森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

フクロツチガキ 幼菌

2010年10月31日 | きのこ・菌類
なにやら得体の知れない丸い物体。樹の根に出来たこぶ?それともホコリタケの仲間のような・・・。実はキノコの仲間のツチグリの仲間の幼菌です。もう少し遅くなると、地面に星のような形で開いているものに出会うことがあると思いますが、これがその卵ですね。一瞬、何だろう?と戸惑ってしまう代物です。中を割ると白い組織が見えます。胞子をせっせと形成している最中なのでしょう。フクロツチガキの成菌がそばに見られましたからフクロツチガキとおもいます。
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フクロツチガキ 成菌

2010年10月31日 | きのこ・菌類
別の場所ですが成菌がありました。それでもまだ胞子が完熟していないので球体のところを押しても煙状の胞子が余り見られません。開いたばかりなのでしょうか。
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ノウタケ

2010年10月30日 | きのこ・菌類
変り種キノコの部類に入るのでしょうか。ホコリタケの仲間のノウタケです。「ノウ」は「脳みそ」のノウで、そういわれればなんとなく脳にみえますね。大きなものもあるかも知れませんが、6~7cmくらいの球状のキノコで、熟すと割れて中から胞子が出てきますが、ホコリタケのように煙状になって飛び散ることはないようです。液状になって崩れるといったほうが当たっています。若いうちは食べれますが、味のほうは期待するものではないと思います。
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タイリンヤマハッカ

2010年10月29日 | 自然観察日記
カメバヒキオコシといったほうが良く分かる方もいるのではないでしょうか。葉がカメを連想する形ですから覚えやすいのですが、日本海側に分布する種はタイリンヤマハッカといいます。しかし、ハッカの匂いはしません。カメバヒキオコシに比べ花が大きいのは確かですがそれ以外にどこが違うか見極めが付きません。
比較的遅くに花が咲いてやや寂しくなった里山や山の裾野を彩ってくれます。
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モンキアゲハ ①

2010年10月28日 | 自然観察日記
バラ園に珍客が現れました。秋バラの花の蜜を吸っているモンキアゲハです。僕が子どもの頃にはきわめて稀な蝶ということになっていて、このモンキアゲハは垂涎の存在。ですから柏崎から下った笠島という海岸沿いでこのモンキアゲハを採集したときはそれはそれは大変な興奮ものでした。今ではときどき長岡でも見かけるようになった蝶です。温暖化の表れなんでしょうね。
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モンキアゲハ ②

2010年10月28日 | 自然観察日記
今年は例年のような秋バラが多く咲かない中でモンキアゲハの訪問はちょっと嬉しい出来事。この品種は蜜が沢山出ているのでしょうかそれとも秋のバラは香りがいいのでその香りに誘われたのでしょうか。
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シータテハ ①

2010年10月27日 | 自然観察日記
秋はチョウの種類が減ってきますが、この時期に特によく目に付く種があります。タテハチョウの仲間がそれで、シータテハがサワヒヨドリの花に集まってきていました。
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シータテハ ②

2010年10月27日 | 自然観察日記
翅の横から見ると「Cの字」の紋様(白く小さい)が見られます。この紋様から名前が付いています。似たものに「Lの字」が見られる種がいてエルタテハといっています。
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ヤクシソウ

2010年10月26日 | 自然観察日記
柔らかい感じのキク科の花。これは山の中の日当たりの良い場所に時折見られます。アキノキリンソウかと思って近づいてフクオウソウとわかりました。枝分かれが大きく広がって花を沢山つけます。アキノキリンソウがまとまって付くのとは花姿はかなり違いますね。かなり遅くまで花を楽しませてくれる種です。
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スズメガの仲間の幼虫

2010年10月26日 | 自然観察日記
ツリフネソウの葉を食害していた芋虫。スズメガの仲間の幼虫です。尾部にとんがった角みたいなものが特徴で、それよりもっと特徴的なのは擬態の一つの目玉模様です。本当の頭は先のほうに小さなものがあるのですが、驚かすと縮まって丸くなり脇のほうの目玉模様が大きくなってきます。弱い虫ですから懸命に身を守る工夫をしているのですね。
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イヌタデ

2010年10月25日 | 自然観察日記
アカマンマというと名前がいいかもしれません。どことなくほのぼのとした響きがあり好きですね。私は余り経験はありませんが、ままごとの主要な素材であったようです。どこにでも見られる野草ですが、秋が進むにつれてこういう草花に目が行きます。タデの仲間も紛らわしいのが沢山あります。同じ原っぱでもイヌタデばかりではありませんからそういう意識で観察するといろいろなタデが見えてきますよ。
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オオイヌタデ

2010年10月25日 | 自然観察日記
アカマンマの隣には大型のオオイヌタデが咲いていました。白い花の個体も多いのですがここの原っぱは桃色の色が付いているのが多いですね。花が重いのか先がしなだれています。大きいことと花がしなだれることを除けばイヌタデと区別しにくいので、昔はまとめてアカマンマで通っていたのかな・・・。オオイヌタデはイヌタデより少し荒地を好むようです。
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ホトケドジョウ ①

2010年10月24日 | 自然観察日記
これは「越後」の名前を学名に持つとても貴重な種です(学名:レファ、エチゴニア)。絶滅危惧種で厳重な保護が必要な種です。このドジョウがここ里山フィールドミュージアムには沢山増えました。最近は園内湿地の水辺で簡単に採取できるまでになっています。
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ホトケドジョウ ②

2010年10月24日 | 自然観察日記
写真は憎たらしそうな写りですが、結構可愛いドジョウらしくないドジョウです。長さは短く太チョ。色は茶色系。里山のそれはそれは水がちょろちょろ流れるみたいな細い川に生息しています。
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ホトケドジョウ ③

2010年10月24日 | 自然観察日記
左がホトケドジョウで右は普通のドジョウです。あとシマドジョウがいて里山フィールドミュジアムでは3種のドジョウが観察できます。
目下里山フィールドミュージアムには「自然館」が建設中でH24年春には開館するのではないでしょうか。そのときにはホトケドジョウがこの館での主要な展示物になるはずです。
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