森の案内人 田所清

自然観察「独り言」

セントウソウ

2018年05月07日 | 自然観察日記
春細かな花を咲かせる小型のセリ科多年草。この種は北海道から九州まで山野の林縁などで見られる普通の種とされるのですが、新潟県内ではかなり事情が異なる種です。阿賀野川沿いと弥彦山塊、佐渡というラインで見られる分布が偏った種です。その他の箇所での最終の記録がわずかにありますが、ほとんどこのエリアに限定されます。そのセントウソウですが群馬の渡良瀬川沿いに見られました。群馬県内での分布はどうなっているのか分かりませんが、おそらく全県的にまんべんなく生育しているわけではないと予想します。
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セントウソウの花

2018年05月07日 | 自然観察日記
セリ科の種ですから花弁は5枚。いずれも大きさが同じようです。とはいえとても小さな花ですからせいぜい2mm。
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セントウソウの葉

2018年05月07日 | 自然観察日記
セントウソウの名前の由来は判然としません。葉は変異が多いことになっていますが、柔らかい葉でニンジンのような形状です。
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