狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

泥棒組合が大泥棒を表彰(爆)

2014-12-04 07:34:35 | 県知事選

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今日の話題

(1)続・はんこの「押し逃げ」「置き逃げ」

(2)泥棒組合が大泥棒を表彰(爆)

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■続・はんこの「押し逃げ」「置き逃げ」

今朝の沖縄タイムス2面トップ

あす以降に先行承認か

辺野古工事で仲井真知事 審査2件終了

記事によると、埋め立て工事の変更申請で次の2件の審査が5日にも整い、終了する見込み。

①「工事用の仮説道路(3本、計2800㎡)の追加」と

②「辺野古崎南側の中仕切護岸の追加」

これに対し仲井真知事は、県が定める標準処理の44日間を超えていることから、「承認できるものは承認したい」との意向を示しているとのこと。

5日以降に3件のうち2件を先行承認する可能性が大きくなった。

筆者は仲井真知事のことを「現実主義者の実務家」と評した。

この寸評が正しければ、仲井真知事は、本日(4日)に予定されているプロ市民たちの「県庁包囲」による承認反対の抗議行動を無視して、粛々と県知事としての最後の実務を全うするだろうし、そうして頂きたい。

 

■泥棒組合が大泥棒を表彰(爆)

希代の大泥棒石川五右衛門は、辞世の句で、こう謡ったという。

「石川や 浜の真砂は 尽きるとも 世に盗人の 種は尽きまじ」

世の盗人の種が尽きないのは今も昔も変わりがないが、泥棒まがいの悪事を重ねる新聞が、組合を作り新聞の犯した悪事を表彰する。

こんなブラックジョークには、あの五右衛門も煮え湯の釜の中で大爆笑しただろう。

そんなブラックジョーの大見出しは、沖縄タイムス一面に

本紙報道に大賞

「辺野古」問題

平和・共同ジャーナリスト基金賞

沖縄タイムスが大賞 ジャーナリスト基金賞
2014年12月3日 23:17
 平和や人権などの分野で優れた報道をした個人・団体に贈られる「平和・協同ジャーナリスト基金賞」の第20回受賞者が3日、発表された。沖縄タイムスが掲載した米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題を問う一連の記事が大賞を受賞した。琉球新報社の連載「日米廻り舞台―検証フテンマ」も大賞に選ばれ、沖縄県内2紙のダブル受賞となった。表彰式は13日、東京で開かれる。

 沖縄タイムスの一連の報道は、県民の大多数の反対にもかかわらず政府が強行する辺野古への新基地建設をめぐる内外の動きを丹念に追った。

 記事「辺野古刻々」、連載「辺野古強行」で現場の状況を伝え続けた。連載「辺野古NOそれぞれの理由」などで県民の反対の思いを、連載「沖縄を語る」「普天間問題の本質」などでは、県内の著名人や歴代の本紙基地担当記者らが、沖縄の歴史体験、普天間問題の経緯を踏まえ多角的、総合的に報じた。

 選考委員会は両紙の報道について「民意を反映した報道であることが分かる。ジャーナリズム精神を発揮している沖縄ジャーナリズムに経緯を表する」と評価した。

 ほかの受賞者は次の通り。

 【奨励賞】朝日新聞特別報道部の「原発利権を追う」(朝日新聞出版)▽明日の自由を守る若手弁護士の会の活動▽新聞うずみ火編集部(大阪市)の「新聞うずみ火」▽大風社が企画・制作した原子力に関する記録映画「無知の知」(石田朝也監督)▽毎日放送報道局の「見えない基地~京丹後・米軍レーダー計画を追う」【荒井なみ子賞】フリーライター・金井奈津子さん(長野県松本市)の「憲法をお茶の間に 中馬清福さんに聞く」(松本平タウン情報)

               ☆

琉球新報にジャーナリスト基金賞 「日米廻り舞台」

琉球新報 2014年12月3日  
  
 反核や平和などの分野で優れた報道をした団体や個人に贈られる「平和・協同ジャーナリスト基金賞」の第20回受賞者が3日、発表された。大賞の基金賞には琉球新報社の連載「日米廻り舞台―検証フテンマ」と、沖縄タイムス社の「辺野古新基地建設強行をめぐる一連の報道」が選ばれた。
 奨励賞は朝日新聞特別報道部の「原発利権を追う」(朝日新聞出版)など5点に贈られた。他の受賞者は以下の通り。
  【奨励賞】明日の自由を守る若手弁護士の会の活動(「これでわかった! 超訳 特定秘密保護法」の出版など)▽新聞うずみ火編集部(大阪市)の「新聞うずみ火」▽株式会社大風が企画・制作した原子力に関する記録映画「無知の知」(石田朝也監督)▽毎日放送報道局の「見えない基地~京丹後・米軍レーダー計画を追う~」
  【荒井なみ子賞】フリーライター金井奈津子さん(長野県松本市)の「憲法をお茶の間に 中馬清福さんに聞く」(松本平タウン情報)
(共同通信)

