周辺適合利用地域」(AICUZ)
AICUZは、飛行場周辺に事故の危険性が高い地域や騒音コンターを設定し、
各地域について、望ましい土地利用のあり方を、軍が自治体に勧奨するものであり、
1970年代から運用されている。
AICUZは、軍用飛行場を抱える施設ごとに作成され、周辺自治体に示される。
自治体は、必ずしも受け入れる義務は無いが、多くの場合は、これに
準拠した形で、必要な法整備などが行われていると見られる。

もう少し詳しく理解したい方は
(3) AICUZの意義と限界 P36(11枚目) などがよろしいかと存じます。
一部だけ抜粋すると

なお、AICUZが抱えるもうひとつの限界として、海外の米軍基地には適用されない点を
あげることができる。
『国防総省指令』第2条は、同指令の適用される範囲は、
米国本土及び属領、信託統治領等に限られると規定している。

とあります。
伊波の妄想を現実のものにする為には奴がどうか沖縄を昔のように米国の属領にして下さいませと
土下座して懇願するのもひとつの解なのかもしれませんね。

あとは具体例が書かれているようですが、ここまでいくと素人が
理解すべき範囲を超えていると思いますので興味のある方は読み込んで見て下さいませ。

以上説明しましたAICUZを前提に Clear Zone、APZ1、APZ2 などが設定されるわけです。

ですので番組の同コーナー始まって1:30秒あたりの冒頭説明の
『アメリカ軍の規定ではこのクリアゾーンの中には住宅はもちろんのことですけれども
お墓を作ることすら制限されているという厳しい土地の制限が付けられている』
とは一体何のことですか?と言わざるを得ません。


この資料を見ての私の結論は恥知らずで大嘘つきの伊波やテロ麻は即刻腹かっさばいて死にやがれですが、
皆様におかれましてはこの資料だけにこだわらず、おのおのの賢明なご判断を希望します。
今日も笑いの宝庫 (Sugar Pie Guy)
2010-09-19 22:07:12
不謹慎の誹りを承知しつつ、毎日のトピックに笑いを頂戴しております。

> こんな米総領事、要らない

いや彼は君らのためにいるのじゃなく、要る要らないについて君らは言える立場じゃないから(爆笑)


ケビン米総領事殿

> 「基地外の建設を制御する安全基準で、逆に滑走路の近くの基地外になぜ、宜野湾市が建設を許しているのかという疑問がある」

読んで字の如く「キチガイのケンセツのアンゼンキジュン」だからでしょう。
Unknown (とおる)
2010-09-19 16:15:05
> 米軍普天間飛行場は、米軍内部の安全基準に違反しているとする伊波市長の指摘に「逆に滑走路の近くの基地外に、なぜ、宜野湾市が建設を許しているのか疑問」と反論したケビン・メア在沖米総領事。

