先月下旬、雪国植物園を軽く散策しました。大雪で季節の進みが遅いのかと思いきや晴天や高温の日が続いてあっという間に越後の春も進んでしまいました。５月に見る花が４月中に次々と咲いてしまいました。エチゴルリソウもそういう花の一つです。雪国植物園ではところどころ植栽した株があり、１ケ所まとまって見られる場所がありました。
比較的小さい花ながら色の鮮やかさでとても目立つ花。何とも言えないさわやかな青い色がいいですね。この花が大群生している場所があるのですが、最近訪れていないのでどうなっているのでしょうか。知人が自分が知るエチゴルリソウやシュンランがごっそり盗掘されたと嘆いていましたから、あるいはそんな憂き目にいあっているのかもしれないと懸念しています。
数十株といったところでしょうか。自然の自生地は少なくなっていて数株が時々見られることが多いのですが、かつて見た群生地は高密度でほぼルリソウ１種で埋め尽くされていた印象があります。