登り口の植え込みの間に自生種のクサイチゴが花を咲かせていました。そろそろツツジの花が咲く頃ですが、クサイチゴの花の方が存在感があって輝いていました。
クサと言っても木本です。キイチゴの仲間。モミジイチゴは下向きですが、花は上を向いて咲きます。純白の大きめの花はとても目を引きます。
花弁が散った直後の様子。めしべとおしべが多数ある形態をしています。果実はいちご状で甘く食べれます。とはいっても最近口にしていませんのでクサイチゴの味を思い出せないくらいです。結構おいしかった気がします。
葉は奇数羽状複葉で５～３枚の小葉があります。花枝につく葉は３小葉でした。新潟にも普通にある種ですがモミジイチゴより自生する場所は少ないようです。
