森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

ミヤマタニタデ

2021年09月30日 | 自然観察日記

久しぶりにミヤマタニタデに出会いました。深山の日陰に見られる小さなアカバナ科ミズタマソウ属の多年草です。小さな植物ですが時に群生しているため比較的見つかりやすい種かもしれません。新潟県内にもありますが主に県境の深山から亜高山帯にかけて自生しています。面白いことに県内ではこの種より少し大型のタニタデがありますが、このタニタデと分布が比較的かsなっているのです。やや低山にタニタデが広がっているもののほぼ両種が見られるようです。ただ、八ヶ岳山麓の蓼科大滝という狭い範囲での観察でしたからタニタデは確認できません。新潟と異なりタニタデは分布していないのかもしれませんが・・。

 

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ミヤマタニタデの果実

2021年09月30日 | 自然観察日記

花は残っていてもよさそうですがあいにく見つけられませんでした。果実がありミズタマソウ属の雰囲気をよく表しています。

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ミヤマタニタデの葉

2021年09月30日 | 自然観察日記

タニタデは50cmくらいにもなる種ですがミヤマタニタデはせいぜい20㎝くらいの大きさです。さらに葉の鋸歯が鋭く大きめなのがミヤマタニタデでタニタデは鋸歯はあるものの低く小さいものです。本種は鋭い鋸歯ですからミヤマタニタデになります。

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ウリカエデの果実

2021年09月29日 | 自然観察日記

別の地点でカラコギカエデの果実を観てきたばかりでしたから、ウリカエデの果実の違いが興味深いものがあります。色彩や2つの果実の接合する角度の違いが種を判断するのに役立ちます。

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ウリカエデ

2021年09月29日 | 自然観察日記

森の入口にウリカエデも見られました。たくさんの果実をつけているので紅葉の時期ほどではないですが比較的目に付きます。ウリカエデは新潟県内では見られないカエデで福島県以南の太平洋側に普通の亜高木です。雌雄異株のカエデといわれまた性転換するという話もあり神秘的な種です。

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ウリカエデの葉

2021年09月29日 | 自然観察日記

葉はいわゆる「カエル手」のような形ではなく鋸歯はありますが切れ込みの比較的浅い単葉です。葉は黄色く色づくことが多い種です。

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カワミドリ

2021年09月28日 | 自然観察日記

大滝への入り口の日当たりの良い草原にカワミドリの小さな群落がありました。8月はカワミドリの花の最盛期で高性の草が生い茂る中でも青い花がとても目立ちます。新潟県内でもほぼ全県的に時々見られるものですが決して多くなくむしろ珍しい種です。唯一弥彦山塊では密度が高い気がします。

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カワミドリの花

2021年09月28日 | 自然観察日記

穂状にたくさんの花が付いています。シソ科の多年草でしべが長く飛び出しているのがわかります。

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カワミドリの葉

2021年09月28日 | 自然観察日記

葉は卵状披針形というタイプで縁には鋸歯があります。対生します。一種のハーブで全体に強い匂いがあります。私はこの香りは嫌いではありませんが悪臭と感じる人もいるようでどこかのコメントにそんな記述がありました。

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クマヤナギ

2021年09月27日 | 自然観察日記

新潟に自生するクマヤナギと異なるのではと思いながらカメラに収めました。しかし、調べてみると同じクマヤナギと理解せざるを得ません。オオクマヤナギという種が存在するのですが花序の横枝の再分岐は見られませんでした。

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クマヤナギの葉

2021年09月27日 | 自然観察日記

オオクマヤナギよりは細長く小さめです。

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クマヤナギの幹

2021年09月27日 | 自然観察日記

大滝周辺でもクマヤナギの太いつるが大木に絡まって登っています。クマヤナギがはびこっている林は比較的光の入っているところで攪乱が起こった後のような気がします。

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ツノハシバミ

2021年09月27日 | 自然観察日記

ツノハシバミも新潟と共通種です。ほぼ全国的に分布している種だそうです。きれいな特徴ある実をつけていました。

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シナノキイチゴ

2021年09月26日 | 自然観察日記

キイチゴの仲間です。花も実もない株ですから面白みがないのですが葉をよく調べてみるとシナノキイチゴという名前が出てきました。ミヤマウラジロイチゴの品種だそうで葉裏が白くないものです。

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シナノキイチゴの葉

2021年09月26日 | 自然観察日記

葉は3~5小葉からなる奇数羽状複葉。葉の形からほかのキイチゴ類とは区別ができます。

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