森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

シロキツネノサカヅキ

2017年04月30日 | 自然観察日記
春によく見られるキノコの一種。しかし、親不知でみたのは今まで観て来た個体の繊細で神秘的な感じがしません。どことなく野生的でごっつい感じ。大きさも一回り大きいようです。品種レベルの差なのでしょうが、別名をつけたい気がしました。そういえば色彩もやや肉赤色といいますか透明感がない赤色なのです。
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シロキツネノサカズキの拡大

2017年04月30日 | 自然観察日記
外側の汚れがひどいせいか本来の透き通った盃になっていません。それを考慮しても赤黒い感じの盃です。
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典型的なタイプのシロキツネノサカズキ

2017年04月30日 | 自然観察日記
別の場所にはかなり典型的な色彩をした個体がいました。大きさも小ぶりで前の個体と差があります。キノコに関しても複数のタイプが出てくるとなるとこの親不知辺りは何かあるのかななどと考えてしまいます。少々考えすぎでしょうか?
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エンレイソウ

2017年04月29日 | 自然観察日記
エンレイソウは越後の里山ならどこにでもある種なのですが、親不知海岸にある遊歩道では様々な色彩のものが狭い範囲で見られました。このエリアは茶系のものが多いようですがその濃淡が面白い。この個体は薄めのもの。なかなかいい感じで生育しています。
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エンレイソウの花の拡大 薄い茶系

2017年04月29日 | 自然観察日記
拡大した写真です。エンレイソウは花弁はなく花弁に見えるものはがくです。
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エンレイソウの花 濃い茶系

2017年04月29日 | 自然観察日記
この個体は濃い茶系の花。経験的に狭い範囲にいろいろなタイプの花が存在することは少なく、その地域では同じ形質のものが生育していると考えていました。しかし、親不知の海岸の散策道ではかなり異なるタイプの個体が共存するようです。エンレイソウも地域によってはかなり形質が異なる種として知られています。エンゴサクも変異に富む種。親不知は北アルプスが一気に海岸に落ち込む特異な地形をしている場所です。こういう環境と様々な変異個体があるということと関係があるのか、少々興味深いテーマです。
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ヤマエンゴサク

2017年04月28日 | 自然観察日記
先日エゾエンゴサクを載せましたが、その後親不知海岸に行く機会があってそこでヤマエンゴサクに出会いました。何がどう違うのかは、私は苞葉で見極めていますが、これが切れ込みのあるものがヤマエンゴサク。親不知海岸に自生していたものはどれも切れ込みのある苞葉を持っていますから、ここに生育している種はヤマエンゴサクと理解しています。
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ヤマエンゴサクの苞葉

2017年04月28日 | 自然観察日記
花の柄の元につく葉。切れ込のある葉です。
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ヤマエンゴサクの小さなタイプ

2017年04月28日 | 自然観察日記
ところが軽く歩いただけで様々なタイプのヤマエンゴサクが出てきて面食らっています。ある人はエゾエンゴサクは大きな花ミチノクエンゴサクは極めて小さな花、ヤマエンゴサクはその中間と言っていましたが、ここにはミチノクエンゴサクに近い大きさの個体もあればエゾエンゴサクサイズの大型の個体もあるのです。私の恩師であるI先生がエンゴサクは変異が多い、調べてみなさいなどと話されておられたことを思い出しました。なるほど、一筋縄ではいかない種だと感じました。
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ヤマエンゴサクの大きなタイプ

2017年04月28日 | 自然観察日記
この個体は小さな 個体に比べざっくり三倍は大きい花です。一瞬エゾエンゴサクかと思いましたが、苞葉の形質は切れ込みのあるもの。ヤマエンゴサクです。
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イヌコリヤナギ

2017年04月27日 | 自然観察日記
イヌコリヤナギも葉より花が咲きの種です。このヤナギも至る所にあり葉が特徴的ですから葉の季節の方が分かりが良い種です。でも、花の季節の姿も頭に入れておくのも意味のある事です。
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イヌコリヤナギの雄花

2017年04月27日 | 自然観察日記
これは雄株の雄花。少し小さめの花穂です。小鳥が並んで止まっている風情です。雌株が近くになかったので雌花の写真が撮れませんでした。
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カワヤナギ

2017年04月26日 | 自然観察日記
里山フィールドミュージアムに自生しているヤナギです。数種類いる中で最初に目立つヤナギ。ヤナギは花と葉がそろわないとなかなか判別できませんが、葉の出るタイミングと花の咲くタイミングでざっくり識別できるのだそうです。カワヤナギは花が咲くタイミングが葉が出るタイミングより早いグループでせいぜい亜高木。公園ではどれも低木。川筋に多く見られます。
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カワヤナギの雄花

2017年04月26日 | 自然観察日記
ヤナギ類は雌雄異株。雄株と雌株がありそれぞれ雄花と雌花が咲くわけですが、その両方を把握しないと理解したことにはなりません。この花にはおしべがたくさん見られます。葉があるといいのですが、花が終わったころに葉がはっきりします。
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カワヤナギの雌花

2017年04月26日 | 自然観察日記
これは雌花。先がに分裂した花柱が認められその下部(子房)はふくらんでいます。めしべです。
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