介護度2の母親の足腰は2月の退院時に比べ、
少しよくなってきた。
デイサービスも初めの1ヶ月は理由をつけては、
行きたがらなかったが、最近は楽しみにしている。
そんな母親の近頃の様子、
夜中、寝ているはずの母が、いろいろと話をするのである。
寝言とも違う気がする・・・内容もしっかりと聞き取れる。
朝、起きてきた母に聞いてみる・・・全然憶えていない。
家族は寝不足になる・・・。
介護に直面して我が家に様々な問題が浮き彫りになってきた。
嫁である家内の負担、義理の母親への態度からくる精神的ストレス。
家族関係の課題が明確になり、現実の責任と行動がはっきりしてくる。
介護問題は大きく分けて、2方向から見てみると・・・
国の政策・制度の進化と、
家族がどう立ち向かうか・・・
3本目の台本『ソーシャルセキュリティー』も結末は、
そんな家族の現実の問題を、
立ち向かっている様子から観客に、
親子の関係から先祖に至るまでを表現し、
家庭再構築・・・
家庭介護のモデルを暗示できればと考え、
追い込みに入ります。