               ☆

 

毎年、年末に行われる「お笑い大賞」に参加したら、グランプリ間違いなしの沖縄タイムス「泥棒大賞」受賞である。

 

縄2紙が偏向度が激しいとは、今では全国的に有名な話。

沖縄に来て沖縄紙の紙面を見た県外の方が「(沖縄紙に比べたら)朝日が可愛く見える」「赤旗もびっくり」「ニュースペーパーというよりニュースメーカー」等など批判の言葉が尽きない。

今回の県知事選で沖縄2紙が行った、仲井真知事へのネガキャンは偏向新聞を通り越して当日記では犯罪紙と命名したくらい常軌を逸していた。

その犯罪の数々は改めて問題提起するとして、今回の沖縄2紙のジャーナリスト基金賞受賞は、仲井真県知事がいみじくも発言した二つの言葉により、その犯罪者的性格が見事に裏付けられたことになる。

仲井井真知事は、立候補決意をする以前の3月の時点で、沖縄2紙についてすでにこう発言している。

「(沖縄2紙は)特定の団体のコマーシャルペーパーだから購読しない」

そして、11月16日の知事選投開票当日、テレビで「翁長氏、当確」の速報が出た瞬間、仲井真知事はこうつぶやいたという。

「マスコミにやられた」

そう、仲井真知事は対立候補の翁長氏に敗北したという認識より、牙を向いて仲井真知事に襲い掛かる沖縄メディアの犯罪的報道に「やられた」と実感したのである。

 沖縄タイムスと並び、圧倒的占有率で「沖縄の世論は我々が作る」と豪語する琉球新報も「泥棒賞」を貰っている。

泥棒組合より「反戦平和は免罪符」のお墨付きを貰ったわけだから、今後沖縄2紙に逆らう勇気ある政治家は育たない、ということになる。

「泥棒賞」とはどんな類のものか。

>平和や人権などの分野で優れた報道をした個人・団体に贈られる「平和・協同ジャーナリスト基金賞」・・・

当日記が作った「反戦平和は免罪符」という造語は今では櫻井よしこ氏にも使用されるほど一般化されつつあるが、「泥棒大賞」の受賞により、「反戦平和」を唱えてさえおけば、泥棒まがいの犯罪行為でも免罪どころか表彰の対象になるということになった。

これで沖縄は「極左活動家の最後の楽園」と同時に反戦平和を叫ぶ「泥棒天国」ということになる。

そして、皮肉なことだが、同じ本日の沖縄タイムス社会面にその「泥棒天国」を象徴する見出しが・・・。

新報記者が無断録音

知事ら会合 県抗議に過失と説明


盗聴は泥棒の一種ですよ、新報さん

 

琉球新報記者、知事らの会合を無断録音

2014年12月4日 08:04

 琉球新報の記者が2日夜にあった知事ら沖縄県幹部による慰労会を無断で録音したとして、県は3日、新報社に口頭で抗議を申し入れた。県は「盗聴まがいで、記者のモラルを問題視している」と話した。新報社は「ICレコーダー(録音機)を置き忘れた。隠しどりの意図は全くなかった」と説明している。

 非公開の慰労会は那覇市内のホテルで午後6時から約2時間半開かれ、仲井真弘多知事や副知事、全部局長ら約20人が出席した。県と新報社によると、記者は入り口付近で発言内容を聞こうとしていたが県職員に制止されてその場を去り、スイッチが入った状態のICレコーダーが入り口付近の床に残った。

 県職員がレコーダーを発見し、再生すると会合の会話が録音されていた。別の録音には新報の記者の声もあり、持ち主が分かったという。県は「非公開の会合であり、階下に降りるよう何度も伝えていた」と話した。

 新報社は「軽率かつ疑念を招きかねない行為で記者に厳重注意した。一方、ICレコーダーの返却に応じてもらえない点は県の認識を確認したい」と述べた。

【おまけ】

 

沖縄メディアは偏向しているのか 米軍の「交流」イベントから考える藤代 裕之 | ジャーナリスト

 

2013年11月25日 10時50分

 

フライトラインフェスティバルに展示されたオスプレイ(DEEokinawa提供)

 

 

 

「沖縄メディアは偏向している」という意見が一部ネットを中心に存在している。沖縄県宜野湾市にある米軍海兵隊の普天間基地で開かれた交流イベントを事例に、報道の状況、米軍や地元紙の考え、街の声を大学生が取材した。

オスプレイ初公開イベントに7万人集まる

普天間基地で、2013年6月8、9日に交流イベント「フライトラインフェスティバル2013」が開催された。普段は立ち入る事が出来ない基地で、戦闘機やヘリコプターの展示などが行われる。入場ゲートは1時間以上の渋滞が発生、米軍によると過去最高の2日で7万人が訪れた。

