森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

アラシグサ

2018年02月28日 | 自然観察日記
茂った草の間に見慣れない花がのぞいています。アラシグサというユキノシタ科の多年草です。なんで「嵐」なのか不明ですが草むらに紛れていてほとんど目立ちません。高山帯の草地に自生するいわゆる高山植物。新潟県内にも見られ、県境の脊梁山脈の高山帯に点々と自生しています。
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アラシグサの花

2018年02月28日 | 自然観察日記
小さい花。終わったような花のようにも見えますが、花弁とがくがはっきりしない花で目下開花中のようです。一応5数性の花。おしべが5本確認できます。
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アラシグサの葉

2018年02月28日 | 自然観察日記
根生葉は長い葉柄をもつほぼ円形の葉身。深い切れ込みがあります。
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石畳の脇で見つけたアラシグサ

2018年02月28日 | 自然観察日記
室堂平の散策道は石畳でできています。その岩のくぼみにアラシグサの株がありました。あまり居心地がよさそうではありませんが、逆に他の競争相手がいない分住みやすいのでしょうか。岩の高さを風よけにしてあまり伸びないという作戦で適応しています。登山者に踏みつけられないことを祈ります。
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ミヤマリンドウ

2018年02月27日 | 自然観察日記
一見似ているのですが、弥陀ヶ原で見たタテヤマリンドウとは違う小型のリンドウがありました。ミヤマリンドウといいます。色が濃いのとやや大きめな花。何よりも違うのは花が茎の上部に数個かたまって咲きます。タテヤマリンドウは普通茎の先には1つの花です。
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ミヤマリンドウの花

2018年02月27日 | 自然観察日記
花は5つに割れ間に副裂片があります。その裂片は開出しさらに切れ込みがあります。
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ミヤマリンドウの葉

2018年02月27日 | 自然観察日記
タテヤマリンドウに比べ葉や茎がしっかりしています。ミヤマリンドウは多年草でロゼット葉はありません。タテヤマリンドウはハルリンドウの変種とされますからハルリンドウは越年草ですからタテヤマリンドウも越年草と思われます。
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ミヤマキンポウゲ

2018年02月26日 | 自然観察日記
ミヤマダイコンソウに似た黄色い花をもう一種。ミヤマキンポウゲです。花の季節はピークを過ぎていますから付近に状態の良い花が見つからず少々くたびれた感じの個体。この種はキンポウゲ科の多年草草本。見た目は似ていてもまるで異なる系統です。
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ミヤマキンポウゲの花

2018年02月26日 | 自然観察日記
ミヤマキンポウゲの花の特徴は何といっても光沢のある花弁でしょう。低地のキンポウゲの高山種。大群落を作ることがあるそうですが室堂平はどうなのでしょうか?花の季節が終わっていることと、あいにくの悪天候で遠くを見ることができませんでした。
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ミヤマキンポウゲの葉

2018年02月26日 | 自然観察日記
葉を見ると質感はバラ科ではないことが分かります。高山帯には黄色い花を咲かせる小さな種がまだあってしっかり理解するにはかなり勉強しなければなりません。今回は丁寧な観察をしていませんから他の種は気づきませんでした。
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ミヤマキンバイ

2018年02月25日 | 自然観察日記
ダイコンソウに似た花ですがこれはミヤマキンバイ。バラ科キジムシロ属の多年生草本。ややガレ場に近い場所が好きなようです。これもまとまって生育していますからある程度の広がりを持っています。いかにも高山の花のようですね。
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ミヤマキンバイの花

2018年02月25日 | 自然観察日記
ミヤマキンバイの花の特徴は花弁と花弁の間がなくがくは見えません。花弁の付け根の方にはやや濃いオレンジ色の紋があります。
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ミヤマキンバイの葉

2018年02月25日 | 自然観察日記
ミヤマキンバイの葉は3小葉からなります。 
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ミヤマキンバイの群落

2018年02月25日 | 自然観察日記
雪消えが遅かったのでしょう。まだ芽生えて間もない若いミヤマキンバイの群落です。わずかに黄色い色を見せてきたつぼみも散見されます。
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ミヤマダイコンソウ

2018年02月24日 | 自然観察日記
高山には似たような種が沢山あって種の区別に手こずることがあります。これはミヤマダイコンソウという黄色い花を咲かせるバラ科のダイコンソウ属の多年草草本。やや適湿な斜面にかたまって生えていました。ところがこの周辺には同じ黄色い花を咲かせるミヤマキンバイやミヤマキンポウゲも見られ、うっかりすると見逃しそうでした。
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