これがオオゴマダラの成蝶です。ここで放し飼いにしていたのでしょうか、青息吐息の様子で横たわっていたものをちょっとポーズをとってもらったものです。日本には生息していない熱帯の蝶で、沖縄辺りではときおり迷蝶として見られるものだそうです。
ラン園の入り口にそれはそれはきらびやかなチョウのサナギが展示してありました。このメタリックで金色に輝くさなぎはオオゴマダラ蝶のさなぎ。何かの図鑑で見た記憶はありますが、実物を目にするのは初めて。わざわざ「作り物ではありません」という注意書きもあるくらい現実のものとは思えない代物ですね。
さなぎの頃は全くの無防備なのですから、こんなに目だっていいのでしょうか。自然の行うことは摩訶不思議なことで満ちていますね。何か嫌な臭いでもするのかな・・。
さなぎの頃は全くの無防備なのですから、こんなに目だっていいのでしょうか。自然の行うことは摩訶不思議なことで満ちていますね。何か嫌な臭いでもするのかな・・。
色とりどりのランが所狭しと飾られています。豪華絢爛そのものですね。先日のクリスマスローズとは趣が全く異なりますね。
そんな中、私にとっては桃源郷ともいえる景観の一つがこの絵のようなイメージです。水辺にマスデバリアなどの小型のランが咲く風景。そんな庭が造れればと昔々思い描いていましたが、実現しそうにありません。
そんな中、私にとっては桃源郷ともいえる景観の一つがこの絵のようなイメージです。水辺にマスデバリアなどの小型のランが咲く風景。そんな庭が造れればと昔々思い描いていましたが、実現しそうにありません。
ラン科の植物はもっとも進化した種とされていて、熱帯地方を中心に世界のさまざまな環境に適応し多種多様な形態をしながら生息しています。その数約15000種。ところが多くのものが形態や生態が面白いので観賞用に採取されたり、気候の変動などで種類の割には個体数は多くありません。非情に多くの種が絶滅危惧種になっているのが現状です。
ランは昆虫とともに進化した典型的な一群だと思いますが、この斑文様は一体どういう意味があるのでしょうか。一見しただけでは解決できない不思議が詰まっています。
それにしてもこれだけの大きなタイガーオーキッドです。株分けや実生で生育させたのならいいのですが、この展示にあわせて生息地からやりむりの山取りであったら悲しい話ですね。
ランは昆虫とともに進化した典型的な一群だと思いますが、この斑文様は一体どういう意味があるのでしょうか。一見しただけでは解決できない不思議が詰まっています。
それにしてもこれだけの大きなタイガーオーキッドです。株分けや実生で生育させたのならいいのですが、この展示にあわせて生息地からやりむりの山取りであったら悲しい話ですね。
世界最大のランが展示されているというので、安田のフラワーセンターのラン展に足を運びました。東南アジア熱帯林に自生するグラマトフィラム別名タイガーオーキッドというのですが、3m近くの草丈があってちょうど花盛りでした。ランは小ぶりのものが多い中でこの大きさはやはり圧巻です。
週末に雪山散歩をするために下見に出掛けました。例年になく多い雪でまだ150cmはあるようです。たまたま良いお天気に恵まれ、申し分のない山遊びの日になりました。タイトルは冬山散歩ですが、もう冬ではないですね。すっかり日差しが春になって、スノーシュー(かんじき)を履いて山行は汗がにじんできます。
小高い展望デッキの脇にはマンサクの花が一輪、たっぷりの日差しを浴びて輝いています。この里山の一番花です。「まず咲く」からマンサク、ぴったりですね。
マンサク越しに見る遠景は、魚沼三山が白い山体を見せています。目を細めながらこのロケーションは脳裏に刻みます。素敵です。この気持ち、伝わるかなぁ・・。(マルバマンサク)
小高い展望デッキの脇にはマンサクの花が一輪、たっぷりの日差しを浴びて輝いています。この里山の一番花です。「まず咲く」からマンサク、ぴったりですね。
マンサク越しに見る遠景は、魚沼三山が白い山体を見せています。目を細めながらこのロケーションは脳裏に刻みます。素敵です。この気持ち、伝わるかなぁ・・。(マルバマンサク)
率直な感想として、クリスマスローズのほとんどが下を向いて咲くのが難点でしょうか。もう少し頭を上げて咲いてくれると鑑賞する側も楽な姿勢で見れます。しかし、植物にとってはややうつむき加減というのが大切なことで、カタクリなどでも見られますが天候の不順な季節に咲かせるにはこうすることで少しでも雨の影響を避けているように見えますね。
キンポウゲ科の植物は変異しやすい性質を持っているものが結構あります。近いところでユキワリソウがあります。さまざまな変異がありますから、そこが一つの人気になる要素かもしれません。クリスマスローズもそれに似たところがありますから、新品種の創作にいろいろな方が取り組んでおられるのではないでしょうか。
丘陵公園のクリスマスローズフェスタに展示されているものはみんなすばらしいものです。原種ばかりでなく交配し作出されたいろいろな品種が独特な雰囲気をかもし出しています。いろいろな系統とか区分けがあるようですが、私にはよくわかりません。そこで育種家として出品されている本間正信さんの作品をいくつか羅列して、クリスマスローズの世界の一端を紹介しましょう。
これは園芸種。それにしても澄んだ白色の装飾花にひきつけられました。これは近いうちに流行になる種ではないかと思いますよ。性質も面白いですね。温度条件は分かりませんが、どうも冬場(昼が短い)に花を咲かせる種という説明でした。私の部屋にも一花あってもいいかな・・。