目玉は、新型輸送機オスプレイの国内初の一般公開で、見学の行列が出来るほど注目を集めた。「フライトラインフェスティバル」でネットを検索すれば写真を公開している人もいて様子が分かる。来場者が皆オスプレイなどを見に来ているわけではなく、アメリカのような基地内の風景、ハンバーガー、チュロス、ミートパイといった食べ物、花火などを楽しむために家族で訪れる人も多いようだ。

大きな影響力を持つ地元紙

沖縄には琉球新報と沖縄タイムスという2つの地元紙がある(石垣島には八重山日報と八重山毎日新聞、宮古島には宮古新報と宮古毎日新聞がある)。

読売新聞の広告ガイドによると、両社とも発行部数は約16万で世帯普及率は27%、次に売れている新聞は日本経済新聞だが、発行部数は約6000で世帯普及率1%。読売新聞に至っては部数が1000を切っており、世帯普及率はたったの0.14%しかない。沖縄の人たちへの情報提供に2紙は大きな影響を持っていると言って良いだろう。

琉球新報と沖縄タイムスともに新聞協会賞などを獲得し、報道は高い評価を受けている。琉球新報は2012年に「米海兵隊のオスプレイ配備に抗う一連の報道」の連載で平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)賞奨励賞を受賞。沖縄タイムスは2013年に「オスプレイ強行配備をめぐる一連の報道」で新聞労連ジャーナリスト大賞特別賞を受賞している。

「偏向報道」の指摘も

琉球新報に掲載された意見広告琉球新報に掲載された意見広告

だが、これらの報道姿勢はまとめサイトやブログといったネットや一部の国会議員から「偏向報道」との指摘を受けている。

2013年3月に朝日新聞は自民党国防部会での小池百合子元防衛相の発言を「「戦っている相手は沖縄のメディア」小池元防衛相」との見出しで取り上げた。記事によると小池元防衛省は「沖縄のメディアの言っていることが本当に県民をすべて代表しているとは、私ははっきり言って思いません」と述べたという。

菅義偉官房長官は4月に就任後初めて沖縄入りした際に、普天間基地の県内移設に理解を求めるため、2紙と民放テレビ局を回り幹部と懇談する異例のメディア行脚を行っている。

「フライトラインフェスティバル」を地元2紙はどう報道したのだろうか。

沖縄タイムスは掲載なし。琉球新報は「オスプレイ展示 「普天間」一般公開、不安払拭狙いか」と報じている。戦闘機などの展示を紹介するだけで、交流面は取り上げていない。イベント当日にオスプレイ反対の意見広告を全面に掲載している。

米軍、地元紙の意見、そして街の声

海兵隊太平洋基地政務外交次長のエルドリッヂ氏によると、米軍基地では音楽イベントやフェスティバルなども開催、地元中学生の職場体験や東日本大震災の被災地の子供たちを沖縄に招待したホームステイなども行っているが、報じられることは少ない。「メディアにはプレスリリースを行ない知らせているが良い取り組みはメディアに取り上げて貰えない」と言う。

そこで、TwitterやFacebookの日本語アカウントを作り、基地の取り組みや、日常生活を発信している。 在日米海兵隊のTwitter(@mcipacpao)のフォロワーは2万を超える。

沖縄タイムスの平良武編集局次長は、偏っているという指摘に対して「立場の違いであり、沖縄県民の立場になって取材・報道しているだけで、それを偏向と呼ぶかどうかは読者しだい」と述べる。普天間基地移設問題についての報道でも、反対派だけでなく賛成派の声も掲載している。「賛成派は目立った行動はしないため、デモや集会で、目立つ活動の多い反対派のニュースが自然と増える」という。

街頭で行ったインタビュー街頭で行ったインタビュー

地元の人たちは沖縄メディアをどう見ているのだろうか。街頭でアンケート調査を行ったところ圧倒的な支持を得ていた。

45人に聞いたところ沖縄メディアを信頼している人は32人。一方、信頼していない人は13人で「基地問題を過剰に煽っている気がする」との理由が多かった。地元の大学生は「基地容認であっても言いにくい雰囲気がある気がする」と沖縄になんとなく存在する空気について話してくれた。

注:この記事は、法政大学社会学部藤代ゼミ生による取材を基にしています。ゼミ生は米軍取材時に昼食の提供を受けました。

 

藤代 裕之

ジャーナリスト

 

広島大学卒。徳島新聞社で記者として、司法・警察、地方自治などを取材。NTTレゾナントで新サービス立ち上げや研究開発支援担当を経て、法政大学社会学部准教授。関西大学総合情報学部特任教授。教育、研究活動を行う傍らジャーナリスト活動を行う。日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)代表運営委員

 



 

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