伊波市長は、「世界一危険な基地」を作った張本人。危険な基地を作った加害者。
謝罪しろ~!
脱線ですみませんが、、 (石原昌光)
2010-09-19 11:05:41
狼魔人さま、こんにちは
昔、支那に杞という邑(ムラ)がありました。杞の人々は大変に心配性で、いつか天が落ちてきて自分達を押し殺すのではないかと恐怖し、来る日も来る日も天を眺めては溜息をついていたそうです。
ここから杞憂(いらぬ心配)という故事成語が生まれました。
現代の沖縄に杞の人々が現れたら、一秒たりとも心が休まらないでしょう。
天どころか、沢山の飛行機が始終上空を往来しているのですから、、、
空を飛んでいるものは落ちます、それが鳥だろうが民間機だろうが、軍用機だろうが同じです。
でも、いつ落ちるかは判りません。明日かも知れないし5年後かも知れない。
ある日、本当に軍用機が落ち、宜野湾市民に犠牲者が出たら、それは天地がひっくりかえる大騒ぎになるでしょう。
でも、そのXデーまで、人々は何事もないように日々の暮らしを営み続けるのです。
喜び、悲しみ、笑い、怒りながら、、、、
そして、Xデーの後も生き残った多くの市民は惨劇の記憶を除々に記憶に飲み込みつつ、前と変わらず宜野湾市に住み続けるでしょう。
なにより、生きていく為に、、、、
人間は、そういう存在です。恐ろしく図々しく、厚顔無恥で、悲しい位アホなのです。
本土マスコミは、沖縄極左二代紙の主張を鵜呑みにし、県民を「聖なる愚者」として神聖視しものも言えません。
彼等には、沖縄県民が杞の国の人に見えているのでしょう。
毎日、毎日、ただひたすら落ちてくるかも知れない米軍機に怯え、米兵犯罪に怯え、不発弾に怯え、溜息ばかりついている人々に、、、
馬鹿馬鹿しい限りです。
沖縄県民は、そんな上等な存在じゃあありません。
生きる為には、世界最強の米軍さえ食い物にし、日本政府から金を毟り取り、都合が悪くなると、過去を蒸し返して弱者ぶり、差別を声高に叫んで本土人を凍りつかせる。
沖縄県民は、そういうグレムリンみたいなものなんです。
本土人と同じ生々しい俗人です。
沖縄について考える時、本土の方々には、そういう点まで含めて考えて欲しい。
そして同時に、本土の方々と同じように沖縄人も生々しい俗っぽさの奥底には日本の未来を憂う、公の感情がある事も重ねて主張しておきます。
普天間基地を見て思う (alpha)
2010-09-19 09:16:27
沖縄に行く機会が有り、私も展望台から普天間基地を望見して来ました。
「普天間の町は、戦前ここに住んでいた人達が、飛行場に土地を取られてしまい止むなく周辺に住みついてできた。」とにこやかに説明するガイドさんの説明に思わずうなづきそうになりながら、待て待てと眉に唾して考えると、沖縄の論理の可笑しさが見えてきます。

戦前の周辺住民数600名余りに対して、現在の建物と住民数約9万名はどうしても釣り合わないのです。また、建物は新しく鉄筋/鉄骨コンクリート作りのビルがほとんどであり、元の住民だけがここに住んでいるわけではないことは一目瞭然なのです。

また反対側にある、タワーも見るからに危険なものであることは明白です。このタワーの建設を許可することは、「このタワーによって航空事故を惹起させ住民に実害を及ぶことを期待しているもの。」と指摘しても良いと思いました。 許可したのは伊波宜野湾市長ですよね?県知事候補者の伊波さんですよね? 基地に反対する姿勢はそれはそれで有りなのでしょうが、タワーの存在によって航空事故の危険性を高め、航空事故による実害の発生を期待しているとも思える、タワー建設許可は許されるものではありません。

また、所謂「世界一危険な小学校=普天間第2小学校」についても、説明板で確認しました。確かに基地に隣接していますが、ここに小学校が建設された経緯を知れば納得ですね。大学への墜落事故と合わせて考えるべきは、彼らの論理を適用するならば、危険なのは第2小学校だけではなく、普天間の街全体です。

そのような街に、わざわざ多くの人たちが移り住んでいるのは、一重に基地を中心とする経済構造にあるのであり、現実の生活とその利便性によるものでしょう。

それを加速させ危険要素を高めたのは伊波宜野湾市長の市民の安全を軽視するだけでなく、故意に高めているとしか思えない建設許可にあると指摘したい。

基地を移転すれば、現在の普天間基地周辺の人口が急激に減少し、宜野湾市の経済が破綻することは明白だと思います。

それでも敢えて住民の安全のためにと計画された、小学校の移転計画、辺野古への移転を潰そうとするのは、伊波市長を始めとする左翼勢力の、自分達の飯の種が失われることへの危機感の表れかと思うところです。

沖縄の方のみならず日本国民全体が、尖閣諸島における中国の圧力と基地の存在の関係性をもう一度深く考察することを望みます。

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