「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

「連続更新1ヶ月」

2014-11-01 22:21:04 | 日常の一コマ
3日坊主が常の「旅の坊主」としては珍しく、何とか1ヶ月の連続更新を達成することが出来ました。

2010年9月、国際協力機構(JICA)の中米広域防災プロジェクトに携わることになり、
中米・エルサルバドルに派遣されてから半年ほどの間は、かなり頻繁に更新することが出来ました。

しかし、派遣途中の東日本大震災。日々の活動に追われて、なかなかブログ更新も出来ず、
それ以降、休眠状態が続いていたような状況でした。

思うところあって、というほどではありませんが、この10月から更新を再開、
何とか1ヶ月の連続更新が出来た、というところ、です。

日本における防災・危機管理研究は、
東日本大震災を契機に新しい時代に入った、と言いたいところですが、
まだまだ「ニセモノとは言わないまでもホンモノとは言い難い」ものがあふれている、
というのが、率直なところです。

「お前さんが言っていることがホンモノかね?」と問われることもあるでしょう。
その判断は読者の皆さんにお任せしたいと思っています。
でも、読み比べてもらえたならば、「他のものとは何かが違う」、
ということには気づいてもらえるのではないか、と思っています。

もちろん、1日当たり1000字前後をたかが1ヶ月、ですから、
防災・危機管理の全体像からすれば微々たるもの。
でも、継続は力なりを信じて、少しずつでも変えていけるよう、
書き続けていかなくては、と、思っています。

防災・危機管理のあるべき姿を具体化することは、決して容易ではありません。
何せ「先立つものは金」ですから。

でも、その前に、問題の姿を正しくとらえているのかどうか、
そのことをしっかり問いたいと思っています。
間違ったことに全力を投入しようという防災論議からは、
やはり脱却させなくては、と。

この時代、こういう職業を選んだ者の、それが社会的な責任でもあると思っています。

何とか1日100名ほどの方々から見ていただけるようになりました。
これらの方々のご期待にそえるよう、またその輪が少しずつでも広がっていくことを願いつつ、
明日のネタを考えなくては、です。

引き続いてのご愛顧、よろしくお願いします。