「旅の坊主」の道中記:常葉大学社会環境学部・小村隆史の防災・危機管理ブログ

日本唯一の防災学部はなくなっても、DIGと防災・危機管理を伝える旅は今日も続いています。

ホンジュラス出張を振り返りつつ

2011-01-28 23:58:02 | 中米防災協力(プロジェクトBOSAI)
活動の6~7割は現場で。

その「あるべき姿」からすれば、
わずか1泊2日のホンジュラス・チョルテカへの出張であったが、
いろいろなことを考えることの出来た2日間であった。

そして、本拠地に戻り、この2日間の活動を振り返る時、
さらにいろいろなことが見えてきたように思う。

はっきり言えば失敗もあった。

市長に署名をしてもらった文書は、実はまだ調整中の代物。
兄弟プロジェクト「プロジェクトTAISHIN」からの確認がなく、
本来ならば「文案に問題ありませんね」の「仮調印」にとどめておくべき性格のもの。
良い気になって、写真など撮っているのだから、何をかいわんや、ではあった。
その旨、Sリーダーからのメールには明記されていたのだが……。

まぁ、あの場で署名まで持っていかなければ、
また出直しという可能性もあったことを考えるならば、
必要な「フライング」であったと思うことにしよう。
何、後で取り戻すことは可能であろうから。

出張中の業務メモをまとめ、論点を洗い出す。
また、ホンジュラス事務所のKさんとの話し合いを思い出しつつ、
Sリーダーと意見調整。

パナマからは、先日要望した調査項目への答えらしきものが届くが、
いずれも???という代物。

仕掛けの腹案を用意してくれ、というのは、
そもそも無理な期待ではないか、ということらしい。
実行可能な範囲を良く良く見定めよ、ということ、か……。

14時半を過ぎて、Sリーダー共々、
中米大学内に事務所を構えるお隣さんプロジェクト、
「プロジェクトTAISHIN」のコーディネーター、
母校の先輩でもあるBさんを訪ねて、チョルテカ出張の顛末を報告。
その後の対応について議論する。
2月初旬、重機を入れて行う整地工事の監督には、何とか人を出してもらえそう。

オフィスに戻り、諸々の雑事が続く。

Sリーダーのマツダ車は修理中のため、
18時近く、内務省ビル前で客待ちをしているタクシーにて帰宅。
流しのタクシーを一人で使うには、まだまだ修行が足らないらしい。

帰宅後は、
オイルサーディンなどをつまみつつ、
いつものように、メールや原稿書きなど。



                          (1月30日アップ)