「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

トレス・エルマナス村での活動初日

2011-05-12 23:11:04 | 中米防災協力(プロジェクトBOSAI)
中米時間 2011年5月12日(木)

8時半にホテルを出発、パン・アメリカン・ハイウェイを西へ。
途中、道を北に入り、カピラ市のトレス・エルマナスの村へ。
この日から3日間、彼の地での住民参加型堤防建設工事に携わる。
彼の地へは2回目の訪問となる。

コスタリカのカーニャス市で展開中のものは、
古タイヤを使ったものだが、
トレス・エルマナスでは、コア材にソイルセメントを用いて不透水性を確保、
その両側に「蛇カゴ」を副えて水流からコア材を守るという仕組み。

ソイルセメントの基礎の上に、
横から見ると凸型にコア部分が試験施工されている。
高さ約50cm、幅約1m、長さ約6m。
これを整形して(つまり両脇を削って)、
幅50cm、高さ50cmのコアを作るまでが今日の仕事。

ソイルセメントを扱うのは今日が初めてだが、
人力だけでしっかりしたものが出来るのだなぁ、と、
ひたすら感心。

また、コンパクション(地面を突いて固めること)次第で、
こんなに硬さが異なるものなのだなぁ、というのも確認できた。

土木の施工におけるコンパクションの意味、
しっかりと理解しておかなくては……。

夜は、馴染みの韓国料理店まで、ちょっとしたお散歩。
白いご飯、漬物(キムチ)があれば、生きていけるなぁ。
そんなことを改めて感じた夜であった。



                     (中米時間5月23日夜 遡ってアップ)

拙ブログ(5月2日分)、遡って追加・更新しました

2011-05-12 05:40:37 | 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)
パナマ時間 2011年5月11日(水)午後3時半過ぎ
日本時間 12日午前5時半過ぎ

5月2日分として、
「コスタリカ・サンホセ市にて日本大使館表敬、CNE表敬など」

http://blog.goo.ne.jp/tabino_bozu/e/d39a0d441c478630c94b3157137b35f9

遡って追加・更新しました。