明日(11月10日)、宮崎県日向市の豊島高校で、4コマ4時間弱の防災ワークショップを頼まれている。
羽田・宮崎経由で彼の地に向かうJRの車中で、モノを考える。
1ヶ月ほど前、中越沖地震から10周年を迎えようとしている長岡・小千谷周辺を旅して、
FBにこのような書き込みをした。
*****
某月某日、某所で発した「旅の坊主」の一言。
生き延びた者にとっては「絆」であったのだろうが、
不幸にしてお亡くなりになった方が言いたかったことは
「絆」ではないと思うのだが。
*****
金曜、土曜と静岡県地震防災センターで行われた地域安全学会に参加されたMさんと、
静岡ではなく宮崎でお会いして議論させていただく。
テーマは、ファシリテーター養成講座のあるべき姿。
「パッケージ化されたプログラムを教えてくれれば、出来るようにしてくれればそれでよい、
という人を育てればよいのか」、
あるいは
「共に考えてくれる仲間を育てたい」なのか。
パッケージ化されたプログラムを名乗るからには、もちろん間違ったことを教える訳にはいかない。
ただ、世の中には、間違った防災の常識は山ほどある。
その「間違った防災の常識」を打破するようなプログラムが出来ればそれでよい、
ということ、ではあろうが……。
「避難所に行かないことが防災!」と、この直前に書いた。
それが自助のあるべき姿であろう。
絆という言葉はきれいな言葉だが、
どれほどの絆があっても「安全な場所」「安全な建物」に住んでいなければ、
災害でお亡くなりになってしまうかもしれない。
毎度のことながら「予防に勝る防災なし」
では、パッケージ化されたプログラムの最後に、
「皆さん、予防が大切ですよ!」ということは、
「防災の物語」になるのだろうか。
否、「防災の物語」に値するものなのだろうか
羽田・宮崎経由で彼の地に向かうJRの車中で、モノを考える。
1ヶ月ほど前、中越沖地震から10周年を迎えようとしている長岡・小千谷周辺を旅して、
FBにこのような書き込みをした。
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某月某日、某所で発した「旅の坊主」の一言。
生き延びた者にとっては「絆」であったのだろうが、
不幸にしてお亡くなりになった方が言いたかったことは
「絆」ではないと思うのだが。
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金曜、土曜と静岡県地震防災センターで行われた地域安全学会に参加されたMさんと、
静岡ではなく宮崎でお会いして議論させていただく。
テーマは、ファシリテーター養成講座のあるべき姿。
「パッケージ化されたプログラムを教えてくれれば、出来るようにしてくれればそれでよい、
という人を育てればよいのか」、
あるいは
「共に考えてくれる仲間を育てたい」なのか。
パッケージ化されたプログラムを名乗るからには、もちろん間違ったことを教える訳にはいかない。
ただ、世の中には、間違った防災の常識は山ほどある。
その「間違った防災の常識」を打破するようなプログラムが出来ればそれでよい、
ということ、ではあろうが……。
「避難所に行かないことが防災!」と、この直前に書いた。
それが自助のあるべき姿であろう。
絆という言葉はきれいな言葉だが、
どれほどの絆があっても「安全な場所」「安全な建物」に住んでいなければ、
災害でお亡くなりになってしまうかもしれない。
毎度のことながら「予防に勝る防災なし」
では、パッケージ化されたプログラムの最後に、
「皆さん、予防が大切ですよ!」ということは、
「防災の物語」になるのだろうか。
否、「防災の物語」に値するものなのだろうか