森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

エゾアジサイ

2020年02月29日 | 自然観察日記
日本海側に生育するとされるエゾアジサイです。多雪地域の山地の林床で見られますから新潟でもごく普通にみられる種です。白山の砂防新道にはあちこちに見られました。
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エゾアジサイの花

2020年02月29日 | 自然観察日記
エゾアジサイはヤマアジサイよりは幾分花序や葉が大きく花は青い色になるのが大きな特徴です。しかし、装飾花はそれほど青くはありません。花期のピークは過ぎていることなども起因して白っぽく見えるのだと考えています。わずかに青みを帯びていてヤマアジサイの白い花とは違うようです。白山はエゾアジサイが生育する山域と考えています。
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エゾアジサイの葉

2020年02月29日 | 自然観察日記
葉はヤマアジサイに比べ厚みがあり光沢をもつとされます。
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コアジサイ

2020年02月29日 | 自然観察日記
コアジサイです。白山の山域は日本海側多雪地という共通項があってもこの種は新潟では見られません。コアジサイは主に関東以南の太平洋側に生育しているとされるのですが、白山地域に分布を広げてきていると考える必要があるのでしょうか。こういう現象がとても面白く好奇心を掻き立ててワクワクさせられます。山歩きをやめられない一つでもあります。
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ソバナ

2020年02月28日 | 自然観察日記
ソバナは本州・四国・九州の山地に見られる種だそうです。いつも新潟や東北では奥山でしか見ていませんから北方系の種くらいにしか思っていなかったのですが、北海道にはなくむしろ南の四国九州に自生する種と知って少し驚いています。
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ソバナの花

2020年02月28日 | 自然観察日記
ソバナはツリガネニンジンと同様山菜として利用されているのですが、ツリガネニンジンはトトキとよばれているのにソバナの山菜名は聞きません。私はいずれも可哀そうで食したことがありませんが美味しい山菜なのだそうです。ソバナの名前の由来も最近知りました。山仕事をする人を杣人(そまびと)というそうでその人が使う杣道沿いによく見られる種というところからソバナという名前になったとか。知らないことが多いですね。
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ソバナの実

2020年02月28日 | 自然観察日記
ソバナは下向きに咲く花で果実も下向きになっています。花や果実を見ればキキョウ科の種であることがすぐにわかりますが、キキョウは花や果実は上を向いています。ソバナは傾斜地にキキョウは平地に見られることと関係があるのでしょうか。
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ソバナの葉

2020年02月28日 | 自然観察日記
ツリガネニンジンは茎に輪生するのにソバナは互生しています。葉は長い柄のあるも卵形をしています。
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イワアカバナ

2020年02月27日 | 自然観察日記
イワアカバナです。高山種というほどではありませんが山奥に行かないと出会えない種です。里山のアカバナに似ているものの普通小型に見えますがこの個体はそれほど小さいという感じがしませんでした。水気が好きですから沢筋など湿ったところによく見られます。
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イワアカバナの果実

2020年02月27日 | 自然観察日記
花があるのですが雨に濡れてすべてしぼんでいます。本当はめしべの柱頭の形で種を分けることが簡単なのですが今回はできません。アカバナの仲間の果実は細長く熟すと綿毛を持つ種子が出てくるタイプです。花の色はアカバナに比べ白っぽくかなり薄めです。
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イワアカバナの葉

2020年02月27日 | 自然観察日記
イワアカバナの葉は葉柄はないものの付け根は次第に細まっています。アカバナの葉は基部が丸くなっているのとの差異が今回の決め手です。
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オガラバナ

2020年02月26日 | 自然観察日記
雪で押されて傾倒したオガラバナが登山道脇にありました。近畿以北に分布するとされる北方系のカエデです。別名ホザキカエデともいわれ花序が穂状になって立ち上がるという変わった性質を持ちます。季節柄花から実った果実が沢山実っていました。
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オガラバナの果実

2020年02月26日 | 自然観察日記
穂状の花序を持つのですが結実したのは基部のほうだけで上部の花は結実できていません。雌雄同株の種とされてはいるものの一つの花序には100以上の花が付きますが雄花と両性花が混在しているものもあれば雄花だけのものもあるのだそうです。結果、果実はごく少数のものが基部についている状態になるようです。
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オガラバナの葉

2020年02月26日 | 自然観察日記
掌状に切れ込んだ葉は光沢をもっているため雨上がりの中輝いていました。
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キリンソウ

2020年02月26日 | 自然観察日記
キリンソウです。分布は広いのですが普通岩場など荒れ地に見られる種です。しかし、砂防新道の樹林下に生育していました。適地でないと見えて単独でひょひょろとした草姿で株立ちになって生育しているいつもの姿ではありません。
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